ここ1年半、多くの医師の方と話す機会を得ました。
・・・いつのまにか、医者じゃなく「医師」というようになった 笑
そんな最初は雲の上……は言い過ぎかもしれないけど
それくらいの存在だと思っていた医師も、
ぶっちゃけ「同じ人間なんだ」と思うことの方が圧倒的に増えました。
それは、良い意味でも悪い意味でも。
なんか今日ふと、そんなことを考えた時に
沸き起こった感情をメルマガに残しておこうと思います。
お伝えしたい内容は、次の4冊目の本にも通づるし、
学生時代じゃない、社会人、そして個人事業主になって
最も大事にしている「ビジネス観」だったりしもします。
シンプルで、だけど本質的で、時に残酷な現実とぼくが言ってますが、
「待ってても、何も起こらない。」
ですです。
学生時代の「美しい物語」は、なぜ社会では起きないの
この10年間、何度も事例に出した大学ラグビー時代の話。
決して目立つタイプじゃないし、アピールも下手だし
圧倒的な才能があるわけでもない。
ただ、黙々と練習を続ける選手が、
どんなチームにも必ずひとりはいたと思います。
派手さはゼロ。
でも、誰よりも真面目に練習をし、誰よりも早くグラウンドに来て
誰よりも長く残るような選手。
そんな選手を仲間も、リーダーも、監督も、
必ず見ているもんです。
そしてこれもよくある話だが、シーズン最後の試合とかに、
一瞬だけど、そんな努力家な彼が試合に送り出される。
温情とかではない。
「お前の姿を、ずっと見ていた」
という証明として、試合に出る。
その瞬間、チーム全員が笑顔になる。
本人だけじゃない。
見ていた仲間たちも、監督もコーチ陣も
みんな嬉しくなる。
ああ、こういうのがスポーツの醍醐味だよな、と何度思ったことか。
そしてぼくは信じていた。
「大人の世界にも、こんな優しさや正しさが きっとある」
と。
でも社会は、そんなに優しくなかった。。。
ここからが本題です。
(前段、、なが!w)
結論からいえば、あの美しい物語は、社会ではほぼ起こりません。
むしろ逆で、
あざとく、ずる賢く、立ち回りだけでのし上がる人は想像以上に多い。
医師の世界にすら感じる。
なんなら、そういう人の方が結果として得をしているように見える。
これが現実です。
学生時代のように、
「誰かが見ていてくれるだろう」
「チャンスの時に呼んでくれるだろう」
は通用しない。
いや、通用しないどころか、期待すべきではないと考えます。
「待つ人」と「行く人」の差は、とんでもなく大きい
世の中には「待つ人」と「行く人」がいます。
結構これ、ぼくがビジネスの場でいつも
「情報発信」という言葉に変えて伝えていることです。
世の中には「待っている人」と「行く人」がいますが、圧倒的に待っている人の方が多いです。
・「声をかけてくれないかな」
・「友達になろうよと言ってくれないかな」
・「仕事頼んでくれないかな」
・「好きと言ってくれないかな」
みんな、待っている。
でも、待っている限りはビジネスは動かないし、ましてや人生は変わらない。
少数派の「行く人」には、競争相手がいない
一方、少数派の行く人は何をしているか?
- 自分から声をかける
- 自分から企画を持っていく
- 自分から勝手に関係をつくる
- 自分から「やらせてください」と言う
この差は、とんでもなく大きい。
「行く人」は、ほとんど競争相手がいません。
なぜなら大半が「待っている側」だから。
だからこそ、世界は「行く人」にとって圧倒的に有利にできている。
ぼくがこの話をすると、
「結局は行動しようって話ですよね?」
「また情報発信ですか…」
と言われるんですが、
なんつうか微妙に違う。。。
これはテンション論ではなく、もっと深い、存在のあり方の話と捉えるべきです。
「見つけてもらうスキル」
と最近は命名しております。
学生時代のまま「待ってしまう思考」を手放す
学生時代は、やった分だけ誰かが拾ってくれる世界だった。
でも今は、「やってる感」だけで満足してしまうと、誰にも見つからない。
だからぼくは、行動そのものよりも、
「待ってしまう思考」
を手放すことが大事だと思っています。
ぼくがコンテンツを作ったり、企画を教えたり、出版をサポートしたり、
SNS発信を広めているのは、結局ここに理由があります。
THE SHI-GYOもそうです。
「真面目に黙々とやっている人が輝ける世界を」
社会では起きないから、自分たちで起こす
学生時代のあの光景・・・
最後の試合に送り出された、あの選手の表情、
仲間たちの嬉しそうな顔。
あれは奇跡じゃなくて、正しさが報われる瞬間だと思うんです。
社会では起きない。
だからこそ、自分たちで起こすしかない。
行く人になり、
環境をつくり、
価値を届け、
自分で舞台を用意する。
待つ側から抜け出す。
それだけで世界は本当に変わると
冗談抜きで信じております。。
真面目な人こそ「自分で舞台をつくる」時代
やはり、どう考えても、
黙々とやる人、
丁寧に積み上げる人、
コツコツ続ける人。
こういう人こそ、本当は一番輝くべきです。
でも社会は、それを自動的には評価してくれない。
だからこそ、「待たない」こと。
自分から行き、
自分から動き、
自分から作りにいく。
それが、個人事業主の世界で生き残り、
そして勝つための唯一の戦い方じゃないかなと、ぼくは思います。
そういう意味で、手っ取り早い手法が
「情報発信」なんですが……苦笑
続きはまた別途で。。
それでは!








