情報発信

名曲「チキンライス」は情報発信の極み

今日で引っ越しがほぼほぼ終了です。

多分、下北沢の方には不動産立会の件で後1回だけ行くことになりそうです。

いやはや、、さすがに少し感慨深いかなーと。

・・・もう下北にも余り足を運ばないと思うとかなり寂しいので、

何かと理由つけて下北も引き続き大好きな街なので利用していこうと思います。

とにかく事務所が落ち着かない僕は、ここ2週間くらいは
家に早く仕事を持ち帰って作業をしておりました。

だけど、やっぱ家は誘惑が多い・・・

誘惑だけでなく、妻や娘に定期的に頼み事をされるので集中力は下がります。

家から歩いて10分程度にある事務所なので
家賃を払うのを勿体ないと思う人もいるかもだけど、

TOTALで見たら、僕的にはmustな投資であります。

昨日も家に早めに帰ってきたので、作業しながら大好きな

「松本人志の酒のつまみになる話」をそれこそ酒を飲みながら鑑賞しておりましたw

ちなみに、この番組は「コロナ」以降にできた番組。

その前は、ダウンタウン+坂上忍のコンビで
「本気ではしご酒」という番組でした。

毎週2組のゲストと色んな飲食店で
酒を飲みながら話す企画。

だから当然コロナ以降は企画として成立しないため
スタジオに篭ってまっちゃんがゲスト5名くらいと酒を飲んで話す企画へと変更。

あくまでもテレビ局サイドは

「苦渋の選択」であったんですが、結果、
今の方が数字が取れている。

これも「コロナ」を逆手に成功した事例の1つであります。

それはそうと、、

昨日はいつも通り楽しかったんですが、いつもとちょっと違うエンディングでした。

ゲストでも出演したX-JAPANのボーカルTOSHIさんが番組の最後に

「チキンライス」を弾き語りで歌うことに。

これが最高によくて・・・

いつもとは違った読後感を味わえました。

ご存知の方、読者さま、、半々かな??

なので背景とセットで名曲:「チキンライス」についてお伝えします。


僕も大好きなクリスマスソング:「チキンライス」が生まれた経緯は・・・

まだHey!Hey!Hey!!(ダウンタウン司会の音楽番組)が放送中の頃、
浜ちゃんが、ゲストのマッキー(槇原敬之)に

「曲作ってや~~」と強引に頼むところから始まります。

当時はまだまだ浜ちゃんも音楽活動に興味があったみたいで。。

マッキーは速攻で

「いいですよ!」

と言う。

その代わり、条件として

・まっちゃんが詞を書くということに。

当時のまっちゃんは、浜ちゃんと違ってお笑い1本。

当然、曲の詞なんて書いたことなく、、

最初は拒絶しまくるまっちゃんに、マッキーが

「実は僕にアイディアがあるんです。

 いきなりなんのテーマもなく
 書くのは難しいので、

 クリスマスソングを作りませんか?

 なんか既存のクリスマスソングって
 ベルがどうしたとか雪がどうしたとか
 サンタがどうしたとか

 どれもこれも一緒でつまらないんですよね~

 クリスマスは人それぞれ思い出があると思います。

 そして、それは人それぞれ全部形は違う。

 松本さんだけの、
 松本さんが感じる

 『クリスマス』を書いて頂けませんか?」

なんの縛りもないのが一番辛い。

「なんか面白い話してー」


これほどの無茶振りは他には存在しないw

これに少し、

「学生時代にあった
 彼女との面白エピソード教えて」

とか、

「社会人1年目に1番
 面白かった出来事は?」

なんて、聞くと少しは話せたりする。

そのマッキーのアイディアが功を奏したのか
腰の重かったまっちゃんは詞を書くことに。。

その時ちょうど、夏休みを取っていたまっちゃんは
沖縄で作詞活動を始める。

色々紆余曲折あるが、、まっちゃんのコンセプトの柱は大きく2つ。

・自分が子供の時に感じたクリスマスって?

