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花巻東の伝統行事(最後のノック)を見て感動した話。

花巻東の伝統行事(最後のノック)を見て感動した話。

 

連休はいかがお過ごしでしょうか?

 

僕は前職時代、、3連休だったら必ず1日は会社に出てたように思います。

また、狭い視野から広い世界に飛び出した今、様々な職業の方と出会い、休みが不定休の人は思いの外多いな〜ということも実感しました。

 

ということで、しっかりと3日間休める人ってどのくらいいるのかなー?

なんて考えながら過ごしております。

 

昨日は連休初日、大号泣で終わりましたw

その理由は…

 

 

昨日のアメトークの「甲子園芸人」が最高に熱かったんですよねー

・・・あれはずるい。。。

【お笑い】番組を代表するアメトークで泣くとは……笑

 

基本の構成は、過去の甲子園の名シーンや、今、プロ野球・メジャーリーグで活躍している選手の若かりし映像、甲子園あるあるなどを詳しい芸人が面白おかしく話すので、家族が寝静まった後、一人ゲラゲラ笑いながら観てたのですが、最後のコーナーは……聞いてない。。。

 

そのコーナーとは、花巻東の伝統行事を紹介する企画でした。

 

ちょっと今日は元体育会系の血が騒ぎ、少しそっち系の話になっちゃうので興味がない方は……

 

いや、

でも、これ、表現者として大事なことだったりします。

お客様の興味があることを伝えるのはある意味、楽。

でも、あまり興味がない内容を魅力的に説明する能力がある人は、当然、セールスの成約は増えます。ネットでもリアルでも。

 

結果その方に新しい世界を見させてあげれる。

その新しい世界が、成長へのきっかけになったりすると尚嬉しいです。

僕はメルマガを発行した当初から、凄く意識しておりました。

 

今日もどこまで伝えられるか分かりませんが、「自分がいい!」と思ったことを、特に興味がなさそうな人に如何に魅力的に伝えられるか? 表現者として避けて通れないテーマだと思います。

 

それでは参りましょう。

僕自身、ラグビーというスポーツを通じて得た経験は何事にも代え難い、僕の生きていく指針になっています。

 

・仲間の有り難さ
・チームワークとは?
・理不尽だったけど今想うと大切な上下関係
・歓喜の瞬間
・努力の重要性
・努力しても限界がある世界
・ドラマ以上のドラマの存在
・挫折×100
・死を覚悟した瞬間

 

本当に学生時代はラグビーだけに専念して良かったと思います。

時には

 

「もっと勉強しておけば」
「留学したかった」
「バイトもしたかった」

 

と思う時もあるけど、そんなもんは一瞬で後悔はない。

だからこそ、久しぶりに昨日の映像は感極まるものがありました。

 

花巻東高校は、岩手県にある甲子園常連校で 菊池雄星(西武)や今最も話題のピッチャー兼 打者の二刀流選手:大谷翔平(日本ハム)を輩出した名門校。

その高校には伝統行事があります。

 

ご存知、スポーツの世界は厳しいです。

 

野球は9人でやるスポーツ。
花巻東の部員数は今年130人。
甲子園のベンチ入り人数は18人。

 

この厳しい競争状態の中、仲間と切磋琢磨仕合いながら 絶対に9人の中……いや、せめて18人の中には入ってやる!!

そういう気持ちで日々血の滲むような練習をしている。

 

まだ1年・2年はいい…来年・再来年とチャンスがある。

辛いのは3年だ。

 

40名の3年生はこの年で最後になる。

当然全員がベンチに入れる訳じゃない。

 

3年間、高校時代という青春期を野球にすべてを捧げてきた40人。

同級生が女だ〜 ナンパだ〜〜学園祭だ〜〜〜 と言っている時間も、彼らは厳しい食事制限+寮生活で節制した生活を3年間送ってきた。

 

でも、、、

全員が夢を叶えられる訳じゃない。

 

・甲子園に出たい
・プロ野球選手になりたい

 

誰もがその気持ちを持って花巻東の門を叩いたはずなのに……

 

1年生、雑用から始め部の雰囲気に慣れ、2年生で少しだけレギュラーの座が見え、いざ、3年!!

