Business Mind

新世代

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僕が会社から独立した1つの理由に、

 

「部下・後輩への行き過ぎた指導」

 

というのがあった。

時代の流れを分かっていながら、僕は僕で「正しい」と思った信念=指導法を貫き通し、否定されたということだ。

 

色んな理由で、電通じゃなくて博報堂を選んだが、なんとなく体育会系=電通 サークル=博報堂 のイメージがあって、大学でしごかれまくった僕は、なんとなく体育会系の会社を敬遠した…

 

という経緯はあったりするが・・・そもそもその判断も間違い 笑

どの会社も厳しい部署、緩い部署、存在する。

どの会社も体育会系の雰囲気を持ちながら緩い部分を持ち合わせる。

そのバランスが違うだけ…つうか。

 

確かに全体見渡したら、電通 > 博報堂 の体育会系ノリだけど、、

つまり、何が言いたいか?と言いますと、僕は容赦なく博報堂でも1・2を争う厳しい、体育会系ノリの部署に配属された…そういうことです 笑

 

・怒鳴られるのなんて多数
・机蹴られたり、灰皿が飛んできたりするなんてことも数え切れない
・給料明細破られたり
・夜中、家で寝てたら「今から出前ピザ、西麻布の◯◯まで持ってきて」
・ホテル代が足りないから、支払いにこい
・キャバクラの精算をしておけ
・生ビール、ジョッキ20杯 …

 

まあ、とにかく無茶苦茶でした。

その横で、モンスターペアレント問題とか、体罰の問題とか、

 

「昔以上に厳しいな〜 俺らの頃はこんなんじゃこの教師独立にならないっしょ」

 

凄く僕自身、「指導」とかって無意識に興味のある問題だったと思う。

 

今日はある対談動画の紹介と、僕が否定されまくった指導法の話をしたいと思います。

 

それでは、参りましょう!

 

▼ 皆の前で叱るのはNG。個人のプライドを傷付けるから。

 

僕はとにかく新入社員〜3年目くらい迄は会社の席で本当に怒鳴られた。

恥ずかしかったし、悔しかった。

自分のミス・足りないところを皆の前で公開処刑される感じ。

それが嫌で次は絶対ミスしないようにしようという気持ちが強くなり、物事・仕事に対して先回りする感覚が研ぎすまされて行く。

 

逆にその僕のことを席で怒鳴りまくる先輩は、たまに飲みに行っての説教は結構優しかったりする。

ま、僕はご存知の通り人をあまり寄せ付けないオーラーを出しまくるので、マンツーマンの時には結構怒られなかったりする 笑

 

だけど僕はそっちの方が100倍よかった。

変な打算的なところもあって、皆の前で怒られると

 

「三浦、、あんなに頑張っているのに可哀想。」

「さすがに怒鳴り過ぎじゃない? ◯◯さん。」

「(怒鳴られた後)三浦、、さっき怒られた件こうやってみれば」 ← 違う人からのアドバイス。

 

とにかく周りに「怒られているけど頑張っている三浦」というのを見せれることって、結構新入社員や組織において存在感を出せない人には重要だったりする…

 

僕はそう考える。

独立になる3年前くらいから気付いたらスタッフとか合わせると、凄い数を率いるようになる。

そして自分の直轄の部下は絶えず4人。

多分あの年齢で4人の直轄部下を持つのは異例だったと思う。

その彼らの為に僕はとにかく体を張って指導した。

 

すぐに、僕の上司から、

「三浦、あいつは大丈夫か? もし使えなかったら新しい人探すぞ。三浦のチームは最強でなきゃ行けない」

本当に軽はずみな発言をする使えない上司だった。

 

若い奴らの人事権を持つことだけをイキガイに、恐怖政治を行う酷い奴。

指導者として失格だと思っていた。

入社1年目や、5年目だろうが配属されて半年そこらで、仕事の評価はしては行けないと思う。

 

それはそうと、僕は彼らに席で怒鳴りまくった。

ある奴は、

「三浦さん、、申し訳ないですが、失敗は分かります。だけど皆の前で怒るのは止めて下さい。会議室でとくと叱って下さい。」

という早稲田大学院出身・一級建築士のプライドの塊男がいた。

年次は僕よりも下だが、大学院行っていたので比較的年齢が近かった。

きっとそれも嫌だったんだと思う。

頭はいいんだが、如何せん「相手をバカにする話し方」が気に食わず、僕だけならまだしも、クライアント・スタッフ・事務所からも総スカンくらっていた。

 

