Business Mind

知られてなんぼ

 

「19時にパークハイアットでお願いします。」

 

もうかれこれ1年以上の付き合いになった小玉歩と久しぶりの2人飯。

いつもなんだかんだ大人数での集まりになるので、2人での食事は久しぶりだった。

 

■ 僕が初アフィリですべりまくった次の日

■ 僕が初めて月収100万円を突破したとき

■ なんとなく

 

彼とは定期的に2人で話す。

そしてその時間を過ごすと、僕はいつも新しい道が見える。

そして彼にも少しだけ刺激を与えられるようになったかな?

 

今、僕はNBGCという彼が主催しているコミュニティで、彼が見えない部分を何気にフォローしている。

そういう意味では、なんとなく僕自信、楽しくやれたりする。

 

そんな話もありーの、説教ありーの、話は色々多岐に渡ったが、昨日、1番の盛り上がり(?)ポイントは、彼の多分最後になるであろう、出版の話。

 

「あなたはまだ本気を出してないだけ」

 

近いウチに僕もちょっと企画ポクお伝えしますのでお楽しみに。

 

その発売日が近づいた中、出版社の杜撰な態度に彼はぶち切れてた。

 

「そんなんで、編集長やってんの?」

「41歳でそんな仕事ぶり? ヤバく無い?」

 

まあ、僕だったらもっとブチ切れるような出版社の態度に、彼は冷静に詰めまくっていた。

ちょうどコースのメインディッシュ、極旨のお肉だったのに…

さすがに彼が怒っている時に、バクバク肉を食うのも如何なものか…と。。

ちょっと小休止  (これぞ、THE サラリーマン力!)

 

でも、彼のこの一言は痺れた。

 

「そんな仕事ぶりだから、あなたはベストセラーを出せないんですよ。」

 

凄く響いた。

 

僕が前にいた会社も「クリエイティブ」な仕事であって、凄く悩むことがある。

 

「いいモノはいい。」

「いいモノは自然と広がる。」

「ダメなものは無理矢理広げてもダメ」

 

凄く「コンテンツ」「商品」を信じて、モノを創ることに拘り、発売・ローンチしたらそこで終了な意識が強い。

 

昨日の出版社の態度もそんな気がした。

作家の機嫌を取って、とりあえず本を書かせる。

そして本が出来たら、はい、終了。

売れるか売れないかは、「運任せ」。

 

本当に時代錯誤も甚だしい。

今や、情報が溢れ返っている時代。

普通にやっていたら、埋没する。

 

サッカー日本代表の長谷部や長友の、言っちゃ悪いが中味スカスカの本より、100倍、今回の本は特に将来を不安がっているサラリーマンや学生が読むべき。

 

ネットビジネス界で言ったら、小玉歩と言えば誰もが知っている有名人。

だけど出版業界ではまだまだ無名。

ネット業界で活躍した人が勢いで出版し、そしてすべるのはすべてこの理由。

ネットビジネスでちょっと成功したからって、王様面で出版するからこける。

 

彼は分かっている。

普通にやっていたらスルーされちゃう。

だから彼は◯◯◯◯万円もの広告費も用意している。

 

そんな本気な彼の姿勢をないがしろにする出版社。

ちょっとヤバイっすよね…

 

彼はとにかく「集客」に拘る。

「三浦さんも、もっと集客を学んでください。Facebook広告、メルマガでブログを載せるとどうなるか?、Youtube、、、そういうテクニックを身につけて下さい」

 

彼が出版社との怒りの電話の前に僕にガツンと言ったこと。

 

これも何度もお伝えしているが、彼の集客への固執はきっと父親のラーメン屋の経営破綻がベースにあると思う。

 

「幾ら美味しくても、幾ら素晴らしいサービスでも知られなきゃ意味が無い。」

 

僕の前の会社の最後のクライアント、アサヒビールの本社は浅草にある。

ここ数年で本当に外人客が激増している。

大半の外人は「地球の歩き方」を片手に駅前のクッソまずいくせに高い蕎麦屋か天ぷら屋に入って行く…

浅草は本当に美味しいお店が多いが、そういう店は結構奥まった所にあるので、やはり初めての人は知らない…

 

売上げがすべてじゃないけど、外人客が増えれば増えるほど、立地だけが魅力のマズい店の売上げが上がり、本当に美味しい店は指を加えて、

 

「ふん! 知る人ぞ知るで俺らはいい!」

なんて強がる。

 

スタンスはあるけれど、情報発信者として生きて行くと決めた僕としては、最終的には人の判断に委ねられるが、僕はいい商品・サービス・情報を、適確に伝える義務があると思う。

 

きゃりーぱみゅぱみゅもたくさんの人にエンターテイメントを提供している。

ゴールデンボンバの出現は、ここ数年の忘年会・カラオケに多大な影響を与えた。

彼らはそれぞれ、TwitterとYoutubeがきっかけ。

数年前だったら多分世に出てない。

 

「いいモノだけが残る時代」から、

 

「いいモノといい見せ方ができるモノだけが残る時代」がまさに今。

 

そういう意味では僕らが日々活動していて学んでいる、SNSを使った集客やファン化戦略は、これからの時代、あらゆるビジネスジャンルで必要とされる技術だと思う。

 

だからこそ、僕はプライドを持って、これからも活動を続けて行きたい。

アングラ、、怪しい、、、

言いたい奴には言わせておこう。

どうでもいい。

 

そんなことを帰りのタクシーで考えたりして…

小玉さん、、

素敵な時間をありがとう。

 

そしてこれからも宜しくお願いします。

 

 

 

 

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。