Business Mind

滞在時間「30時間」という強行出張の理由

滞在時間「30時間」という強行出張の理由

 

今、マレーシア出張に来てます・・・と昨日のメルマガでお伝えしましたが、、、

色々考えて、今日(月曜日)急遽、日本に帰ることにしました。

 

で、既にもう日本です(笑)

 

結局マレーシア滞在1日=30時間、機内1泊と考えて、実質1泊3日の強行スケジュールですね(笑)

さすがにこんな突貫出張は初です。

またまた今回もブラックなところを突っつきますのでお楽しみ下さい。

 

僕は過去CM撮影で世界中飛び回ってました。

思い出深い国は、、

 

<1番撮影回数が多いフランス=パリ>

2005年位迄は毎年行ってた、思い出の街。

ヨーロッパの街並ってやはり皆憧れる。

特に石畳と言われている道路を走るクルマの姿はなんかフォルムも美しく見える。

よく行ってました。

 

朝早く起きて、一人でシャンゼリゼ通りを歩いてカフェでお茶している自分に、酔いしれるナルシスト三浦がいたりして、、サブっ!

ただ、、異常に遠いですね。。。ヨーロッパは遠い。。

それともう見慣れたのか、最近のCMでヨーロッパの風景は減っている気がします。

(消臭りき〜〜〜というCMで久しぶりにヨーロッパを感じましたね)

 

<困ったときのアメリカ=ロス>

やはり映像技術の最先端の街=ロス。

突発案件や難しい撮影も困った時にはこの街に行く。

ロデオドライブでブラピに会うかも?なんて勘違いしながら、高級ブランドショップで買い物しまくって次の月カード決済でよく泣いてました。

何気に8時間くらいで着くので、なんか気楽でしたね

 

<昔ながらのヨーロッパのよさが眠るチェコ=プラハ>

ミッションインポッシブル というトムクルーズの映画が撮影された街。

当時共産圏の色合いが強く全然撮影候補として考えてなかったのですが、この映画のクオリティの高さ、人件費の安さで3回位行きました。

 

夜の町並み最高です。

凄くロマンティック。

町並みからすぐ見えるプラハ城も秀逸。

 

よく、

「いや〜片思いの女の子をなんとかだまくらかしてこの街に連れて来れたら、100%落ちるね!」

とスタッフと話してましたが、まずそのシチュエーションに持ち込むのが無理だろう、、と意味の無い夢物語を語っておりました。

 

その他、世界の中心NY、アリゾナ、南アフリカ、タイ、イタリアローマ、トルコ、スペイン、、

本当に色んな国に行かしてもらいました。

多分、あんなに海外出張した広告代理店営業もいないんじゃないか? というくらい。

 

で、撮影するときって1番気をつける、、というか1番皆が気にすることって何だと思いますか?

 

タレントの体調??

監督の方針転換??

クリエイティブディレクターの暴走??

 

まあ、そんなもんは許容範囲です。

1番どうしもうよない、人間の力ではどうもしようもないのは、「天候」です。

こればっかしは本当に神のみぞ知る・・。。

 

特に僕はビール担当だったときは、本当にこれを気にしてました。

ビールはやはり、青空の下で皆で、

「クゥーーーーーー うまい!」

というあのキラーカットがあってなんぼ。

だから本当に天気は重要なんです。

 

上記に行ったことのある国の中で「南アフリカ」というちょっとマニアックな国がありますが、あそこで撮影したのは理由がありまして、、

 

当時、スタッフに雨男がいたんじゃないか?と思われるくらい、毎回撮影するたびに「雨」にぶつかってしまうというスパイルに入ったことがありまして。

 

そこで激怒したクライアント、、

「金は幾らでも出す!いいから、次は絶対晴れるところで撮影しろ!」

そういう無茶苦茶なオーダーが来ました・・。。

スタッフ総動員で、世界中の天気を調べまくって、、どうも南アフリカの◯◯地域(すいません、さすがに地名までは忘れましたが)は、1年中晴れている。

年に雨は5日くらい、、とのこと。

ここだ!ということで、撮影した経験があります。

(途中数時間スコールに当たったことは死んでも内緒でお願いします。。)

 

そのくらい「天気」が重要な撮影はたくさんあります。

どうして、僕の突貫出張と天気の話しをしたのか・・と言いますと、、だから普通海外撮影って必ず「天気予備日」という日を設定します。

例えば、

(月)撮影
(火)撮影
(水)天気予備日
(木)帰国

これはリスクマネジメントとして普通です。

 

で、ここからはサラリーマンの出張の緩いところというか、暗黙のルールなんですが、仮に雨が降らなくても上記で言うと、水曜日は1日フリーの日になって、木曜日に帰国、、という感じなんです。

だいたい撮影はクライアントも一緒です。

クライアントと一緒になって1日買い物周り、観光をします。

 

ま、僕は前職時代普通に思ってましたけど。

思ってた、、というより気付いても気付かないフリをしてました。

というのもその1日の滞在日、宿泊費、食事代はCM制作費の中に含まれます。

本来なら、どうせ皆ビジネスやエコノミーでもそれなりの定額を出しているから、火曜日撮影終わった時点で旅行代理店に電話して、

「すいません。木曜日のチケットを水曜日に変えて下さい!」

なんていうのは簡単なんです。

だけど、誰もしない。

出張のご褒美じゃないけど、、、サラリーマンと言うか一部上場企業ってそういう給料以外の美味しいモノが多数存在します。

 

だけど、今僕は独立して自分でやって行こう!と決めて行くと、こういうことが本当に虚しく感じます。

1日働けば幾ら稼げるか?

この時間、もっとコンテンツ開発とかしたい、、、など。

 

今回の出張、実は3泊5日のスケジュールでした。

ちゃんとスケジュールを見ればよかったけど、マッジでユルユルのスケジュールでして。。

最近異常に頭がスパークしているのか、マレーシア入国してから、ガンガンに仕事を調整して、

「この件、明日になっているけど今日やっちゃいましょう!」

みたいな感じで進めたら、なんと3日でやることを1日で終えちゃったんです。

「ありがとう!三浦!!これで後2日ゆっくり出来るな。買い物しようぜ〜なんか欲しいものある? 幾らか経費でやるよ」

みたいな。

ま、昔の僕なら今頃夜のマレーシアで飲みまくっているでしょう。

だけど、別に本当にカッコ付ける訳でもなんでもなく、

「こっちの仕事が終わったから、溜まっているメディアビジネスやりたい」

冗談抜きでそう思いました。

 

ホテルでやろうとも思ったけど、やはり団体行動で一人で動くのは絶対ストレスがあるもの。

「いいよー三浦はずっとホテルにいて」

こういうのは絶対嘘。過去の経験上そういうもの。

食事も一緒。

急遽クライアントのアポが取れたから会いに行こう!そういうのが発生するもんなんです。

 

なんで、

「あっ 明日帰ります」

と言ったら皆、目ん玉ひっくり返ってました。

 

マレーシア、1泊3日、滞在時間30時間。

 

そんなこんなで、、ただいまっす! はや!!!

 

 

 

KOI公式メールマガジン
ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。