原因は「人間性」 さらに言うと「下らないプライド」だと一発で分かった。

幾ら頭が良くて企画書が素晴らしくてもこういう人間は仕事ができない。

 

もっと言うと「人の心を動かせない。」

「人の心を動かせない」ということは大きな仕事はできないということ。

 

僕の今のビジネスの根幹はすべてここにある。

だから、、

とにかく怒った。
とにかく怒鳴った。

そして理由も説明した。

 

「なぜそんな下らないプライドを持っているのか?」

「今は学ぶべき。受け入れるべき。受け入れてから、それからの人生を自分で決めろ。受け入れないと始まらない。」

 

頭では分かっていても、実際に自分で受け止め向き合って見えて来るものがある。

 

ちょっと例えが下手だが、

カメラ転売 ← 楽して稼げそう、、でも実際やってみたら思ってたよりも辛い。

Twitterアフィリ ← 難しそう、、だけど実際にやってみたら思ったよりも楽しい!行ける!

 

なんとなく自分が思っていることと、実際にやってみては違う。ほぼ100%違う。

 

だからそのプライドの塊男には、下らないプライドを捨てた世界を見て欲しかった。

凄く彼を大事にした分、最後は容赦なく裏切られたけど。

まだまだ当時の僕は人間力が足りず、彼に伝えられなかった。

噂で聞いたけど、僕がいなくなってすぐに彼も異動し、窓際族まっしぐらのようだ。。。

 

だけど、会社を辞める選択肢は無いとのこと。

あのとき僕の言ったことを「受け入れれば」何かが違ったのではなかろうか?

 

 

今、この業界でコミュニティ運営する時に圧倒的にやりやすいのは、チャットワークでの管理。

300人を小玉歩が管理し、100人を君嶋が管理し、40人を僕が管理し、同じような人数をヒデちゃん・甲斐ちゃん・大輔らも管理している。

 

ここで、僕が凄く考えるところは、

300人の前で発信する内容、

40人の前で発信する内容、

個別・ダイレクトで発信する内容は、すべて違うし、意味・意義が違うということ。

 

300名の前で公開処刑されるのは凄く嫌でしょう。

だけど僕はどんどんすべきだと思う。

 

人が1番成長するのは、見られているという意識が前提にあると僕は考える。

そこで、変な下らないプライドを引き下げて、

「なんで皆の前で、叱るんだ! しかも年下の小僧が!」

という感情を持った人がいるとすれば、きっとその方の成功は未来永劫無い。

 

自分よりも結果を出したり、経験値がある人の意見を、素直に受け入れる。

そして皆の前で怒られ、恥ずかしい気持ちになったら、次に失敗しないようにするにはどうすればいいか?

それを繰り返すことで、人は有り得ない成長をすると思う。

 

▼ 新世代の教育者達

 

「教育」という壮大なテーマに向き合った2人。

 

 

はっきり言って、動画を観てアウトプットしろ!と言われても、、まーー難しい。

色んな人がチャレンジしているが、個人的な見解で申し訳ないが、まともな文章の人はいない。

そのくらい難しい。

 

僕は観終わった後、Facebookでシェアした。

「教育」というより、新しい時代に活躍する2人の想いを1番観て欲しかったから。

やはり紹介文もそんな感じ…笑

でも、観終わった後の素直な感想です。

 

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世の中のルールを受け入れられずヤンチャしていたが、書道に出会って人生を変えた坂本。

上智大学、しかも「数学」という最も美しい世界に飛び込みそこに魅了され、色んなことに「なぜ?」を問いかけ今に至る君嶋。

 

ぶっちゃけ僕の周りにはいなかったタイプ。

彼らみたいな人が「教育者」として増えて行けば、まだまだ日本も面白くなる。

 

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時代は変わる。それも凄い早さで。

経済や国の行く末の話をするのは大嫌いだが、たまーにそういう話が好きな人と話すと、まあ行きつくところは、

 

「少子化だからこそ、教育」

「優秀な人材を輩出すること。」

「その為に我々ができること。」

 

これに行きつくもんです。

これからの時代、活躍する2人の熱い対談をどうぞ!

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。