今回の大河ドラマ:黒田官兵衛も最高でしたね。
吉川元春。
毛利の3本の矢の1本である名将。
彼は豊臣秀吉に屈服するのを最後まで拒否。
2本の矢である毛利家・小早川家が屈服するも最後まで抵抗。
その彼を岡田君こと黒田官兵衛が説得するシーンが秀逸でした。
その時ふと思ったことがあります。
「人は誰かに背中を蹴り飛ばして欲しい瞬間」があるのでは?・・・と。
どういうことか?
吉川もどう考えても豊臣に屈服すべきなのは分かっている。。
だけど、プライドやそれまでの歴史で素直には受け入れられない。
だから「だんまり」を決め込む。
その時に人は、こう思うんです。
「誰か俺を説き伏せてくれ。」
「理屈とかそう言うのを超えて、俺を突き動かしてくれ。」
自分と同等・もしくはそれ以上の人間の出現を待っている。。
そんな気がします。
結局それが吉川にとっては官兵衛だった…。
僕はそんな意味も無いプライドやしがらみを持って動けない人間をたくさん動かして行きたいと思う。
今日、大河を見てそう思った。