今やインターネットビジネスだけでなく、どの業界でも欠かせない能力=思考力。
何処行っても出てくる話題。
「もっと思考を深めて」
「もっと思考に粘りを」
「思考が浅いな〜」 という感じで。
考えることが苦手だ〜という人が、なかなか生き残れない、、と言いますか、昔から考えずにすぐに行動!というのもとても貴重な存在ではありますが、最近そのポジションは少し下がって来ていると思います。
「あいつはすぐに行動する偉い奴だ。」ではなく、
「本当に何も考えない奴だな〜今回はたまたま結果がよかったけど、次は無理だね。」という風潮の方が強いような気がします。
今日はその「思考力」について考えてみたいと思います。
僕は思考力に付いて考えたり、話すとき、よく大学のテストの話しを例に出します。
大学の選択科目を選ぶ際、テストが「ノート持ち込み可」を選んでよく打ち砕かれたことを鮮明に思い出します。
逆に持ち込み不可で暗記テストなんですが、要点がまとまったノートを手に入れたら簡単に単位が取れた・・。。。みたいな。
つまり、「ノート持ち込み可」のテスト方が絶対難しいのです。
これは統計的に間違いなく。
「ノート持ち込み可」のテストは、授業の内容の把握は当然で、そこから考察される問題なので、かなり深い考察を要求されます。
頭がいい人のノートをGETして、適当にその箇所を探して映してもあんまりいい点数は取れない。
ギリギリ単位が取れる程度。
暗記ではなく、思考力を問う問題の方がとても難しいです。
「思考力」と言えば、かの有名な大前研一もそれで塾を開講しているくらい重要視しております。
彼は、
「インターネットが普及している今、どんなことだって調べれば分からない事は今の世の中には無い。知識よりも、そこから導きだされる仮説、検証、思考力が重要な時代だ。」
と言っております。
分かりますよ、分かります。分かってはいるんですが、、、、、
いつも思うのは思考力の深い人ってちょっと言い方悪いんですけど、理屈っぽい、、と言いますか、なんて言うか、時にウザっタイんですよね。。
上記に記した大前研一がまさにそう。
正しいこと言っているとは思うけど、時々「は〜何様??」と思ってしまいます。。
別に思考する人をバカにしている訳ではありません。
考える事は重要だし、僕も好きだし、浅はかな考えは大体の確率で失敗します。
ただ、それ一辺倒ではなく、時には直感を大事にし、すぐに行動! ということも同じくらい大事だと思うのです。
冒頭にも述べましたが、考えずにすぐ行動!ということを冷たく観ている今の時代もちょっと違うと思うんです。
結論、それを両方うまく出来る人が成功しているのだと思いますが。
ただ言えるのは、ある程度商品もサービスもコモディティ化している今、比重的には思考力の方が重要でしょうね。
これまた言い方悪いのですが、イケイケドンドンの時代では無いのだと思います。
飛び込み営業よりもキレのある提案。
飲みニュケーションよりも、1冊の企画書。
だからこそ、嫌いな上司飲みに連れて行かれて、
「昔は朝までクライアントと飲み明かして、そして仕事を取って来たもんだ」
と聞いて、ドン引きする若者社員が多いのだと思います。
会社を辞めて、個人で動いているからなのでしょうか?昔よりも凄く感じます。
それはそうと、こんだけ情報が簡単に手に入ると、クリームシチューの上田の蘊蓄王のポジションって廃れて行くのかな?
それはそれで、やっぱり貴重か?
好きな司会、明石家さんまを抜いて、NO1:上田。
彼の深い思考力も見てみたいものです。
「思考」「思考力」について考えよう、、と思っていたのに、
そんな、どうでもいいことをふと思ってしまった次第でございます。