こんにちは MR.KOIです。
僕は何度か話しておりますが、10年以上広告代理店に勤めていました。
なので、広告の知識はそれなりには溜まってます。
今は、本当に色んな事にチャレンジしており、正直昔の話しになりつつあって、、、でもやはり色んな所で、前職と形は違えど、広告の仕事は出て来ます。
このブログもおかげさまで、それなりに毎日アクセスを頂くようになり、、、特に知り合いからは、有り難いことに、
「三浦さん、大手広告代理店にいたんだし、広告の話しもっとして下さいよ〜」
という声も結構頂きました。
やはり広告学って皆興味あるのですね。
インターネットビジネスで成功する為には、やはり広告代理店の仕事を知っていることはとても強みになると思います。
滅茶苦茶「得」になるか?と言ったら、絶対とは言い切れませんが、間違い無く「損」はありません。
広告代理店って、代理店、、という名の通り、別にインフラがある訳でもなく、社員の「広告制作のアイディア」や「コンテンツ代理販売」が商売の中心にあります。
広告代理店がオリジナルで持っているコンテンツは「0」です。
テレビ番組・スポット枠と言われるCM枠はそりゃあ当然テレビ局のモノ。
オリンピックはIOCという団体が全て管理し、その日本窓口はJOC、サッカーワールドカップは当然FIFAのモノ。
アーティストのコンサートは当然そのアーティスト本人や事務所のモノ。
広告代理店ってCMづくりのイメージがありますが、やはりそのCMはメーカーさんのモノになります。(※これに関しては、メーカー・代理店・制作プロダクション、、とちょっと複雑ですが基本メーカーさんのモノとお考え下さい)
つまり言い方を変えると、世の中にあるいいコンテンツをそのコンテンツを持っている人の代わりに、販売しているのです。
????あれ??何かに似ていませんか?
そうです。アフィリエイターです。
自分でコンテンツ=教材を創る制作者は代理店ではありません。
それは完全にコンテンツの権利を100%持っている、テレビ局・タレント事務所・メーカーさんと同じであり、アフィリだけを行っている人は、広告代理店と同じ仕事だと考えられます。
そのコンテンツ(教材など)のよさを自分の媒体を通じて、セールスかける。
同じです。
なので、同じようなビジネスモデル、知っておいて損は無いと思いますので、僕なりの「広告批評」というのを、不定期ですが発信して行ければ、と思います。
ちなみに、広告代理店の特にクリエイターがよく見る、広告批評という雑誌があります、、ま、どうでもいいですね。
でも、いざ広告について書こう!と思うと、領域が膨大で、、、なので何が初回として相応しいテーマかどうか分かりませんが、上記にも出た「媒体」に付いて書こうと思います。
僕は入社するまで、「媒体」という言葉すら知りませんでした。
でも、この言葉、、、会話で出るわ出るわ、、、最後辞める日まで、マジで1日1回も言わなかった日が無いのでは??
そのくらい、重要なものです。
媒体とは、まあWikipediaみたいに、マニアックに語るつもりは無いですが、広告を掲載する場所、、つまり、「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」のあれです。
広告スペースとも言います。
この「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」をマス4媒体と言い、その他、、数を上げたらキリが無いのですが、電車・バス・映画館で始まる前に流れるあの枠・新宿アルタ前のビジョン・新幹線・看板・ポスター・タクシーの外、中、、etc...その総称、つまりマス4媒体以外を「非マス媒体」と言います。
今、広告業界も色々チャレンジしておりますが、数々の企業の広告費削減施策で厳しい状況なのは事実です。
殆どの媒体費の売上げは、マイナス成長です。
でもそのような状況の中、唯一、広告費が右肩上がりの媒体が存在します。
もう、お分かりですよね。
そうです、「インターネット」です。
「遂にインターネット広告が、雑誌広告費を抜く!」みたいな記事を見た方も、いらっしゃるのでは?
インターネット広告費は年々増加しております。
時代ですね、、、
ただ金額ベースではやはりテレビが圧倒的な市場です。
全体の広告費の中でのインターネット広告の割合は、15%位ですが、アメリカでは30%近くあります。
アメリカの数年後が日本、、という話しもあるように、僕の予想、、まだまだこのインターネット広告費は伸びます。
今のインターネット広告で言うと、あのYahoo! にアクセスしたTOPページの右上スペース、あの場所を『Yahoo! ブランドパネル』と業界では言いますがあの場所に1週間広告を載せる金額を聞いたら驚くと思います。
今のところ、日本のインターネット広告スペースでは、あそこが1番人気の場所です。
<広告代理店の本音>
「分かっているよ、インターネット大事だよ。でもさ、、やはりテレビを売った方が金額的にでかいし、昔からのビジネスモデルで行こうぜ・・・。何よりも、広告制作の依頼が来たら、、ホームページつくるだけで超~大変だし、、嫌だな、、、、」
これがマジで本音です。
そんなこと言っているから電通・博報堂も、サイバーエージェントとか、楽天とかインターネットを中心にしたビジネスモデルを形成した会社に、インターネット広告領域だけは遅れをとっているのです。
それが現状です。
はい、その通りです。僕もその一人でした。
色々企画を考え、提案し、
「あれ?この企画はインターネット広告を中心にした方がバイラルが起き易いのでは、、」
と思っても、やはりテレビ中心の企画を提案しています。
人間、、、そんなもんですよ。そんなもん。逆に提案される側も「は〜なんでインターネット広告??まずはテレビでしょ」という感じで聞く気ももたない感じです。
そういう意味では変な意味で需要と供給が一致していたので。
ただ、去年、電通がイギリスのどでかい広告代理店を買収しました。
これて見てどう思います??
「いや~広告代理店もグローバル化か~~」 ですよね
でも、違うんです。
電通の真の狙いは、この会社のグループ会社であるインターネット会社を手に入れることが本当の狙いだ、、と業界では騒然です。
遂に、電通がインターネット広告対策に本気になった、、と。
ITバブルの時、たくさんの広告代理店の人が退職して、インターネットビジネスを始め、億万長者になって悠々自適に過ごしておりましたが、その知り合いの1人が、
「ヤバい、、マジでこれから真剣にやらなきゃ。電通とか博報堂があまりインターネット広告に本気じゃなかったからうまくいったところもある。やはり電・博の人は優秀な人が多い。気を引き締めなきゃ」
なんて言ってました。
まあ、その人はもう遊んで暮らせるお金を稼いでいますけどね、、、
とにかく、広告業界は、これから先は、インターネット広告を中心に動きます
間違いないです
今日は以上です。
PS
結構な文字を書いて、「インターネット広告が大事」ということしか伝えられなかったです、、、。すんません。
どんだけ書かなきゃ行けないんだ??
嘘です。
読んで頂いている人に少しでも有益な情報を発信できれば!と思います
また次回の記事、頑張ります! 乞うご期待を!!