Business Mind

チュートリアル徳井氏の脱税問題からみえる「外注化」の話。

チュートリアル徳井氏の脱税問題からみえる「外注化」の話。

 

ラグビーや日本シリーズの報道でそこまでヒューチャーされておりませんが、チュートリアル徳井君の脱税問題が発覚しました。

 

3年で1億5千万程度の脱税とのこと。

 

個人的には大好きなキャラだっただけにとてもとても残念です。

 

 

記者会見を速攻で開いたのは評価できるが、

 

・・・う~~~ん、、

 

「杜撰な性格」じゃ済まされない金額と問題だ。

 

青汁王子やホリエモンが吠えまくっている理由も頷ける。

 

ちょっと処分が軽過ぎるの声。

 

吉本興業も結構優しい対応をしている。

 

 

社会全体の忖度が垣間見れる寂しい事件だ。

 

 

今朝のサンデージャポンで編集者箕輪君がいいことを言っていた。

 

 

「僕自身、本を作ることに関してはかなりスイッチが入るけど、こういう事務的なこと(税金申告やその他全般)になると面倒だから、全部プロ(税理士さん)に任せている。

 

 徳井さんとか他の芸人も『芸』に関しては本気になれると思うが、こういう事務的なことが苦手な人が多いと思う。

 

 だからそういう分野はとっとと専門家に任せるべき」

 

 

おっしゃる通り!

 

僕もマジでこういう事務的なことが苦手です。

 

毎月の数字も「なんとなく」は把握しているが、当然人によっては「1円単位」で計算できる人もいる。

 

だけど、僕は無理。

 

 

だから、税理士さんにすべて任せている。

 

ただ、人によっては

 

「全部自分で把握し管理しないと気が済まない」

 

という方もいらっしゃったり

(実際に僕の周りの何名かはそのタイプ)

 

その毎月の数万円を出すくらいなら自分でやる!

 

と、それぞれ人の価値観は違う。

 

 

税理士さんを雇われた方ならご存知かと思いますが、だいたい最初の時に契約コースを決めます。

 

・基本自分でやるが、大事な申告だけをお願いするコース

・年に大事な時(数回)だけ打ち合わせして書類も基本は自分で作るコース

・専門的なこと以外、領収書の整理などの細かい作業だけは自分でやるコース

・全部お任せコース(毎月打ち合わせ)

 

金額も下に行けばいくほど高くなるが、僕は当然、一番下のコースだ。

 

領収書の整理をする時間があったらコンテンツを作りたい、、

 

と、どうしても思ってしまう。

 

(これまた価値観の問題です)

 

サラリーマン時代は、経理担当とか大嫌いだったけど今思うと、彼らがいたから僕らは営業に専念できたと思える。

 

 

僕にとっての税理士さんは最高のパートナーだ。

 

徳井君は「スポット的に税理士さんを雇っていた」と言っていたから、間違いなく僕のようなお任せコースじゃないと思われる。

 

 

・・・なんかねえ。。

 

「ドバイに移住したい!

 なぜならば、あっちは税金が安いから」

 

という発言も考えると、この脱税は最初から意図的にやってたとしか思えない。

 

 

友達との旅行代も経費に。

 

 

「こういう経験がネタになる時もあるので」

 

 

・・・さすがに厳しいでしょ その言い訳は……

 

 

また、社会保険にも入ってないって……

 

 

「人として」「大人として」どうなの?と普通に思ってしまう。

 

 

自分よりも歳をとっている大人の行動とは思えない。

 

 

なんか徳井君の悪口ばかりになりそうだからこの辺にしておきますが、今日はその流れでもう少し補足させてもらうと、先ほどの箕輪君の発言をもう少しだけ拾います。

 

 

個人事業主は、できるだけ

 

「自分の得意な分野にできるだけ時間を割くべき」だと思います。

 

 

売り上げの観点でしかビジネスをしない人は

 

