昨日の「AIと推し活」メルマガに
「そういう視点も
あるんですね…
それは盲点でした」
というコメントもいただきました。
うんうん。
考えれば考えるほどこのテーマは深い。
そしてこのテーマのもう1つの側面は
「推し活される人間になる」
というのも含まれます。
まあ、昔の言い方したら
「ファンビジネス」ですけど。
ここ数年で、推し活という言葉の意味も、
広がり方も、熱量の質も、完全に変わりました。
もともとは音声で話した通り
「アイドル現場のオタク用語」
という感じでしたが、今は日本人の生活習慣レベルで一般化している。
しかも面白いのは、推し活がただの趣味ではなく、
人生のエンジンになり、仕事の生産性まで上げる
新しい行動モデルになっている点です。
いま日本で行われている「推し活」7分類
1.アイドル推し活(王者)
坂道・旧ジャニーズ・ハロプロ・K-POPなど。
これは依然として最大のボリュームゾーン。
ライブ遠征、グッズ、ファンクラブ、コミュニティ…。
経済規模が圧倒的で、推し活市場の中心にあることは変わっていない。
2.アニメ・漫画・声優推し活(Z世代の主流)
「ブルーロック」「呪術」「鬼滅」などアニメの隆盛に加え、
声優イベントがアイドル化し、VTuberとも融合していく。
今、最も伸びている領域がここです。
3.VTuber推し活(急成長領域)
ホロライブ・にじさんじなど。
毎日配信するため生活導線に入り込みやすいのが爆発力の理由。
課金モデルも強く、推し活市場を牽引しています。
(やはり生配信は強い……)
4.俳優・2.5次元・芸人の推し活
舞台俳優、ドラマ俳優、M-1芸人など。
ここは20〜40代女性に強い支持があり、熱量がとにかく高い。
5.スポーツ推し活(三浦の本丸)
ラグビーはまだまだで、、、
野球、サッカー、バスケなどの市場はとてつもなくでかい。
「推しチーム」「推し選手」文化が完全に定着しています。
またW杯、箱根、甲子園など一瞬で国民的ファンが増える現象はスポーツ特有。
6.YouTuber・インフルエンサー推し活
HIKAKIN、霜降りの粗品、東海オンエアなど。
距離が近く、毎日のコンテンツ更新が習慣化されるため推しやすい。
7.モノ・キャラ・動物・ブランド推し活(新勢力)
サンリオ、ポケモン、ハリボー、雑貨、文具…。
人じゃない推しがじわじわ増加。
推し活ホテルや推し活カフェの経済圏と相性が良く、勢力が拡大しています。
推し活市場のボリュームゾーンはどこか?
そして、ボリュームゾーンはどこなのか?
結論を言うと、今の日本の推し活人口はこんな感じです。
◆1位:アイドル(王者)
市場規模も人口も最大。
ここが推し活文化の中心であり続けています。
◆2位:アニメ×声優×VTuber(Z世代の主戦場)
伸び率はダントツNo.1。
未来のボリュームゾーンは確実にここ。
◆3位:俳優・舞台・芸人
特定の層に圧倒的支持。
ライブの満足度が高い領域。
◆4位:スポーツ(全年代が対象)
熱量ではトップクラス。
一度応援を始めると長期化するのが特徴。
(ラグビーも高齢者が多い…)
AI時代にこそ「推し」が必要になる理由
昨日と重複しますが。
推し活は、幸福を自分でつくりに行く行動と言えます。
だから、推しがいると、
・ 毎日に意味が生まれる
・ 行動量が増える
・ 一体感が得られる
・ 応援することで自分の精神が整う
・ 仕事のモチベーションまで上がる
つまり、
人を動かすエンジンとして機能する。
マジでだからAI時代にこそ
「推し」は必要になるとぼくは考えます。
AIが加速する来年、
「効率」や「合理性」で勝負する分野の大半はAIが担っていきます。
だから人間が強みを出せるのは、
・ 感情
・ 熱量
・ つながり
・ 推しへの愛
・ 推しのために動く行動力
そして、
・ 推し活される人間になる!
こういう目に見えない力です。
推しがいることで、人生が豊かになり、
結果的に仕事の生産性まで上がる。
推し活は、単なる趣味ではなく、
これからの時代の個人のエネルギー源になる。
ぼくはそう確信しています。
これからの「推し活ビジネス」と個人の戦い方
ファンビジネスの発展系
=推し活ビジネス。
推し活される人がいて、
推す人がいて、
そこに感情と経済が動く。
AIがロジックや効率を担当していく世界で、
ぼくら人間はどこで戦うのか?
その1つの答えが、
この「推し活」と「推し活される人間になる」というテーマだと思います。
まだまだ深掘りできそうです。
それでは!








