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今さら聞けない言葉集「Z世代」の話 笑

今さら聞けない言葉集「Z世代」の話 笑

先日、今の若者の特徴

「答え探し」から「やり込み」の時代へを投稿させて頂きました。

※その記事はこちら  ⇒ https://koi-comm.jp/blog/archives/7269

 

ビジネスにおいて、

「若者対策」
「若年層対策」

ということは定期的に謳われますが、実際にはなかなか上手くいかないのが大半です。

上手くいくケースといえば、SNSを活用した施策ばかり。

なかなか分かってそうで分からないのが

「若者の嗜好」

そんな理解が難しい属性のことを考えるより、世代や価値観の似ている人を研究しそこを攻略した方が効率的ではあります。

(ターゲット論って結局は自分視点)

なので、あまりこれからも「若者対策」について触れるケースはそんなに多くないと思います。。

ですが、流れで昨日「若者対策」に触れたので、今日も少しだけ若者について考えてみたいと思います。

▼ 定期的に訪れる「今更聞けない言葉集」w

打ち合わせ中や会話中で、何気なく発せられる単語の中に・・・

「ん?なんだその言葉?」

というのに出会う機会が読者様もたまに経験されると思います。

本当は話の流れを止めてでも意味を聞きたいんだけど、

なんとなく大人な僕らは

「今さら聞けない」
「ていうか知らないの俺だけ?」
「聞いたら恥ずかしい・・・」

という感情の方が優先されドスルーすることに。

もっというと、分かった風に演じることになる。

正に1ヶ月前の打ち合わせの僕です。

「ほんと今の若者は
 『Z世代』だから。

 ネット中心じゃない
 リアル指導は・・・」

また出た、「Z世代」

これ、、分かってそうで分かってないんだよな・・・

そのまま話をスルーしようとしたが、その時は捕まった。

「三浦さん、、どう思う?

 最近のZ世代について」

おいおい・・・でも、これ、多分、質問している奴も分かってないパターンかも?

と思って、

「先ほど誰かがおっしゃってくれたように
 リアルよりzoom・ネットをメインに考えた方がいいですよねー」

↑なんだ?これ?? 何も言ってない。。。

だけど、普通に流すことができました。

今回は流せたけど、また同じことになったら嫌だな~と思って、

帰りの電車の中でスマホを取り出し

「Z世代」で検索する僕の姿は想像に容易いと思いますw

結論から言うと、

Z世代=今の若者 ネットに強い 

間違いなく、これだけでも大半の「Z世代関連の話」は通じます。

ええ・・・所詮、皆んなそんなもんです 笑

ですが、折角調べたのでこのブログ読者様のあなただけにでもシェアさせてください 苦笑

(調べた時間を無駄にしたくない!www)

