来年も「期待」と「不安」で一杯だ。
自分の未知なる領域への挑戦に対してのワクワク感と同時に生まれるこの自信のなさ w
でも、これが
「ビジネスをしている」
「生きている」
「前に進んでいる」
と言う手応えを感じさせてくれる。
前職サラリーマン時代には無かった感覚。
特に最近、なぜか思い出す「過去」がある。
その「過去」とは、F山さんとの仕事が決まる前の2年間。
あの頃の僕は、人生、過去最高に「死んでた」時期だと思う。
「死んでた」というのは「忙しかった」という意味じゃなくて、無気力感の癖にただただ焦って迷走していたという意味です。
年齢は30歳~32歳の頃
本来ならば中堅どころの脂が乗りまくりの、バリバリで仕事をやっている頃なんだろうけど。
結婚もして、マンションも購入し、子供も生まれて尚更プレッシャーを感じていた。
妻とのリッチなダブルインカム生活も終わり世帯収入が激減し、毎月のローンの支払いにヒーヒー言いながら、
意味もなく転職活動を続け、
目標もなく英語を勉強していた……
そう聞くと、頑張ってるじゃーんという感じに聞こえなくもないけど、
頑張ってたとは違うんです……
当時の僕は色んなことから逃げていただけだった。
そして、そんなクソな自分は他に八つ当たりを始める。
当時の僕は本業に対しての不満が爆発していた。
・マンネリ
・同じことの繰り返し
・営業=伝書鳩 職種に対してのイラつき
・イケてない上司に数年後の自分をダブらせての絶望感
数え上げりゃキリがないけど、とにかく39年間生きてきて一番自分でも嫌いな自分がそこにいた。
何が嫌いって、今の環境に全然満足していないのに
「何も変わろうとしていなかった」
「変化にビビっていた」
「今年も同じようなことをやれば年収はKEEP」
・・・ほんと クソ。
その頃、僕が働いていた会社も結構色んな制度を導入していて、FA制度や海外駐在への希望とか募っていて、、
本当に変わりたかったら、会社にいても色んなことが出来たはず。
同じ会社内なんだから、部署異動なんてたいした環境の変化じゃないのに
それすらにもビビっていた。
そして定期的に言われるこの一言。
「三浦には期待している」
「君がこのチームの時期部長候補だ」
なんつう、都合のいい言葉に踊らされ、その言葉を「逃げ」に、僕はただただロボットのように毎日同じ日々を繰り返すだけだった。
本当に期待されていて、時期部長候補を真剣に考えてくれていたら……
今僕はこのメルマガを書いていない 笑
単純に上からしてみたら、チームの仕事が分かっている中堅どころが異動したら
「あーーめんどくせえ」
「また誰かに教えんのかー」
そういう目の前の一瞬の面倒臭いことが嫌で、心にもない言葉を言うのが人間だ。
えっ?
穿った見方過ぎだって???
いやいや、、そのくらいで思わないと、マジで簡単に奴らは人の梯子を外してくる。
今の僕ならあのダメダメだった頃の自分とは絶対同じような行動はしない。
普通に考えたら
「キャリアアップを見据えた部署異動」
に、飛び込んでいたように思う。
そうなるとF山さんの仕事が世に出ることはなかったかもだけど、所詮、そんなもんは結果論。
あの頃の僕は
・不感症だったし
・無気力だったし
とにかく、明るい未来が全く見えてなかった。
明るい未来なんて人から与えられるものじゃなくて、自分が描き掴むものなんだと、今の僕なら言えるけど、それをとにかく人や他の事象のせいにしているクソ人間だった。
ここでちょっとトーンを変えて、、
最近僕が良く指導する時に使う言葉がある。
きっと皆成長しているから同じアドバイスが繰り返されるんだろうけど、、
その言葉は、
「少し早いくらいが丁度いい」
ということ。
例えば
「副業で100万円稼げたら脱サラします!」
と言う人の多くは100万円達成したら、
「 いや、、やっぱ不安だから150万円に行ったらにしよう」
「いや、、個人事業主と給料での同じ100万は意味が違うから倍の200万円に行ったら」
そう言う思考に陥り、気付いたら2~3年ロスすることになる。
「30万円行ったら情報発信します!」
それでやる人は皆無。
なぜならば、本当に情報発信をやりたい人は10万円でも始める。
かなり昔にも発信しましたが、トヨタとレクサスの事例。
ご存知、レクサスはトヨタが欧州対策として、ハイブランドラインとして立ち上げた戦略。
・セルシオ → LS
・ウィンダム → ES
・ハリアー → RX
・アリスト → GS
・ソアラ → SC
・ランクル → LX etc
プラットフォームは全く一緒の、車名・エンブレムが違うだけのダブルライン戦略。
これが大成功し、アメリカでは爆発的に売れた。
当時は日本にレクサスは無かった。。。
僕
「いつかは日本にも上陸するんですよね?」
担当者
「はい。
でも、きっともっと先だと思います。」
なぜならば、一番分かり易いのがセルシオなのでそれでご説明致しますが
ご存知、今、セルシオは日本で買えません。
というよりトヨタは作っておりません。
全部レクサスLSに変わっている。
手に入れたかったら中古車市場で探すしかない。
(その他のレクサス車種も当然全部そう)
この戦略を取った直後、
昔からの「セルシオファン」が大激怒したようです。
「ふざけるな!!
