Business Mind

ジャニーズタレントはサラリーマン

何回かお仕事をさせて頂いたので、どうしてもいつも気になってしまう

 

「ジャニーズ事務所」の動向…」

 

ご存知、ジャニーズのタレント達は男性アイドルという単純な枠組みに留まらず、事務所が立ち上がった1962年以降、日本のエンターテイメント業界を牽引して来た存在です。

 

色んな噂があると思いますしここでは話せないこともたくさん知っておりますが、

 

1つだけ間違いなく言えるのは

 

「ジャニーズがなければ
 今の芸能界はない」

 

ということ。

 

彼らの活動はたくさんの人に夢と希望を与え、彼らに救われた人はとても多い。

 

これは間違いないです。

 

母と娘が一緒に心の底から楽しめるコンサートなんてそうないでしょう。

 

 

また、僕はビジネスをさせてもらった時に感じたのは

 

「すんげえちゃんとしている事務所だ」

 

ということ。

 

気難しいで有名な事務所で最初仕事する時ビビりまくってましたが、いざやってみると、厳しい理由は速攻で分かりました。

 

それは、

 

タレントにワガママだけを言わせず、キチッと会社・事務所が管理しているから。

 

芸能界は派手で異次元な世界だと思われておりますし現にそういう一面もあります。

 

理不尽な部分は未だに残っている。

(2度と関わりたくないのも事実)

 

ただ、それって別に芸能界だけの話ではないと思うけど……

(政治の世界とかもっとグロそうだ)

 

 

みんなが寝ずに企画し準備したCM撮影とかに平気で遅刻して来て、本人は一切謝罪せず、謝るのはマネージャーとかって人としてどうかしていると思うが、

 

ジャニーズに関してはそういうことは一切ない。

 

逆に、舐めた態度をタレントが取ると撮影現場でも怒鳴り散らす。

 

普通はCM撮影の現場ではタレント=神なので、クライアントが立ち会っても広告代理店の人も何も言えなくてスルーされることも多いが

 

ジャニーズ事務所はしっかりと「ビジネス」として向き合ってくれるから、こちらとしては厳しいけど心強い存在でした。

 

ジャニーズに所属しているタレント達は、ビジネスマンとしてしっかりと教育されている。

 

そのルールを守らないとマジで速攻独立する。

 

 

そんなジャニーズの恒例の年越しカウントダウンライブを今年も見て、

 

 

「これが本来のジャニーズの姿だな~」

 

 

と、ふと思ってしまいました。

 

やはりSMAPがいた時の方が、ジャニーズ文化としては異例だったということだ。

 

 

今年はタッキーがタレント活動を引退し裏方に回るということで、タッキー&翼の最後のLIVEが目玉だったから、いつも以上に盛り上がっていた。

 

そして、最後の挨拶の時にはジャニーズメンバー勢揃い。。

 

近藤真彦・少年隊 東山といった

 

「オジさん」がいるのが凄い。。

 

V6のイノッチは僕と同い年だがしっかりと歌っていたw

 

 

この年越しライブを見る度に思うんですよねー

 

これがジャニーズの素晴らしさ、他の芸能事務所にはない=サラリーマン社会だというところ。

 

 

この年越しライブ、絶対に出たくないと思うんです。

 

年を取ったジャニーズタレントは特に。

 

 

だって、メインのお客様は10代~20代の女性。

 

今でいうと、圧倒的に

 

・嵐
・関ジャニ∞
・King & Prince(キンプリ)
・Sexy Zone

 

辺りのファンで会場は埋め尽くされている。

 

同じくらいに年齢のタレントで人気がない人達は、逆にアピールの場でもあるが、

 

とにかく見てても年齢層の高いジャニーズタレント達は浮いている……

 

 

それでも出る。

 

 

なぜならば、ジャニーズは何歳になっても、永遠のアイドルがコンセプトだからだ。

 

 

その毎年恒例のジャニーズ総出のイベントに、絶頂期だったSMAPは一切出なくなった。

 

特例が認められていた。

 

例のジャニーズ事務所幹部のドタバタによる、SMAP解散の流れも同じ理由。

 

 

SMAPはご存知、ジャニーズの中でも、突出したモンスターグループだった。

 

もともと、「ダメな烙印」を押されていたSMAP。

 

