今日は家族のお見舞いやら、食事の用意などでビジネス以外のプライベート案件が盛り沢山でした。
ですが、結構クルマの移動+待ち時間も多く、溜まっていた読書にも時間が割けたのは嬉しかった。
こういう空き時間じゃないと、最近はアウトプット優先しているのでインプット時間は貴重です。
ビジネスってノッテきたら結構な人が
アウトプット>インプット状態になりがち。
このアウトプットは「やるべきこと」にも置き換えられますが。
やはりインプットも時間も用意しなきゃ です。
今日読んだ本の1冊は自己啓発書だったのですが・・・
ご存知、多くのビジネス書・自己啓発書は「現状に満足していないサラリーマン」の方がターゲットなので久しぶりにサラリーマン感覚に戻れました。
この気持ちは絶対に忘れちゃならねえなーと。
社会人としての基礎、ビジネスマンとしての心構え、、
色んなことを教えてもらったサラリーマン。
生まれ変わっても、一度は絶対にサラリーマンをやってから起業したいところです。
サラリーマンを卒業してから暫くは単発の中小企業の法人コンサルで食いつないでおりましたが、その時に思ったことは
「本当に博報堂の社員は優秀な人ばかりだったな~」ということ。
当時は、部下に対して
「使えねえな」
「そんなことも分からないの?」
と思うことが多かったが、いなくなって初めて有り難さが分かるじゃないけど、、
幾らコネ入社が多い会社だったとはいえ、コネ同士の争いも熾烈。
一般応募は1万人の中から選ばれた猛者たち。
そりゃあ、優秀な訳です。
だけど、じゃあ彼らが今、起業したら全員成功するのか?
と考えると、それはそれで別問題であって。。。
かなりの確率で成功できるとは思うけど全員が全員はやはり無理だと思う。
同じ優秀なサラリーマンだけど、タイプ・属性は存在する。
「あいつは優秀だ」
「あいつはイマイチだ」
という他人評価は会社社内で話題になるTOPICとしてBEST3には必ず入る。。
人は他人評価が好きな生き物です 笑
上司が部下を評価する際、
「サラリーマンの優秀さ」ってどこで判断するのか?
ということですが、僕はこれに尽きると思います。
「言われたことをしっかりやりながら
絶えず+αを実践する人間」
です。
■ 言われたことすらやらない
→ 論外
■ 言われたことを頑張るがこちらの求めているレベルに達していない
→ 普通
■ 言われたことをいつも120%で期待値を超えてくる
→ 使える部下
■ 言われたことに加え、こちらの視点にない+αを実践
→ 優秀
しっかりとこうやって評価すれば問題ないんだが、人事評価は如何せんここに「好き嫌い」という訳の分からないフィルターが入るからややこしくなる。
人間なんで、しようがないのですが・・・
話は戻して、、
僕もそれなりに部下を抱えていた時期がありますが先ほどの4タイプの比率はこんな感じだと思います。
■ 言われたことすらやらない
→ 論外 10%
■ 言われたことを頑張るがこちらの求めているレベルに達していない
→ 普通 60%
■ 言われたことをいつも120%で期待値を超えてくる
→ 使える部下 20%
■ 言われたことに加え、こちらの視点にない+αを実践
→ 優秀 10%
当然、これって持って生まれたものなんかじゃありません。
「訓練」で変わってくる。
誰だって最初は言われたことをやりたくても出来ないところからスタートします。
そこで怒られ鍛えられながらステージは上がっていく。
が、、
ここの壁↓は思いの外高い。
■ 言われたことをいつも120%で期待値を超えてくる
→ 使える部下 20%
↓
↓
↓
■ 言われたことに加え、こちらの視点にない+αを実践
→ 優秀 10%
僕はここに来るまで多分ですが、10年かかっていると思います。
実はここの壁は「スキル」だけじゃ乗り越えられないのです。
その仕事に対しての想いや責任感、成長意欲、、