俺はセルシオ3代乗ってきた。
このTHE トヨタが好きなのに
お前ら欧州かぶりになりやがって
もう、買わん!」
ま~ 一例ですが、時代を創ったセルシオを愛し、その為に1,000万円以上を投資し続け、3代乗り続けた人にとっては怒り心頭なのは分かる。
ですが……
同時にこういう状況も起きた……
「ベンツ・BMWユーザーが大量にLSに動いた。」
つまり、ある程度の「コア」を捨ててでも「新規」を取りに行く攻めの姿勢を取ったこと。
このセルシオを捨ててLSにする時期、つまりレクサスブランドを日本に上陸させた時期が個人的には
「10年早かった」
と思っております。
だけど僕ら凡人が考えるよりも、先に先に仕掛けたトヨタは、さすがとしか言いようがない。
多分、社内の販売店とかの調整とかヤバかったと思う。
だって、トヨタ店は「セルシオ」売れなくなるんだもん。
(自分たちの一番の売れ筋がいきなりなくなる)
そうなると
「100歩譲って理解したから
セルシオに変わるラインナップ出せ」
となり兼ねないし、
「他のディーラーの商品を併売させろ」
などなど、ちょっと僕が考えただけでも、反吐が出そうな調整があったと思われる。
それでも、あんなに早く仕掛けられたトヨタはさすが世界のTOYOTAだ。
僕らはそんなトヨタの真似なんて当然出来ない。
だけど、イズムは盗める。
「人よりも早く仕掛ける」
「人よりも早く行動する」
「 意外性を・驚きを」
「何かを捨てでも成長しなきゃいけない瞬間がある」
そしてやはり世界のTOYOTAでも、勝手な想像ですがレクサスの日本導入戦略には
「期待」と「不安」があったと思います。
ビジネスに置いて、100%なんてのはない。
僕も来年ある程度数値的にも内容的にも目標を設定している。
頑張ればいけるから設定したけどそれでも「不安」だ。
だけど、成功する自分に「期待」を持っている。
僕の30歳~32歳の時って、自分の人生に「期待」も「不安」も無かった。
「不安」と「不満」は違う。
そして、、
大半の人が当時の僕と同じような状態であることを知った。
ここ数年色んな人を見てきて本当に強く感じる。
不感症で無気力で、、
そして、何かしら「おいしい情報はねえかなー」と情報ジプシー状態。
同時に、
「まだ時期尚早」みたいな。
なんか、このテーマ、終わりが無さそうなので締めます 笑
やはりマンネリ人生ほど人の思考を止めるものはない。
皆、何かしら未来に
「期待」を持って欲しいと思います。
そして、「期待」を持つと必ずと言っていいほど同じ熱量の「不安」が生まれます。
でも、それが普通なんだということ。
それが「生きている」ことなんだと思います。
そして自分の期待を超え続けることで、人としてビジネスマンとしてどんどん成長していく。
僕はこれからもそのスタンスでやって行きます。
ぜひ、皆様ももっともっと自分に自信を!期待を! ですね!!
そして、仕掛ける時期は……
「少し早いくらいが丁度いいです」
ではでは
PS
久しぶりに悲惨な記事を見た
奨学金って、昔って成績優秀者のみの特権じゃ無かったでしたっけ?
これだと、、
ただの学生を使った金貸しビジネスじゃねえか!!
ということで、これからはこういう学生にも、何かしら僕のメッセージを伝えられる活動を行い
「人生の選択肢」を増やして行ければな~と思います。
いや~~ほんと 時代の動きがはや!!