そして、

・自分が子供の頃は本当に貧乏だった。。

思いの丈を文字に落とし込んだ。

その出来上がった、処女作を全国コンサートの隙間時間に読んだマッキーは

なんと号泣する。

「凄い良い歌詞。。

 うんうん。

 これは凄い。。」

その出来上がった歌詞がこちらになります。

※ちょっと長いので面倒い方は一番だけ読んで飛ばしてください!

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親孝行って何?って考える
でもそれを考えようとすることがもう
親孝行なのかもしれない

子供の頃たまに家族で外食
いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なもの頼めば二度とつれてきては
もらえないような気がして

親に気を使っていたあんな気持ち
今の子供に理解できるかな?

今日はクリスマス
街はにぎやかお祭り騒ぎ
七面鳥はやっぱり照れる
俺はまだまだチキンライスでいいや

貧乏って何?って考える
へこんだとこへこんだ分だけ笑いで
満たすしかなかったあのころ

昔話を語り出すと決まって
貧乏自慢ですかと言う顔するやつ

でもあれだけ貧乏だったんだ
せめて自慢ぐらいさせてくれ!

最後は笑いに変えるから
今の子供に嫌がられるかな?

今日はクリスマス
街はにぎやかお祭り騒ぎ
七面鳥はやっぱり照れる
俺はまだまだチキンライスでいいや

今ならなんだって注文できる
親の顔色を気にしてチキンライス
頼む事なんて今はしなくても良い

好きなものなんでもたのめるさ
酸っぱい湯気がたちこめる向こう
見えた笑顔が今も忘れられない

今日はクリスマス
街はにぎやかお祭り騒ぎ
でかいケーキもってこい
でもまぁ全部食べきれるサイズのな

赤坂プリンス押さえとけ

スイートとまでは言わないが
七面鳥もってこいこれが七面鳥か

思ってたよりでかいな

やっぱり俺はチキンライスがいいや

======

まっちゃんの子供時代の貧乏だった頃の話から
今は裕福になれたけど、変わらない想い・・・みたいな。


で、

話が長くなってきましたが、このチキンライスを
TOSHIさんが滅茶苦茶大好きだとのこと。

なんとカバーまでして、PVまでオリジナルで作っている!

⇒ https://iodine-ex.jp/Lm6297/126121

(本人たちが歌うよりカッコいい!というのは内緒でw)

そして今日のタイトルになりますが、、

やっぱ、この曲はまっちゃんの実体験の生の発信だから響くんです。

もうこれはただの1曲の詞というより
個人の熱い情報発信です。

このチキンライスという曲が出た後、

・本当に松本さんは貧乏だったんだ……それも結構酷いレベルで、、

・でも、今じゃ、、やっぱお笑いの世界には夢がある!

・俺も頑張ろう!

と、多くの芸人が勇気をもらえたとのこと。

そして松本人志の「格」が1STAGE上がった瞬間でもありました。

自分の恥ずかしい実体験をリアルに発信する強さ。

しかし、成功した今があるからより響くということは忘れちゃいけないが、

単純に僕はこの詞をカッコいいと思う。

情報発信は計算しなきゃいけないことが多いです。

何を言うか?何を言わないか?を徹底的に決めることや

発信するタイミング+MEDIA などなど

だけど、やっぱりリアルに実体験に基づいた
思いの丈は一番心に響く。

やってもないことをやったかのように嘘を書くのなんて絶対にバレる。

だからとにかくこれからも

「実践+発信」ですです。

あっ TOSHIさんの方だけ載せて
本人たちのverを添付するの忘れた・・・w

https://iodine-ex.jp/Lm6297/226121

ちょっとクリスマスには早いですが、僕の大好きな歌。

情報発信の塊の曲。

よかったら聞いてみてください。

ではでは