コピーライティング

「差別化」の勘違い

今日はマーケティング、、

いや、ビジネス全般において頻繁に使われる

「差別化」という言葉について話したいと思います。

ほんとよく使われる言葉です。

・それはちゃんと競合と差別化を図れているのか?

・差別化ポイントはなんだ?

・差別化しないとそもそも売れないぞ

差別化差別化差別化・・・

ちなみに差別化を用語として調べてみると、

=====

「差別化」とは、同じカテゴリーに分類される他社製品と比較し、大きな違いを作り出すことだ。

言い換えると、優劣の差をつけることを言う。

優劣の差をつけ、比較した際に競合より優ることで顧客の支持を得ようとする戦略だ。

=====

分かりやすい表現です。

なんですが、個人的には多くの人がこの

「差別化」という言葉の意味を勘違いしているような気がします。

多くの人は差別化をこう解釈している↓

・差別化=突拍子もないこと

・差別化=唯一無二

↑もしこれが思いつけば、あなたもスティーブ・ジョブズになれるでしょう。

僕がよく言う

「発明なんて必要ない
 発見で十分」

というのは正にこの「差別化」の説明にこそ相応しい。

結論から言うと、

・そんな突拍子もなく唯一無二のものを開発するなんて無理

ということです。

殆どのノウハウや企画・アイディアは世に出回っている。

「ん?

 この企画、、

 すんげえ新しいかも!?

 俺って天才!」

と思ったとしても、ほぼ同じ企画は間違いなく世に存在しております。

逆にそれを事例として知らない方が後でヤバい。

基本、差別化とは

「ちょっとした変化」

「ちょっとした
 視点のずれ」

のことを言います。

何と比較して「ずれ」や「変化」なのか?

それこそ、

「既存の商品・サービス」です。

つまり、ここが1番大事なのですが、

あなたの商品・サービスの競合を知らずに

差別化なんか図れないということです。

だから1番大事なのはリサーチ、、ということになります。

今年、親戚のお年玉周りをした娘はなぜかその後少しお金に興味を持ち出しメルカリを始めました。

(僕のスマホから 僕名義で)

推しメンが年々変わっていくので、昔好きだったアイドルグッズを出品しまくっております。

そして、速攻で売りまくっております。

その戦術は単純で、お金に興味があると言いながらもそこはまだまだ可愛いモノ。

競合商品よりも結構安めに出品している。

(こうやって価格破壊が起きるのか、、と横で見ておりますがw)

これも単純な価格の差別化。

なんとなく、

「この団扇は1,000円で~」

なんて言っていたら売れない。

しっかりと競合をリサーチしているから売れている。

これはかなり単純な話なので分かりやすいですが

年末年始に読みまくったビジネス書でも同じ感覚に陥りました。

「ん?結局、この本とこの本
 同じこと言ってない?」

・話し方の本

・コミュニケーションに悩んでいる人の本

・伝え方の本

・人間関係に悩んでいる本

ちょっと奇を衒って

・○○○○○で表現する方法

的なタイトル、魅せ方の本の中身、当然全部とは言いませんが

「60%~80%」内容はモロかぶりしておりました。

そこには微妙は「差別化戦争」が勃発しているだけなのを知ります。

僕がよく事例に出すビールもクルマもそう。

「ちょっとした変化」

「ちょっとして
 視点のずれ」

↑この戦いがすべてです。

うん。。去年販売した

「魅せ方が9割」

も、きっとちょこっと手直ししたら

「差別化が9割」となるでしょう。

今日1番お伝えしたいのは、

・差別化を勘違いしないで欲しい

という厳しめな意見と同時に

・差別化はそんなに難しいモノではない

という両面の考えです。

その考えはこういう魅せ方にも波及できます。

先ほどの挙げた書籍は全部、テーマは

「コミュニケーション」ですが、

それと同じくらい人気の「継続・習慣系」の本で言うと、

ほぼ書店に並ぶこれ系の本を読破した僕が行き着いた結論。

「継続・習慣系」のノウハウでほぼほぼ90%は強く主張しているノウハウは・・・

・朝方生活に切り替えろ

・規則正しい生活を

という結論に行き着きます。

・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・

 

それができねえから、困っているんだよ!

こっちは学生時代から夜型生活が染み付いているんじゃい!

それをいきなり変えるのは無理~~~

と、いつもこの結論を見る度に思います。

ですが、ご存知僕はメルマガやYouTubeを継続できている。

そうなると、

「別に朝方生活にしなくても
 規則正しい生活しなくても
 継続は可能です」

と謳える。

結果、僕と同じようなだらしない人間には刺さるw

これも、書店に並ぶ「継続・習慣系」の本を読みまくったから言える話。

なので今日のオススメの結論は、、

もしあなたのノウハウ・企画・商品・サービスにイマイチ自信がないなら

それを「磨く」「精度を上げる」ことばかりに目を向けず、

ひたすら類似商品・競合サービスを調べまくることです。

絶対に「差別化戦略」が「簡単」に浮かんできますので。

では!

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。