コピーライティング

コピーライターの憂鬱

コピーライターの憂鬱

 

先日、メルマガにも配信し、ブログにも投稿したファンビジネス初級篇…

やはり、情報発信でビジネスをしよう!と思っている人達からはたくさんメッセージを頂戴しました。

 

「うわーーー! タイムリーー!! 私のFacebookの投稿バランスはどうですか?」

「凄く勉強になりました! 中級篇・上級篇、お待ちしております!」

「イチイチ納得しました。3回読みました。」

 

などなど…

で、そんな中、素晴らしい視点の方からの質問。

 

「三浦さんはFacebook押しですが、今の時代タレントビジネスを考える上で、Youtubeはどうお考えですか? 三浦さんのご意見を下さい」

的なメッセージを頂きました。

さっすが! ◯◯さん!! いつも「目の付け処がシャープ」ですな〜

 

別にこの方はYoutuberじゃありません。

僕と同じようにメルマガやFacebookでの情報発信を通じて、マネタイズを模索している人。

さすがの視点です。

 

これからの時代、どう考えてもYoutubeは避けて通れない。

 

で、今の僕の結論。

ファンビジネスを考える上でYoutubeで顔出ししても良い人はこういうタイプ。

 

■ キムタク・福山クラスのルックスがある。

 

■ べしゃりが、スーパー得意。

 

■ ヒカキンのような明るくてギャグ系のブランディングを考えている人

(真面目・本格ブランドで行く人はかなり計算が必要…と言うか普通の人は無理)

 

■ 上記に当てはまらなくても、若くて真面目で素直な子

(若くて情熱がある映像は、すべてのクオリティを超える)

 

これに当てはまらない人は危険ですね。

というのは、やはり動画って普通の人が見慣れているのは「テレビ」。

競合はテレビ映像になってしまう。

それとの差はやはり、一気に「安っぽさ」が出てしまう。

 

腐ってもテレビ局。

優秀な人がかなりのお金をかけている映像ですよ?

それと戦う場合は、それなりの覚悟が必要になります。

映像を超えるノウハウや有益な情報のみにした方がいいと思います。

 

 

だから僕も対談動画やセミナー動画以外は公開しません。

それか、顔出し無しのキャプチャー動画での解説セミナー動画のみ。

 

折角この話になったので、もう少しだけ…(今日のテーマ止めようかな…笑)

 

■まだまだ今以上にこの業界がアングラだった時代、ブログ等で家族がいること、ちゃんとした家庭持ちで、しっかりとビジネスをしているんだ…という見せ方をした人は、アングラな業界の中、貴重な存在でお客様から「安心感」を獲得し、成果を出せた。

 

 

■プロダクトローンチが流行る。とにかく動画。

「えっ? それって誰でも稼げるんですか?? 凄く無いですか?」

 

 

■その流れで、一気に動画を使った安心感を狙う作戦が流行る。

ホワイトボードの前・くっそ汚い部屋で話している映像が乱立。

それでも、なんか安心感があり成果を出せた人続出。

 

 

■その流れも終わった今、動画=クオリティの時代。

 

 

■ちょい前にやっていた、小玉さん×小西さんのプロモーション動画を見れば一発。

ただ、動画をやればいいってもんじゃない。

 

こんな流れです。

つまり、Youtubeを使って動画を使って自分をブランディングしたいのならば、しっかりと演出も含めて計算してやらないと、大火傷します。

この業界で言うと、まだブランディングで使うよりも、パクリ動画が終焉の今、オリジナル動画を作って稼ぐのが主流です。

そちらに注力した方がいいと思います。

 

それでは、前段が異常に長いですが、今回のテーマに参りましょう!

 

▼  「言葉」を仕事にしている人の話

 

某有名コピーライターとの会話

多分業界TOP10に入る有名人。

ちょっと本人の名誉を損なう恐れがあるので、ここではAさんで。

 

Aさん

「三浦君って、慶應でスポーツやってたんでしょう?」

 

三浦

「ええ。体育会でした! なので頭脳じゃなくて体力採用です…」

 

Aさん

「そうなんだ〜 いいな〜〜 モテたでしょ?」

 

三浦

「いえいえ…勘弁して下さい。。どうしたんですか?」

 

Aさん

「三浦君、知ってる? 世の中、ミュージシャンとスポーツ選手が1番モテルんだよ。

何故かって、自分を表現しやすいから。

自分の想いや技術を分りやすく表現出来るから、人に感動を与えられる。

感動を与えられる人間は人の心を動かす。

だからモテるんだよ」

 

三浦

「はーーーー (なんだ?こいつ??キモイんですけど)」

 

Aさん

「だから両方の才能を持たない僕は、コピーライターという道を選んだ。
自分の体や歌で表現出来ないのならば、しっかりと想いを伝えられる、
コピーライターの道をね!

だから、僕のラブレターは凄く素敵!と言われる」

 

三浦

(このご時世にラブレター?? そもそも、そういう考えがモテナイとは思わないのだろうか?)

 

またこんな話も。

スタッフで一度、キャビンアテンダント(スッチーですね!)と、打ち上げ兼ねて合コンをしよう!という話に。

僕が幹事だったけど、どうもそういう場が嫌いな感じがしたTさん。

ちょっと老けているところもあるし、1人だけ年がかなり離れていたので、勝手に飲み会メンバーから外したところ…

 

1ヶ月、口をきいてもらえなかった。。。

仕事にまで、影響を及ぼした…

 

「仕事のミスは取り返すことが可能だが、飲みの仕切りのミスは一生償う」

 

そんな恐ろしい言葉を体感した…

 

こんなやり取りをふと今日思い出しました。

ちょっとある作品を調べたら、スタッフリストに彼の名前が挙がっていたので。

 

彼は凄くコンプレックスの塊だった。

すぐにどもるし、目もうつろだし、、、

だからこそなのか、その反動なのかコピーはいっつも強烈だった。

 

気持ちのいいコピーが多かった。

その時は、気持ち悪いただのオヤジだと思っていたけど、今、僕は情報発信を始めて、彼の言い分を違う意味で理解する。

 

人に感動を与えないと、やはり行動は促すことはできない。

僕はずーーっと、世の中でちょっとでも話題なことを!と思って仕事してたけど、そんなことは無かった。

やはり、クライアントのため、会社のため、いい仕事して誉められたい → 給料上げて欲しい! → 出世したい!

仕事のベースがここにあった。

 

だけど、きっと僕がそういう思考で仕事をしているなか、Aさんのような優秀なコピーライターは絶えず、世の中の「顔」も知らない誰かの為に、メッセージを開発、そして発信していたのに気付く。

 

結局、お客様の為に仕事していたのは彼だけだったのかもしれない。

クライアントも金を出すから、売上げに繋がる企画を。

代理店もそのクライアントのお金目当てで、クライアントの為に。

そして、僕はそんな中、少しでも評価が上がる為に…

 

別にそれが悪いとは思わない。そこで、全員が同じようにお客様のことだけ考えても、きっと組織は崩壊する。

 

だけど、僕は今、そのコピーライターの立場なんですよね?

名前も顔も知らない人の心を動かすための発信。

そう思うと、なんか自分は本当に色んなことが変わったんだな〜と思った。

そしてその変わった自分が、昔よりも好きだったりする。

 

Aさん、、当時は気持ち悪がってごめんなさい。

機会があったら、是非、飲みに行きましょう!

そして色々コピーのこと、教えて下さい。

 

 

 

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ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。