昨日は小さいながらも自分のコミュニティを運営している方とzomさせて頂きました。
なんかやたらと
「小さいんで…」
「メンバー少ないんで……」
と、言っていたけど・・・大きさなんて今の時代関係なくないか?
「濃さ」の方が大事ですとお伝えしましたが、、
その「濃さ」を追求するあまりに
かなり悩んでおりました。
一言で言うと
「問題児」をどう取り扱うか? です。
やはり人間。
集団になれば色んなタイプが集まるので
全員が上手くいくなんてことの方が無理。
しかも少人数での「1人の問題児」はかなり厄介。
その時にどう対応するのか?
運営者の腕の見せ所ですが・・・
そこで久しぶりにこのエピソード↓を話しました。
最近は余り馴染みのない言葉だと思われる
「腐った蜜柑」
の話です。
大学ラグビー部時代にコーチから。
社会人になって上司から。
いやあ、見栄面といいイントネーションといい
「腐った蜜柑」
という言葉は強い言葉です。
正直、僕が知っている日本語の中でもTOPクラスにインパクトのある言葉だと思います。
この言葉が世の中的に広まったのは間違いなく
金八先生のドラマからでしょう。
ちょっとググりました。
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1980年から1981年にかけて放送された、ドラマ「3年B組金八先生」の第2シリーズで教師役の武田鉄矢が不良少年の悪影響を例えて言った言葉。
箱の中に一つの腐ったミカンがあると、他のみかんにも腐敗が広まることから、一人の不良少年がクラス全体に悪影響を与えることを表現したもの。
「腐ったみかんの方程式」ともいう。
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この言葉の本質は
・ダメな人間が周りに影響を及ぼすということ。
本人だけじゃなく、周りまでに影響を与えることが厄介だと言うこと。
ダメな人間が一人勝手にダメになってくれればいいが
組織やチームだとそういう訳にはいかないということです。
だから指導者やリーダーは
「腐った蜜柑を早めに積む」という表現もあります。
最初に聞いた時に、ほんと厳しい言葉だな~と思った次第です。
だって、、逆もあるじゃないですか?
一人、素晴らしい人が現れるだけで
チーム全体がよくなる、、みたいな。
でも、「腐った蜜柑」という言葉の逆、、
そういう人=周りに良い影響を及ぼす人に対しての言葉ってないんですよね~
強いて言えば、
「朱に交われば赤くなる」
「郷に入ったら郷に従え」
とかかな、、違うよな・・・・
何よりも、腐った蜜柑に比べると相当インパクト弱い……。
博報堂時代の新人の頃はこの
「腐った蜜柑」という表現が辛過ぎて、周りに迷惑をかけないよう死ぬ気で努力したことを今でも覚えております。
迷惑をかけたくない
自分だけじゃなくチームの足を引っ張りたくない。。
もう、そこには自分のやりたいこと・信念・夢や希望なんて何もなく
ただただ
「腐った蜜柑になりたくない」という気持ちだけでした。
そしてリーダー的なポジションになると今度は
「腐った蜜柑」が見えるようになります。
ヤバイ、、あいつを早めになんとかしないと
チームが崩壊する、、仕事が前に進まなくなる、、
今、こういう話をしても理解してくれる人が減ってきていることでしょう。
チームのため、人のため、組織のために動ける人が極端に減ってきました。
何よりも
「自分のためだけ」の思考。
別に僕は「自分のため思考」を否定しません。
周りなんか二の次、自分の幸せだけを突き詰めればいいじゃん!って思う。
だけど、残念ながら
「自分のため思考」の人は幸せになる確率が低い。
そりゃあそうだ。
人間1人で生きていける訳ない。
誰かがいるから自分が幸せになれる。
その「誰かのため」を考えられない人間に幸せな未来はないと言うことです。
ここ数年多くの
「自分のためだけ思考」の人に出会ってきましたが、、
このタイプとは一番僕は上手くいきません。
「自分のためだけ思考」と言いながらも周りを気使い、
いつも誰かの為に行動できている人が、いつだって幸せになっている。
何よりも、そういう人といる時間は最高に素敵です。
↑僕にとっての腐った蜜柑の反対言葉はこんな感じの人のことを指します。
イマイチ上手い表現が見つかりませんが、
少しでも伝われば幸いです。
自分だけでなく、周りにいい影響じゃなく
「悪い影響」を与える腐った蜜柑だけには死んでもなりたくないです。。
という感じで、、、
めんどくさいと思いますが、
「腐った蜜柑」には早めの対応を ですね!
ではでは