最近、メディアの話をするようになって、「三浦さん、半沢直樹観てます?三浦さんから観てどう思います??」的な質問をされます。
はい、結論、、、最高に楽しいです!溜まりません!!
色んな所で話してますが、媒体は色々変われど、重要なのは「コンテンツ」です。
なんかYoutube信者に思われているのか、、、なんで実は半沢直樹に関して、最近2つメルマガの記事を発行しているので、ブログでも共有しときます。では!
=======================================
最近仕事の打ち合わせ中に、絶対にこの話しが出ます。
「見た見た?昨日の半沢直樹。凄く面白かったよね〜」
「堺雅人の演技いいね〜」
「上戸彩って少し浮いてない?」
と言った感じです。
ネットでも色々騒がれています。
僕は今もタレントプロデュースとか、10年間広告代理店にいたからなのか、やはりテレビや流行を追うことは、とても大好きでありドラマもその1つです。
なんか少しドラマ人気が復活気味なのはとても嬉しいです。
ドラマは基本1クール放送で、今だと10話くらいでしょうか。
クールとは、3ヶ月単位のことで通常そのタイミングでテレビ局は、この番組を続けるか否か?を検討します。
最初からドラマはこの1クールで切り替えるのが主流です。
つまり、1〜3月、4〜6月、7〜9月、10月〜12月。
今回の半沢直樹は7〜9月のクールですね。
ちなみに、前回のクールは、ラストシンデレラとガリレオが、話題でした。
こんなにドラマで話題が続くのは久しぶりです。
月9と言う言葉も今や死語と言われている中、日曜日21時のお茶の間タイムで家族一緒になって、楽しんでいるのでしょう。
意外や意外、男性に人気なのはもちろん、女性にも大人気のようです。
平均視聴率29.8%! 最高視聴率30%超え!!
本当に凄い数字です。
今日はちょっとよく耳にする視聴率について、簡単なお話をさせて下さい。
=====================================
視聴率とは、そのテレビ番組をその地区のテレビ所有世帯のうち何パーセントが視聴したかを表す推定値であり、一つの指標です。
視聴率には個人視聴率と世帯視聴率がありますが、一般的に視聴率といえば世帯視聴率のことを指します。
=====================================
・・・・といきなり難しいですよね?
だから細かいことなんてどうでもいいんで、こうやって覚えて下さい。
・40%を超えるのは超ーお化け番組。
ま、今の状況じゃほぼ無理なので、紅白歌合戦か、サッカー日本代表関連。
オリンピックの金メダルの瞬間、それもあまり時差が無いとき、、そういうものじゃないと無理です。
※1963年 NHK紅白歌合戦 21:05〜23:45 81.4%
※1994年 ドーハの悲劇 22:00〜 0:15 48.1%
※2002年 FIFAワールドカップ 日本×ロシア 20:00〜 22:54 66.1%
※2006年 FIFAワールドカップ 日本×クロアチア 21:35〜 0:30 52.7%
※2010年 FIFAワールドカップ 日本×パラグアイ 22:40〜 1:10 57.3%
ご覧の通りの数字です。
記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
・30%超えは普通の番組では素晴らしい数字。
半沢直樹が久しぶりに突破。
ちなみに前回のクールのラストシンデレラとガリレオは超えられてません。
またお笑い番組とかでも無理でしょう。
たまに、選挙特番で池上彰さんが出演すると超える時があります。
大河ドラマはこれを絶えず狙って欲しいですね。
・20%超え
番組制作サイドとしては、「Good job!」「よくやった!」と言われる数字。
当面は皆、ここを目指しますが大変です。
半沢直樹のスタッフは、最初よくて「15%いけばいいね・・・」と言っていたそうです。
・10%超え
ゴールデン、プライムタイムと言われている、19時〜23時の番組としては、絶対超えなくてはならない数字。
ですが、最近はほとんど超えられません。
学校の成績で言うと、単位ギリギリ、、の数字です。
ただ1つ、この10%の数字は違う意味も持っていて、特に深夜番組でこの数字を超えるとかなり評価され、それ以降ゴールデンに以降する番組の検討材料としてテレビ局は考えます。
・10%以下
いつ番組が中止になってもおかしくない状態。
ちなみに、2・3年前でしょうか?
この半沢直樹と同じ時間に放送されていた、オダギリジョー主演の「家族のうた」は第1話の視聴率が6.1%、第2話以降はほとんど3%台という低視聴率のため、全11回の予定だったところを8回で打ち切られました。
同じ時間帯でこんなにも差がつくんですね?
こんな感じです。
この視聴率というのは本当に魔物で、番組制作スタッフやテレビ局だけでなく、タレントも、、それと何と言ってもスポンサーが滅茶苦茶気にします。
視聴率戦争!なんという言葉もあります。
年間で競い合って、去年はフジテレビで今年は日テレ、またまた日テレ、、おっ!ワールドカップ関連でテレ朝が首位!!
なんて一喜一憂しております。
見ていて、虚しいです。
何故かって?
今は、フジテレビとか日テレとTBSとかテレ朝とか、言っている場合じゃないですよ。
敵はもっと違うところになります。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、僕のこのブログ。
そうです。敵は違うところにいます。
テレビ局もいつまでたっても、既得権益にしがみつくのではなく、新しいチャレンジをしなきゃ、マジで生き残れないと思います。
本当は半沢直樹がなぜヒットしたのか?
最初は絶対ヒットしないとおもった、、という内容にしたかったのですが、
すいません。。。相変わらず長くなってしまったので、
それはまた明日にします。
それでは!!
[YouTube]