コミュニケーション

『強い人は許す・賢い人は無視する』の違いとは?人間関係のノイズを減らす思考法

「強い人は許す・賢い人は無視する」

ちょっと前に目に留まったこの言葉↓

弱い人は復讐する。
強い人は許す。
賢い人は無視する。

この言葉、深いなぁと一瞬は思ったんですが、ちょっと考えると、、

「強い人は許す」
「賢い人は無視する」

この2つの違い、、分かりそうで分かりにくいけど、
くっそ大事なテーマだと感じたのでぼくなりに深掘りしてみたいと思います。


強い人は感情を処理できる人?

まず「許す」という行為は、
すごくエネルギーが必要です。

怒り、悔しさ、裏切られた感情…

一度は必ず湧き上がるもの。

でも強い人は、この感情に振り回されない。

汗をかいてからが勝負。

ぶつけられた感情を 力技で処理できるだけの自己コントロール力がある人だと思います。

ぼくの周りにも、たまにいます。

本来なら怒ってもいい場面で、スッと呼吸を整えて冷静になれる人。

あれは本当に凄い。。

弱さを否定せず、感情を抱えながら、それでも未来を優先するという選択ができる人って、、。

強い人が許すのは、

「自分をこれ以上、その感情で消耗させないため」

とも言います。

許すとは、相手のためではなく、最終的には自分の人生に戻るための行為でもあります。


賢い人は「土俵に上がらない人」?

一方で「無視する」という行為は、少しニュアンスが違うなーと思います。

賢い人は、そもそもこう考えている。

  • このやり取りから得られるものはあるか?
  • 感情を返す価値があるか?
  • ここに時間やエネルギーを使う必要はあるか?

つまり賢い人は、リソース管理が上手い。

(ビジネスパートナーでもある医師の歌島くんはまさにこっちだなーと)

怒りや嫉妬をぶつけてくる相手に対して、
いちいち反応していたら、時間も集中力も奪われます。

不毛な議論に入った瞬間、もうその時点で負けという考え。

賢い人は、分かっている。

「勝たなくていい試合に出るな」

ですです。

ぼく自身、昔は全部の言葉に反応してしまうタイプでしたが、最近はようやく気づきました。

「これは、ぼくが参加するゲームじゃないな」

と。

ただ、結構ムズイです。

無視というと冷たく聞こえますが、本質は自分を守る知性です。

ぼくは「知性」がまだまだ足りないと感じます。


許す強さと無視する賢さの共通点

この2つの違いは実は非常にシンプルで、

  • 強い人 → 一度、感情と闘う。
  • 賢い人 → 最初から闘わない。

ということ。

どちらが優れているという話でもない。

ただ、人生が前に進むスピードでいうと、無視できる人のほうが早いのも事実です。

なぜなら、反応するたびに自分の人生の時間が奪われてしまうからです。

許せることも強さ。
無視できることも賢さ。

ただ、どちらも共通しているのは、

「自分の人生を優先して生きている」

ということだと思います。


人間関係のノイズを減らすための2つの問い

人間関係の問題の多くは、反応しすぎることによって起こる。

だからこそ、ぼく自身も日々こう考えています。

  • 「これは、本当に反応する価値があるのか?」
  • 「ぼくが人生で大事にしたいテーマと関係あるのか?」

そう問いかけるだけで、驚くほど人間関係のノイズは消えていきます。

以上になります。

この分析が、少しでも…
あなたの活動に参考になれば幸いです。

それでは!

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。