僕がこの業界……
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この「業界」とは「インターネットを使って個人でビジネスする市場」です。
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に入って一番驚いたのは、
「レターなげえ!」
「コピーなげえ!」
でした。
サラリーマン時代はご存知、広告代理店に勤務しておりましたが、その中でも比較的大きなNationalクライアントを担当していたので
「イメージ広告」「ブランド広告」作りが多く、コピーやメッセージは如何にして
「短く端的に伝えるか?」ばかりを研究しておりました。
長い文章なんて誰も見ないという前提。
こういう素敵なコピーを如何に創れるか!! ですねー
「恋は遠い日の花火ではない」
「うまさと勇気をあなたに。」
「何も足さない、何も引かない。」
「ハートをあげる。ダイヤをちょうだい」
「覚醒剤やめますか それとも人間やめますか」
「恋が着せ 愛が脱がせる」
「セルシオか それ以外か」
「飲み会で仕事の話をやめた。すると話題がなくなった。」
↑
ざーーーっと好きなキャッチコピーを思い出すだけでもこんなに出てくる。
それぞれどの企業のコピーなのか……
興味がある方は調べてみたら面白いっすよ~
そんな風に育った僕は、独立され個人になりこの業界に入って初めて
・DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)
・神田昌典
という単語(言い方失礼…汗)を知り、
「なんだ?これ??」
みたいな状態に陥ったことを今でも覚えております。
「誰がこんな長いレター読むんだろう……??」
でも、ふと気付く……
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
あれ? 読んでる、、俺。。。
全部が全部のレターやメルマガを読むワケじゃないけど「自分が気になったもの」は自然と読み進めている自分に驚く。
どんなに長くても。
なるほど・・・そういうことか……
この気付きが出来てちょっとだけ「個人で戦う」という意味が分かったような気がします。
少しでも分かりやすく説明したいのでここからは
■大企業
→ TVCMをやっているような誰もが知っている企業
■中小企業
→ 僕ら個人事業主も含めての意味
という書き方にさせてください。
僕ら中小企業と大企業の一番の違いはこれに尽きると思います。
↓
■ 大企業
→ 如何にお客様から嫌われないか。ブランドイメージが何よりも重要。
■ 中小企業
→ 少なくてもいい。如何にしてコアなお客様を見付けるか。
そうなるとさっきのコピーの説明もつく。
■ 大企業
→ 長くて、うぜえ! と思われたくない。
■ 中小企業
→ 興味がある人には、とことん全部思いの丈をぶつける。
だからDRMの基本戦略は、
◯興味付けを徹底的に行い
↓
◯お客様からアクションさせ
↓
◯アクションしてくれたお客様に徹底的に向き合う
という流れになるのだと思う。
繰り返しになりますが
大企業は如何に人に嫌われないかを大事にし、中小企業はどうやってお客様を捕まえるかを第一に考える。
イメージ広告とDRMのアプローチが真逆なのが分かると思います。
僕は両方を学べて本当に幸運だと思う。
あまりにも入り口が違くて驚いたから。
広告賞を狙うようなイメージグラフィック開発思考と、売上拡大を第一に考えたチラシ開発思考は全く違う。
当然、僕らは後者の思考じゃないと戦えません。
人によっては「弱者の戦略」という方もいますが……
僕から言わせるとどっちが強者でどっちが弱者か?良く分かりません。
大企業というブランドを傘にして、結局その後の責任も負わない他者がつくるのと
すべてが自己責任でつくるのとどっちが強者で弱者なのか?
ただ、僕が早く成果が出たのはその中小企業戦略を学びながらも、どこかで大企業的なアプローチ・エッセンスも入れ込めたことだと思う。
なんか、偉そうに語っているけど、そんなだいそれたことじゃなくて、僕が発信で意識していることは。
「イメージ広告とDRMの融合」
からの
「エンターデミック」※僕の勝手な造語
エンターテイメントとアカデミックの融合。
楽しく学ぶ。
正しいこと、役に立つことだけを言っても詰まらなきゃ誰も読まん。
ノウハウだけのメルマガなんて読みたくない、そんなのMediaじゃない。学校の授業だ。
この辺は情報発信バイブルでしつこいくらいに触れているので、お持ちの方は再度読み返してみてください。
これに行き着いたのもすべて過去と今の経験から。
「無駄なことなんて何もないんだな~」って。
今思うと、色んな経験が今の僕を創り上げている。
なんか僕の周りも含めて、色んな人が自分の過去を嫌い過ぎているような気がします。
確かに過去に起きた事象は変えられないが
その過去への印象は変えられます。
僕で言うと、
<過去>
独立した
+ 悔しい
+ 不安
+ 憎しみ
<現在>
独立した事実は当然変わらないけど、そこには
+ いい勉強させてもらった
+ 二度と同じ誤ちを犯さないという危機意識の芽生え
+ 新しい成長ができた
+ 新しい未来を切り拓けた
+ 新しい出会いがあった
同じ過去でも全然違う印象を持っております。
「転んでもただでは起きない」
皆様の嫌な経験・過去も僕から言わせると、すべて未来への活力に昇華できる。
それこそが
「アイデンティティ」
「オリジナリティ」
に繋がり、皆様にしかできない活動へと展開されるのだと確信しております。
ではでは