髪を切り過ぎて若干若返った三浦です(・・・・)
僕は、それは本当によく無い・・・と皆さんに言われますが、美容院が大嫌いで。
3ヶ月に1回行けばいい方です。
その度に短く切って、伸ばすだけ伸ばす・・・みたいな。
本当に世界一どうでもいい話はこの辺にして、今回のテーマに入ろうと思います。
「評価」と「実績」の話です。
いきなり結論から申し上げます。
「評価」とは他人がするもの。
他人=人間 どうしても正当な評価なんてするのは無理。
どうしても感情、好き・嫌いが入ってしまう。
そんな抽象的なものにすがらず「実績」で黙らせましょう!てな話をしたいです。
・・・えっ? もう分ったからいいって??
いやいや、そう言わずに折角長文を書いたので付き合ってやって下さい! では参ります!!
「評価」と「実績」の親和性。
これ、皆、永遠の課題じゃないでしょうか?
なんで、俺はこんなに頑張っているのに評価されないんだ・・・ なんで、あいつは実力も無いのに評価されるんだ・・・
これって、永遠に続く課題だと思います。
だけど最近、僕はその呪縛から抜けつつあります。
なぜか?
それは、「サラリーマンじゃなくなったから」です。
「評価」よりも「実績」の世界に飛び込んだからです。
とは言え、起業家にはそのテーマが全く無いとは言えませんが、圧倒的にサラリーマン時代よりはそのストレスが減ることになります。
先ずは、僕のサラリーマン時代の話をします。
大学卒業後すぐに入社。当時優秀な人が多いと言われていたトヨタチームに配属。
多分、かなり営業適正評価を期待されての配属だったように思います。
そのチームに同期で配属されたのは僕ともう1人、一橋大出身の学生時代からずっと広告を勉強していて素人ながら広告賞とか獲得している優秀な男。
最初からこんな説明されてました
「頭脳採用と体力採用」
当然、一橋大の彼が頭脳採用で僕が体力採用。
それが異常に悔しくてマジで努力しました。
それこそ寝ずに知識の吸収と上司の言うことを一切否定せず我武者らに走り続けました。
・・・結果、救急車で夜中運ばれることに。。。
そしてその問題が公になれば、会社的に問題になる・・・ということで、次の日から強制休暇。
いきなりの休暇で旅行の予定も立てれず、ぼーーーっと時間を過ごしていたことを今でも覚えております。
それこそ身を削って「評価」を取りに行きました。
気付いたら、一橋大の彼とは評価は逆転。
「三浦、三浦、三浦に頼めばなんでもやってくれる」 奴隷っすね。
飲みの場もしょっちゅう誘われ、クライアントからも好かれ、、
だけどそれは「頑張る三浦」という評価でした。だけど新入社員で評価を求める為には「仕事量」以外ないと僕は未だに思っております。
ネットビジネスと一緒。
どんなに学校でマーケティングを学ぼうが広告論を学ぼうが、やはり社会は違う。会社は違う。
どんなに教材を買ったりセミナーに行って、頭で分ってるつもりになっても実践をしてないと全く意味が無い、、本当に同じ感覚です。
そのトヨタチームの努力が認められ、前の会社は第2次配属というのがあるのですが、それは入社5年目に必ず異動しなきゃいけないというルール。
人事が駒のように配置換えするのですが、僕は身を削った努力が認められたのか、色んなチームからオファーが来ました。
アサヒビールチーム、キリンピールチーム、SONYプレステチーム、当時のVodafonチーム(現ソフトバンク)
いや〜そうそうたるチームの偉い人から声がかかって鼻がピノキオになってましたね。
で、会社的にも重要なアサヒビール スーパードライチームへ。
最初、皆、腫れ物に触るかのように接して来ました。
「あいつが三浦だ。なんかすげえらしいぞ」
「すんげえ引き抜きに合いまくってたらしいよ」
「未来の幹部コースらしい」
みたいな。
まあ、気持ちよかったです。
そこから半年後に評価は激変します。
「あいつ口だけ?」
「なんかなんもやってない」
「どうやら違うチームへ異動らしいよ」
と。。。色んな声が聞こえて来ました。
いや〜〜〜ビビりましたね。
こんなに急に??
理由は明解です。
やはり1台数百万するクルマと、1本数百円のビールとでは販売戦略・マーケティング戦略、、すべてが違う。
だからある意味、転職に近い感じだから早くその仕事に慣れなきゃ行けない。
だけど、僕はどこかしら「俺って評価されてる〜」みたいな高飛車なところがあって、その1番評価の礎になっている「我武者らにやる」ということをやらず、もう天下を取ったかのように仕事をしてたので、成長スピードが異常に遅くなった。
しかもどっかで他の人をバカにしてた態度も行けなかったように思います。
そう気付いたときにまた、三浦スイッチを入れ直します。
そうなると、
「三浦、、よくなったな〜」
「やはり三浦! 凄い!!」
・・・・・ぶっちゃけ、この辺くらいからマジで疲れ始めます。
俺は何の為に仕事してるんだ・・・
皆の顔色を伺う仕事が俺の仕事なのか・・・
そこからもう決めます。
一切他人の評価は気にしないことに。
そうなると冷静で色々見えて来ました。
あんなに救急車に運ばれるくらい仕事したのに、他の奴と給料ほぼ変わらない。
あれ?俺の実績なのに上司の実績になっている?