こういうワードの説明って気をつけないと、大学のつまらない授業と一緒になってしまうので頑張ります。

そもそも「Z世代」といきなり「Z」が出てきたのは理由があって、、

最初に若者たちを○○世代と言うようになった始まりは

「X世代」だったりします。

1950年代にハンガリー生まれの写真家・ロバート・キャパが出した『Generation X』というフォトエッセイが語源とされていて、

第二次世界大戦後の混乱を生きる若者たちをテーマにしたフォトエッセイにつけられた、このタイトルには「未知の世代」という意味が込められていました。

そして、その後の1991年頃、カナダの作家・ダグラス・クープランドが小説

『ジェネレーションX-加速された文化のための物語たち』を出版。

この小説がベストセラーになったことをきっかけとして、X世代という言葉が世界的に知られるようになったのです。

つまりまとめると、

戦後の新しい時代の価値観を持った人たちを「X世代」と名付けたのが始まりでした。

そこからアルファベット順に

X

Y

Z  ← 今ここ

んでもって、Zでアルファベットは終わるから次は「A」に戻るではなく、ギリシャ文字に移行して「α世代」になっている。

そもそも「アメリカ」でこの語源が生まれて日本にもやってきましたが。。

だからなのか文献を読むと、世界それぞれ

X世代
Y世代
Z世代

明確な定義や年齢設定がグチャグチャだったりします。

でも、やはり「言葉」として強いんでしょうな。。

こういうキャッチーなフレーズはすぐに浸透する。

ちなみに、日本ではなんとなく

■ X世代:1965年~1980年生まれの40代前半から50代後半人

■ Y世代:1981年~1996年生まれの20代後半から40代前半の人

■ Z世代:1997年以降に生まれた25歳以下の人

こんな分類をされています。

だから当然、Z世代が生まれた時は普通にネットのインフラが整っている。

生まれてすぐに物心がついた時から、何かしらのデジタル機器を触っている状態であります。

だから冒頭の方でお伝えした

「ほんと今の若者は
 『Z世代』だから。

 ネット中心じゃない
 リアル指導は・・・」

「先ほど誰かがおっしゃってくれたように
 リアルよりzoom・ネットをメインに
 考えた方がいいですよねー」

というような浅はかな発信でも正しいということになる。

逆に言うとそれ以上はかなり人それぞれの解釈に委ねられるところが大きいです。

・・・と、マジでこのくらいで情報は十分だと思います。

「Z世代」はもともとは「アメリカから発祥したX世代からの流れ」

という補足情報を知っているだけでも十分。

ですがこっからは僕の「解釈」も沢山入ってきますが、マーケティング視点やビジネス思考において僕が最も大事だと考える「Z世代」の話をさせてください。

今日触れる話は余りネット文献には載ってませんが、僕が大企業のマーケッターなら1番注目するところです。

少しでもこの世代のことを知っている人なら分かると思いますが、

なぜかX・Y・Zとあるのに、

「X」「Z」だけが何かとFOCUSされ
「Y」はシカトされる傾向にあります。

それはなぜか??

Xが始まりで、Zが「今」というのも理由の1つでありますが

僕が一番大事だと思うのは、

「Z世代の親がX世代」というところです。

厳密に言うと、Y世代の子供もZ世代にあてはまりますがまだまだ年齢としては若く、経済の中心ターゲットからは少し外れる。

違う視点で言うと、Y世代が若者メインターゲットの時の親はX世代でなかったりするので、子供だけがデジタルに強いという傾向であった。

だからバリバリのデジタルネイティブは

「親・子供」が「X世代+Z世代」 ということです。

特にX世代は、そのアナログ⇒デジタル化への流れをすべて目にしている。

過渡期を知っているからこそ、デジタル化のいいところ・悪いところ両方を知りうる最初で最後の存在とも言われます。

(最近、昭和の時代を何かと取りあげる
 MEDIAが多いのもX世代対策)

なんだかんだ若者の「購入行動」には親が関わる。

だから今のX世代へのマーケティングはデジタルに特化しても、財布の紐を握っている「親」の理解も早い というのが大きな仮説にあります。

10代・20代女性向けのイベントも、

(東京ガールズコレクション的なもの)

やっとネットでのチケット販売が始まりました。

今までは決済するのはどうせ親なのでネットだと嫌がる親が多かった。

この流れをもっと俯瞰的に見ると、

どう考えても選挙もいずれデジタル化されるべきであると考える。

やはり選挙の多くは高齢者によって行われる。

なぜ選挙をネット投票にしないのか?

色々議論されておりますが、1番の政治家からの言い訳は

「高齢者がめんどくさがるから」

と言います。

その高齢者の票を一番集めているのが自民党・・・なんですけどねw

若者の投票率が上がっちゃうと自民党が政権を保てなくなる・・・なんて話も。

でも、もうX世代がもっともっと歳を取ったらそんな言い訳通じなくなる。

果たしてどうなるのでしょうか?

それと、(まだ追加情報を加える俺。。。汗)

Y世代とZ世代のもう1つの違いは、、

特に日本にあてはまりますが、

なんとなく

Y世代=ゆとり

X世代=厳しい現実を直視ししている世代

とも、大きく分類されます。

だからか、色んな調査指標をみても何気にZ世代の社会や環境への意識の高さに驚かされます。

SDGsとかも今のZ世代は何気に関心高いんですよね・・・

職場では暗いけど、ネット上のコミュニティでは輝くZ世代。

ブランド品に拘りがなく、評価コメントや自分の価値観でモノを選ぶ傾向にあるZ世代。

昨日の話じゃないですが、何よりも
「効率性」を重要視するZ世代。

うーーーん、、、どう向き合うべきですかね???

間違いなく僕らX世代が言っちゃいけないのは

「今の若者は・・・」

「俺らの時代は・・・」

別にX世代とか関係なく、どの世代が言ってもウザイ言葉だった・・・苦笑

極論、人それぞれ全員個性を持っている。

一括りにまとめて

「Z世代だから」

「AB型だから」

と言うのはよくない。

ただ、折角なんでトレンドワードの最低限は抑えておいた方が、

結果、自分が生きやすくなるような気がします。

少しでも、今更「Z世代について聞けない」と言う方に

今日の記事が参考になれば幸いです。

では!

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Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。