歌も踊りもバク転もヘタなグループで、絶対に売れないと言われていたが、、

 

優秀なプロデューサーによって、ジャニーズに新しい風が吹くことになる。

 

「アイドルがお笑い番組に」

 

今じゃ普通になっている

ジャニーズ = お笑い番組は、昔は有り得なく禁断の領域だった。

 

それを

 

「どうせこいつら売れねえだろう」

 

と思ってたSMAPにやらせたことで時代にマッチすることになる。

 

AKBの握手会もこの流れだ。

 

 

アイドル = 手の届かない存在

 

 

という概念から徐々に

 

「身近な」タレントに変えたことがヒットの要因である。

 

 

それからの躍進はご存知の通り。

 

 

・・・もっと書きたいが、かなりヤバめのテーマなのでこの辺にしておきます。

 

 

何が言いたいか?と申しますと、

 

当時はジャニーズの売り上げの大半を占めてたのはSMAP。

 

だからなのかある程度ワガママ=自由を効かせていた。

 

 

先ほど書いた、ジャニーズの魅力である

 

ーーーーーー

タレントにワガママだけを言わせず、キチッと会社・事務所が管理しているから。

 

ーーーーーー

 

このポリシーを崩していた。

 

ちなみに、解散騒動の時にたくさんの事務所批判と、SMAPメンバーに同情票が入っていたが

 

今年で引退するタッキーは先頭切ってSMAPメンバーをディスっていた。

 

「お世話になった事務所にする行動じゃない」

 

と。

 

タッキーはジャニーズの方針を理解していたのだ。

 

だからの裏方という名の、未来のジャニーズを創るメンバーの1人になった。

 

 

ちょっと話を変えて、、

 

中小企業がいきなり売上を下げる理由の1つに

 

「優秀な人材1人が辞めたから」

というのが結構あったりする。

 

 

会社とはいえ、優秀な1人に依存している、中小企業は思いの外多い。

 

実際にそれで潰れた会社も知っている。

 

その優秀な1人が人間的にも素晴らしいと問題ないが、大概はそういうポジションになると人はワガママになったりするもんです。

 

そういう状況だとダメな社長は何をするか?

 

その優秀な1人を如何に辞めさせないようにするのか?

 

機嫌を取り出す。

 

そうすると今度は当然他の社員はその依怙贔屓にムカつき出し、会社全体の雰囲気が悪くなる。

 

SMAPがジャニーズ総出の年末コンサートに出ない時の、TOKIOやV6の気持ちが痛いほど分かる……

 

そんな特例一度も認められてなかった。。

 

そのくらいSMAPはモンスターだったということだけど。

 

 

この問題、、難しいところです。。

 

僕は1人でやっているから問題ないけど、中小企業の社長は悩ますところ。

 

優秀な人材は欲しい、だけど優秀過ぎて、会社のルールを変えるような存在はいらない。

 


これ、マジで痛いほど分かる経営者様は、このメルマガ読者様の中にも多いと思います。

 

 

こんなに書いて来たけど、いざ自分もそうなったらどう対処するのか?分からない。

 

だけど、きっと売上は下がっても、その優秀でワガママな人は独立するでしょうねー

 

一人の人に依存する怖さを痛いほど味わって来ましたから。

 

 

SMAPのいないジャニーズはやっぱり寂しい。

 

嵐はやはりSMAPの代わりにはなれない。

 

 

だけど、、なんつうか

 

「ジャニーズ」としては今の方がいいのかなーと思ったりします。

 

 

ジャニーズファンの80%がSMAPファンではなく、

 

嵐が好きな人がいたり
TOKIOが好きな人がいたり
キスマイが好きな人がいたり

 

少なくなったNEWSを永遠にファンになる人がいたり

 

親は関ジャニ∞ファンだけど娘はHey!Say!JUMPとかで、両方のコンサートを楽しむ……みたいなw

 

 

何よりも創業者のジャニー喜多川さんが目指した

 

「和製プロードウェイ
 ミュージカル俳優」

 

を、今の時代でどう表現するか?

 

 

1ファンとしてはそういう観点で応援したいと、年末思いました。

 

 

・・・結局、お前もファンなのかよ?w

 

 

てな感じで、

 

マジでなんのメルマガか意味不明ですが、書きたくなったテーマなので普通に書きました!

 

 

それでは!

 

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。