やっべ・・ミスった、、数百万のロスだ・・・って、おい!お叱り無しかい!!
広告代理店の仕事が嫌いになった、、という訳じゃ無いですが、色々自分の中に変化が芽生え、
「どうせ働くなら、内容なんてどれも一緒。だったら給料の多いところに行こう〜っと」
という感覚に芽生え、当時その会社よりも給料が多いと言えば、戦略コンサル会社しか思い付かず、受けまくってました。
で、ある人との出会い。
クライアントからダメもとで提案した彼をどうしても口説いて欲しいとのこと。
色々調べたり、彼の事務所の人と打ち合わせを重ねる度に、彼の仕事のスタンス、男らしさ、なんとも言えない魅力に取り憑かれ、転職活動は止めて、また広告の仕事をひたすら頑張ることに。
当時、その人は滅茶苦茶スタッフとか関係者に尖ってて、ある特定の人達としか広告の仕事をしないと決めてました。
そこに何度も足を運び・・・
会社からは「無理だから他を考えよう」と言われますがシカト。
「三浦は会社よりも単純に福山と仕事がしたいだけだ!あいつはダメだ!」 という言葉もシカト。
結果、有り得ない交渉を成立させました。
そうなると、僕の「評価」はどうなったでしょう?
なんていうか、評価という言葉を超えて行きます。
あいつヤバイ・・・あいつに睨まれたら出世がなくなる・・・
会社歩いている時や、トイレとかで知らない人から会釈とかされ出します。あれは笑った・・・
そしてなんか手が付けられなくなって、最終的には色んな人から裏切り。
こんなもんです 笑
本当に勉強になりました。
評価・実績・人・・・業の深さも感じたし、超ーてきとうなもんなんだな〜ということも。
人の評価を気にする人は、まあありきたりですが「自分」が無くなります。
「自分」よりも「他人から好かれたい自分」を演じることになり、結果ストレス、暴飲暴食、鬱病・・・色んな問題がすぐそこに待っています。
人の評価を気にし出したら終わりはありません。
だから愚直に実績を積み重ねる。
そこは自分のやりがい、やりたいこと、好きなことを実直に。
そうすれば自然と評価は付いて来ます。
面白いエピソードをもう1つ。
僕は社会人最初の頃、アニエスb.というファッションブランドの腕時計をしてました。
当時付き合っていた女性からのプレゼントで・・・結構大事に使ってたもんです。
彼女幸せな結婚したかな〜 ・・・おっと、感傷に浸っている場合じゃない。。
あるとき、超ー優秀だけど性格が悪くて、腕時計マニアの人と打ち合わせしてバカにされまくります。
「三浦の時計何それ?? 社会人にもなってファッションブランドの時計・・・って・・・ふふ」
みたいな。
当時、ロレックス・オメガくらいしか分らなかった僕。
なんで、ここまで言われるんだろう〜? と思った次第ですが、まあ長く付き合って行くスタッフ、、ちょっとは俺の「センス」を見せつけるか! と思い、時計雑誌を買ったりして研究し始めました。
それをデスクで見ている時、今でも尊敬している先輩が僕に、
先輩
「三浦、何やってんの〜?」
三浦
「いや〜 ◯◯さんにバカにされて、彼を黙らせるようなセンスフルな時計を探しているんですよね〜」
先輩
「◯◯さんね〜。時計オタクでしょ? それの1番の気もちいい答え、◯◯さんのグーの音も出ない答え、教えてやろうか?」
三浦
「えーーーマジで聞きたいっす!! やっぱロレックスですか? フランクですか??」
先輩
「ちげえよ。そんなブランドに頼ったらどうせ、いちゃもん付けて来るに決まっている。1,000万以上の時計を買って、黙らせろ」
三浦
「・・・・・・・・無理ですよ・・・・」
ちょっと違うかもしれませんが、なんか的を得てるような気もしてます。
人の評価なんてそんなもん。
ピーチク・パーチク言わせないほどの実績を。
最後はなんか、バブリーな話になってしまいましたが、少しだけ皆様の「他人評価呪縛」を解き放てれば・・・と思います。
なぜ俺は評価されないんだ? なんであいつは実力も無いのに評価されているんだ!と考えるのは時間の無駄です。
愚直に自分の実力を研ぎすまし実績を積み重ねる。
最後に繰り返しになりますが、「評価」は他人がするもの。
自分が幾ら頑張っている!と思っても、どうしても人の感情が入る。
そこに一喜一憂していると何よりも素敵な「皆様の個性」が失われる。
黙らせるには、有り得ない実績を! です。