「外注化」を嫌う人が多い。

 

 

単純に「お金の無駄」と浅はかに考えてしまう。

 

「支出」という意識が低いんだと思います。

 

 

僕も最初は当然自分1人完結でした。

 

ただ、やはりそれだけじゃ仕事の幅や売上は伸び悩む。

 

 

個人事業主になって3年前くらいから一気に売上が上がりましたが、同時にその年から「外注費」も異常に増えておりました。

 

 

「任せるところは任せる」

 

 

いくら社員がいないとはいえ、所詮1人でやれる限界はすぐにきます。

 

転売している人も外注化を早めに視野に入れなければ、梱包・発送だけで1日が終わる日が続く。

 

 

ただ、気をつけなきゃいけないのは

 

「外注化のタイミング」です。

 

全く自分でやったことないことを人に頼むのは

 

「外注化」じゃなく、ただの「ぶん投げ」です。

 

外注化は効率化を目指しているものですが、ぶん投げはただの仕事放棄です。

 

ブログ、トレンドブログに多いのが、最初から全く記事を書かずにいきなりランサーズに発注する人。

 

それでは、絶対に稼げない。

 

最近はYouTubeも多いな~

 

動画をいきなり外注化する人。

 

ある程度最初は自分で手足を動かして理解しないと、外注しようがなくないですか?

 

何を発注するのでしょうか?

 

 

この話をするときにいつも僕が出す事例は、前職時代のデザイナーさんと仕事をした時の話。

 

 

「デザインはデザイナーがやること」

 

「俺はクライアントのいう通り指示するだけ」

 

 

というスタンスで最初仕事してましたが、やはりうまくいきませんでした。

 

どうしても微妙なニュアンス違いの伝達ミスでトラブルをよく起こし、デザイナーから怒られまくっていた。

 

 

そこで、

 

「やっぱ、デザインをもう少し勉強しなきゃ仕事にならない」

 

と目覚めて、デザインの勉強を始めたことでスムーズになったことがあります。

 

 

コピーも編集も全部そう。

 

ある程度、その業務を理解してないと、マジでそれこそ伝書鳩状態になり、間に入っている意味がなくなる。

 

基本はクライアントの立場になりながらも、時にはスタッフと共にクライアントと戦う。

 

 

それが間に入っている意味だと知れました。

 

 

僕の周りでは、しょっちゅうデザイントラブルが起きます。

 

まあ、デザイナーの人間性が大半の要因ですが、個人的には余りにも発注する方がデザインに関して真剣に考えていないのも理由だと考えます。

 

お金を払えばいいとしか考えてなさすぎる。

 

 

「いい感じで作って」

 

 

は、発注じゃありません。

 

 

ちょっとこの話になるとまた長くなるのでまたの機会に。

 

 

今日一番お伝えしたかったことは、最初は無理かも知れないけど、ある程度ビジネスの軌道が乗ってきたら

 

 

「どんどん外注化しよう」

 

そして、

 

「どんどん業務を広げよう」

 

ということです。

 

 

ただ、どうしても外注化できないことはある。

 

例えばこのメルマガ。

 

これを外注化したら、それこそ僕の存在意義がなくなるし、代わりは「絶対に」無理だからです。

 

 

この「代わりは無理」という仕事こそが

 

「AIにもできないこと」だと考えます。

 

そういう仕事、

 

「自分にしかできないこと」を増やすことが

 

今の時代、最も求められていることのような気がします。

 

 

 

ではでは

 

 

PS

 

ニュージーランド・オールブラックスが負けて寂しいっすねー

 

でも、本当に素晴らしい試合でした。

 

お疲れ様でした!

 

 

そして、今日は日本を倒した南アフリカとウェールズの試合。

 

W杯も残り3試合となって寂しいですが、終わりは必ず来るので、、、

 

今日、もしかしたら動画収録するかもですので、また完成し次第、展開させて頂きます。

 

 

では!

 

 

 

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ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。