ただ「スキル」を身に付けていることだけを考えていたら一生、最後のステージにはいけません。
正直、入社3年目まで後悔の毎日でした。
しかも他に内定を取っていたから尚更。
「あっちに行っておけば良かった……」
と思ってばかり。
結局そういう感情は、仕事に対して愛情がないから生まれるんです。
この仕事のやる目的や社会的な意義を自分なりに納得して落とし込まないといつまでたっても「やらされ感」で終わります。
大袈裟にいうと、モチベーション2.0と3.0の狭間でしょうか。
報酬・対価だけを考えているビジネスはやる気パワー・エネルギーは落ちていく一方であり、「0」になった瞬間に不感症人間の出来上がりになります。
そこは無理やりでも自分の中で
「やる意義」を見出した方がいい。
僕が書いている毎日のメルマガも時々自分の中で無理やり意義を見出すようにします。
「こんなメルマガでも待っている人がいる」
「別に商品・サービスを買わなくても楽しんでくれている人がいる」
「このメルマガで元気を貰えている人がいる」
YouTubeだってそう。
「幾らサッカー・野球に比べて人気がないとはいえラグビーが大好きな人はいる」
「だけど、地上波では放送しないは毎月1,980円の課金も払いたくない」
「それでもなんとかラグビーの情報には触れていたい人が楽しみに待っている」
そうやって考えると、忙しい時でもモチベーションが上がり隙間時間でメルマガを書いたり、少ない情報でも動画を撮りたくなるものです。
そういう気持ちの問題が、
■ 言われたことをいつも120%で期待値を超えてくる
→ 使える部下 20%
■ 言われたことに加え、こちらの視点にない+αを実践
→ 優秀 10%
↑
このステップを踏める1番大事な要素だと思いますが
もう1つテクニックというか、やり方もあって、、
それは、日々のルーティンを如何に「惰性」でやらないか、、です。
毎日毎日、やる気MAXなんて人間なんで無理。
だけど、毎日毎日「惰性」でやるのも問題です。
■ 言われたことをいつも120%で期待値を超えてくる
→ 使える部下 20%
↑
正直、慣れれば自然とこのステージには来れます。
だけど、ここに書いた通りこのステージは
「使える部下」
止まりだということ。
言い方変えると、いいように使われて酷使される。
僕の入社4年目~5年目くらいでしょうか・・・
バカみたいに仕事を振られて、同じ部署の同期は超~暇、、だけど給料一緒、という状況に陥った時、マジで「都合のいい女」という言葉が毎日頭に過ぎっておりました。
(女性の方、、失礼な表現をお許しください・・・)
自分は、「使える部下」であって「優秀な社員」とは思われてないんだ、、と。
で、この「使える部下止まり」のスタンスのままだと起業してても絶対にうまくいかない。。
相手に舐められて終わるわ、結局は誰かの仕事待ちの状況。
自分で仕事を取りにいけないし、生み出すことも出来ない。
一生、誰かの奴隷です。
僕が思う「自立」の一歩は、ここから始まると考える ↓
「与えられた業務を
与えてくれた人を
驚かすほどに仕上げる」
その積み重ねが
「+α」を生むんだと思います。
「いつもだったらこのくらいで上司は満足するけど、、
今回はもう少し突っ込んでみるか」
「言われてないけど、
絶対にこれも必要だから
追加で資料にしちゃえ!」
↑
この意識が本当に大切ですし、
実は優秀な上司たちはそれを待っていたりします。
部下の「想定外」の提案を待っているのです。
いきなり+αのアイディアなんか生まれません。
日々の作業を、ただ漫然とこなすのではなく
「もっとこうしてみよう」
「いつもと違う切り口で」
その試行錯誤の積み重ねが最も自立への近道だと考えます。
惰性じゃなく、絶えずトライアンドエラーを。
おし 今から少し違った切り口でLINEステップを変更してみます。
では!