Business Mind

コンビニ MINI STOP:ミニストップ戦略から思うこと

 

今日移動中、ふとコンビニのミニストップの前である人に言われたことを、思い出しました。

 

「三浦、、最近ミニストップ行った? 今期間限定でやっている【北海道プレミアアウムソフト】激ウマだよ」

 

という言葉を。

ま、甘いモノはそこまで好きじゃありませんし、こんな寒い中アイスかよ!! とも思いましたが、まあ食べてみようと思い、、

 

そうしたら、まあ「激ウマ」でしたね。

あれで258円は安い!と正直思っちゃいました。

 

そんなソフトクリームが美味しかったよ〜という話しじゃなくて、気になったことが1つありました。

座席掛けのところに、荷物が山積みになっている画を見た時に思ったことを、今日はお話し致したく。

 

どういうことか?

 

コンビニ業界も他の業界と同様に、やはり競争は熾烈です。

下記ランキングは、2013年1月時点の店舗数です。

業界ではA・B・Cグループに別れております。

マーチャンダイズなので、加盟したい時の支払う金額ランキングですね。

ちょっとマニアックなので進めます。

 

(Aグループ)

1 セブンイレブン   14,807店
2 ローソン      11,151店
3 ファミリーマート  9,182店

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(Bグループ)

4 サークルKサンクス 6,316店
5 ミニストップ    2,154店

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(Cグループ)

6 デイリーヤマザキ   1,595店
7 セイコーマート    1,157店
8 ココストア       821店
9 ポプラ         692店
10 スリーエフ       657店
11 セーブオン       583店

 

こう見ると、やはりAグループの強さはハンバ無いですね。

広告代理店、電通・博報堂の市場シェアに1番近いのはこの業界かもしれません。

そんな中、中堅どころのミニストップは、もうCMを何度も観たからご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

 

「しゃべれる。食べれる。コンビニエンス。」

 

というキャッチフレーズを謳い続けて来てました。

つまり、ただ買い物するだけでなく、その場で食事も出来るスペースを持つこと、安らぐコンビニ、、これがミニストップとしては戦略の基本にありました。

言い方変えると、ただモノを売っているだけのミニストップは世の中に、存在しません。

そのくらい「エッジ」を効かせないと、他社との差別化を図れない。

中堅ドコロとして必死になって頑張りました。

 

・・・・・それが、今や段ボールの山積み状態です。。。

今日行ったミニストップは、絶対に「座れません。」

もっと言うと、埃まみれであり近づきたくすらありませんでした。

 

はっきり言って破綻しております。
はっきり言って機能しておりません。
はっきり言って企業の「エゴ」、それと一度決めたことに対して,引くに引けない、、そんな頑固ジジイの顔すら思い出してしまいました。

 

コンビニ戦略は、僕からするとブランド戦略がとても大事な業界だと思います。

ブランド力を上げて、たくさんのファンを作って、そして結論、「店舗数」を増やすことに注力しなきゃ行けない。

 

独り暮らしするときの条件に、「コンビニ歩いて3分」なんてのは、かなり売りです。

若者の一人暮らしにとってこれほど心強いモノは無い。

だけど、住みたいアパートの近くにコンビニがある。

それがファミリーマートだった。

「嫌だな〜 セブンイレブンが好きだから、この物件辞めよう」

なんて死んでも起こりません。

そこにあるのが重要。存在するのが重要。

 

そうなると、とにかくたくさんの店舗を増やさなきゃ行けない。

そして、サークルKサンクスだったコンビニをミニストップに変える!そういうパイの取り合いをしなきゃ行けない。

だからこそ、ブランド戦略が重要なんです。

 

そういう意味では、ミニストップとしては、他のコンビニにない、「しゃべれる、食べれる、コンビニエンス」戦略を採用した。

だけどうまく行ってない。

ちょっと調べたところ、はやり店舗は激減しているそうです。

・・・手遅れになると思います。

早急に手を打たないと。

ぶっちゃけ、この「しゃべれる、食べれる、コンビニエンス」という、キャッチフレーズを止めて、戦略を止めて、怒るお客様っているでしょうか?

 

はい、その通りです。

「いません。」

コンビニの機能は利便性であり、くつろぎ空間を求めている人なんていないから。

逆に、高速のサービスエリアや地方の広い大型のコンビニには、セブンだろうがローソンだろうが、そういうスペースはあります。

そこに存在すれば、その場に合わせた店舗づくりが出来る。

 

入り口が違うんですよ。考え方が甘い。

僕がもしミニストップのコンサルをやるんだったら、間違い無くこのコンセプトを一新します。

そして「新商品開発」に投資します。

今日食べたソフトクリームのような。

 

ぶっちゃけ、今日で、「なんかアイス食べたかったらミニストップは【有り】だな」と思いましたもん。

人に紹介したくなったし。

ローソンはおにぎりと唐揚げくん。

セブンは弁当とプライベート商品。(PB商品と言ってセブンが作っている安いお茶とかお菓子とか)

やはり強いコンビニはオリジナルの商品が充実している。

 

・・・と、いきなり大前研一並みに偉そうに語り、止まらなくなって来たので、この辺で止めておきます。。

 

僕がこの業界で4ヶ月走り続け、まあ前から思ってはいましたが、確信に変わったこと。

それは、先ずは成功者=自分たちよりも実績を出しているところの真似から始まって、そこからオリジナリティをつくっていくのが王道。

また、戦略・コンセプトは間違っていたと思ったら思い切って「変える」「捨てる」ことをしないと死んで行く。。。

それをお伝え致したく。

 

ミニストップが、セブンやローソンと肩を並べた時にこの戦略を取ったらどうなってたのか?

そして今、ジリ貧の状態から何も変えなかったら、今後どうなるのか?

先ず僕は小玉歩をパクリ続けました。

また、パクるというより、指示・アドバイスを全部受け止めました。

少し違うな〜 とか、ここまでやったのに、これ捨てるの?? みたいな。

一緒に学んでいる、名古屋の起業家コンサルタントのSさんなんて、僕以上に真似しております。

だからこそ成功している。

いきなり変化球を投げるのは危険だと思います。

 

そして何よりも「捨てる」「方向転換する」ということに関しての、アンテナを絶えず意識すること。

このタイミングを逃すと、本当に大変なことになる。

だからこそ、小玉歩が英断した、僕の学びだして,2週間後Sexy English Teacher の3ヶ月後、まさか王の今、、素晴らしいと思います。

 

やはり、頑張って来たことには愛情も想いもたくさん出て来てしまう。

だからこそ、途中から第3者的な視点を持たなくなる。見えなくなる。

 

今、僕には僕の指示やアイディアを欲している仲間がいる。

滅茶苦茶寝ずにやっているし、努力をしている。

彼らに僕ができること。

「容赦無いアドバイス」です。

馴れ合い、努力を誉めるのは違う。

ちゃんと成功してもらう為に、僕は冷静に容赦なくアドバイスをします。

 

 

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。