 

・・・でも、甘くない。

 

結果、3年間一度もレギュラーになれずに卒業して行く生徒の方が多い。

3年生の夏の甲子園予選が実質、彼らの最後の大会になるから そこでベンチメンバーに選ばれない人間は予選開始前に彼らの青春は終わる。。

 

だけど、、

 

チームワークの見せ場はここからだ。

チームに入れなかった3年生はスタッフとしてチームの支えになる。

 

プロと違って、高校や大学生はまだまだ実力をチームワークで巻き返せるところが多い。

精神力や気持ちでパフォーマンスが全然変わってくるのが学生スポーツ

だからレギュラーじゃなくても、

 

「チームの為に自分ができること」

 

そういう意識を持っている人間が一人でも多いチームが頂点を掴める。

 

だけど、、、ねえ……

いきなり高校生で誰かの為に自己犠牲? 奉仕の精神?? は辛い。。

僕は幸い高校時代は2年生からレギュラーだったから特にその意識は低かった。

 

今は亡き、慶應大学ラグビー部名将:上田昭夫氏も、他の指導者よりは比較的平等な選手選びをしてたが……

 

それでも、依怙贔屓は存在していた。

どう考えても「好き嫌い」は少なからずあった。

 

花巻東の佐々木監督は名監督して有名だが……

個人的にはどんな名監督だろうが、完璧な人選なんて出来ない。

きっと花巻東でも苦渋の3年を送っている選手は絶対いると思う。

 

それでも当時の僕らの大学よりは、花巻東の選手の方がその理不尽な環境でもなんとか結果を出そうと頑張っている姿勢が見られる。

(じゃないとあの映像は撮れない)

 

花巻東の伝統行事とは、その選ばれなかった3年生が表舞台から姿を消し、裏方へ回る直前に行われる。

彼らだけで卒業試合を和気あいあいした後……

 

それぞれが監督へ想いを伝え、最後の監督のノックを受けるというものだ。

 

その涙無しでは観れない映像がこれ

 

※Youtubeから引っ張ってきたので削除されてたらすいません。
もし興味がある方は、「花巻東 最後のノック」と調べれば多分幾らでも出てくるので

 

そして、その儀式にだけ3年生の両親は初めて、グランドへ練習を観ることを許される。

(それまでは幾ら両親でも可愛い息子の練習姿、寮への訪問も許されない。)

 

この映像があまりにも感動し過ぎた。

なんか、嘘偽りない映像を久しぶりに観た感じです。

 

虚構・虚偽・見栄

 

そういうのを全く感じなかった。

スポーツは素晴らしい!とか良くいうけど、僕からしてみたら残酷な世界だと思います。

 

本当に一握りの人しか、生き残れない世界。

スポーツを志した90%の人は途中で何かしら挫折し諦めることになる。

音楽や俳優の世界と同じように……

 

だけど、ベタだけどそこで得た経験がスポーツとは違うジャンルで必ず活かされると僕は信じている。

 

肉食系じゃなく草食系・絶食系の方がヒューチャーされる今の時代。

それでも体育会系の人達の就職は未だにいい。

 

僕はラグビーに専念してた時はそんなこと微塵にも思わなかったけど、最近はスポーツもある意味「表現」だと思っております。

自分と向き合いながら自分のパフォーマンスを発揮しする。

修行だったら一人でやればいい。

 

だけど、チームスポーツは仲間とともに戦い、個人スポーツでも定期的に大会に出て自分の力を誇示し、そして自分の力の未熟さなどを知りまた努力を続ける。

 

僕はやはり皆、どんなに見せてなくても「表現者」として認められたいDNAは眠っていると思う。



ある人は、スポーツで

ある人は、音楽で

ある人は、演者として

ある人は、物語で

 

大半の人間は「ビジネス」で……

 

そして僕ら情報発信者は「文字」で。

 

自分の生き様をそれぞれのフィルターを通して「表現」すること。

そうやって成長し続けるんだと思います。

 

なぜ、花巻東の映像は涙するのに、インターネットビジネスのローンチの涙はしらけるのか

 

なんか並列に並べた時点で、花巻東に申し訳ないが、「表現者」として人の心を動かすのは簡単じゃない。

 

嘘なんて簡単に見破れる。

 

僕は今、情報発信者として「文字」ととことん向き合うことが自分を表現する最強の武器だと思って日々活動している。

 

だけどそこに一瞬でも嘘であったり、背伸びだったり、偽りが見えた瞬間、皆冷めていくと思います。

 

だからこそ、活動+発信は必ずセットじゃなきゃいけない。

同世代のスポーツマンや作家やミュージシャンに負けないくらい、人を感動させるような発信やビジネスをしたいな〜と、高校生のガキの涙から熱いものを頂きましたw

 

まーー、今日の発信も異常に暑苦しいですが、この業界に一人くらい居てもいいんじゃね?

 

と、思ってそんな気持ちを持ってこれからもやって行こうと思います。

 

 

 

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ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。