本来ならば昨日は貴重な休みなので、家族サービスをしなきゃなのですが、
珍しく(?)妻が気をきかせてくれて娘と買い物に行き……
(次の事務所の家具関係を2人で楽しく選んでいる。僕の意見は基本シカトw)
久しぶりに家で1人ぼーーーっとできました。
溜まっているTVや書籍を見たりして1人快適に過ごしていた中、
やはり人ってそれぞれ
「turning point(ターニングポイント)」があるなーとふと思いました。
今日はそんな話を。。。
turning pointと聞くと普通だったら
・入学
・就職
・結婚
・出産
・独立
・起業
という大きなイベントを思い描きがちですがそんな大袈裟なものじゃなく、人が聞いたらたいしたことじゃなくても自分にとったら重要なポイントってあると思うんです。
僕がビジネスマンとして大きく成長できたturning pointは幾つかあります。
やはり1番はこれです。
「個人で稼ぐには?」
それに付随して
「セールスとは?」が少しだけ分かった時。
なぜならば基本僕はサラリーマン時代、「ルート営業」しかほぼ経験してなく受け身な仕事が多かったからです。
やはり個人でビジネスをやっている人を総じて見てみると、「ルート営業」より「新規開拓営業」の方が圧倒的に強いです。
ちなみにルート営業とは、もともと取引がある顧客に より細かなフォローやセールスを行う営業であり、
そんな中でも僕がやっていた仕事は毎年クライアントからの予算が決まっていて、なんつうか、新しい提案よりも与えられた仕事をいかにして、クオリティ高く納品するかが重要でした。
それはある意味「会社の看板」で仕事をしていたことを意味する。
大きな企業の新規開拓営業も突き詰めると「会社の看板」でセールスするので、個人でビジネスするのとは違いますが、
それでも僕がやっていた「ルート営業」よりは個人でビジネスする意識は高かったように思います。
だからこそ会社の看板がなくなり、個人でビジネスをしよう!と思った時のあの、、なんていうか、、
「どっから手つけんべ?」みたいな。
人や組織に頼りたくないけれど、会社の看板をなくした僕なんてただの普通の人。
誰が好き好んで俺に仕事を依頼するんだ?
本当に悩みました。
「前の会社と同じような仕事をしてても絶対に稼げん!」
だからこそネットビジネスで個人でお金を生むところから始めた。
そこからというもの、情報発信を通じて、ジワリジワリと看板のない「三浦孝偉」という名前だけで戦えるようになっていったと思います。
そう考えると、あの独立が10年前だったら……
SNSがここまで発達してなかったら……
と思うと、ぞっとする。
話は戻して、、、
僕のビジネスマンにとっての1番のturning pointは
「個人で稼ぐには?」と向き合ったことになりますが、、
そこで人よりも少しだけ早く成果が出せた理由はサラリーマン時代にあると思います。
そういう意味では本当にあの13年間には感謝。
(独立した会社にも感謝 笑)
13年間本当に色々学ばせてもらいました。
・社会人としてのマナー
・ビジネスマンとしての基本姿勢
・広告とは?
・チームで動くこととは?
・For The Clientの精神
・クリエイティブとは?
・マーケティングとは?
……ていうか数えきれんw
そんな中でも「最も」今の活動 に活きているスキルはこれになります。
「ブランドとは?」
「ブランディング活動とは?」
Youtubeや情報発信やコミュニティ運営で、なぜ人よりも早く成果を出せたのか?
1つ理由を挙げるとしたら
「人よりも『ブランド』を理解しているから」
だと思います。
……抽象的だな~~ 笑
どこまで言語化できるか分かりませんがもう少しだけお付き合いください。
特に情報発信ビジネスに関しては
「ブランディング活動に始まって
ブランディング活動で終わる」
と言っても過言じゃないと思います。
(BEC on-line Schoolを買ってくれた方はぜひご覧ください。自信作です。)
ブランドの話は1回のメルマガで全部伝えるのは無理なので、今日はなんとなく概要をお伝えしたいと思います。
・昨日テーマパークに行ってきた
・昨日ディズニーランドに行ってきた
・牛肉食べたい
・松坂牛を食べたい
・長野に別荘を持っている
・軽井沢に別荘を持っている
聞いてどう思いますかー?
面白い調査があるのですが、
「テーマパークに行きたいですか?」
と聞かれて、ノーと答える人も
「ディズニラーンドに行きたいですか?」
と聞かれると、YESという人がたくさん出てくる。
他の2つも同じ構造ですね。
「牛肉食べたいですか?」
と聞かれて、ノーと答える人も
「松坂牛を食べたいですか?」
と聞かれると、YESという人が続出する。
「長野に別荘が欲しいですか?」
と聞かれて良く分からない人も
「軽井沢に別荘が欲しいですか?」
と聞かれると憧れる人多数。
本来ならば、数あるテーマパークの中の1つがディズニーランドであり、数ある牛肉の種類の中の1つが松坂牛であり、軽井沢なんて長野県の1つの街でしかない。
これらの回答は論理的には矛盾している。
だって、テーマパークに行きたくない人は、ディズニーランドにも行きたくないはずですから。
だが、これが「ブランド」の恐ろしいところ。
つまり、
「ディズニーランド」も
「松坂牛」も
「軽井沢」も
そのカテゴリーを超えたブランド力があるから、理論を超えて、お客様の心に訴えるものが出てくる。
「ディズニーランド」も
「松坂牛」も
「軽井沢」も
単なる名前を超えた「意味」が生まれる。
名前を超えた「ブランド」なんだ。
……やっぱり難しいな。。。苦笑
品質やサービスを超えてくるのが、強い「ブランド」。
普通のブランドは品質や信頼の指標止まり。
弱いブランドは名前だけで中身がスカスカ。
「強い個のブランドを創り続けてやる」
それがここ数年の僕の活動の指針です。
BECなんて正にその活動の集大成。
ネットビジネスには興味ないけど、BECや三浦孝偉には興味がある。
そういう方が、たくさんいらっしゃった。
強いブランドを創る上で一番重要なことは何か?
それは、大きく2つの戦略があると僕は考える。
1.「実績」「数字」で圧倒する
2.「理念」「信念」で顧客の感情を動かす
僕がどっちの戦略を取ったのかは一目瞭然ですよね?
ええ、、当然「2」です。
でも、これって、意図的でもなんでもないんです。
まだまだ稼ぎも媒体も小さかった僕には「1」の戦略は取りようがない。
「ヨーロッパで爆発的な人気を擁するファッションブランド◯◯◯◯
遂に日本上陸!」
な~んていう戦略取れないです 笑
当時の僕は松坂牛にもディズニーランドにもなれんのです。
弱者の戦略として大事なことは
「自分の信念・理念を徹底して伝えること」
それしかない。
何回も足を運び、何回も主張する。
2の戦略はカッコよさげに見えて時間はかかるし手間暇もかかる。
だけど、僕は地道にやりました。
で、
次が重要なのですが……
2で顧客を集め信頼を得ながららジワリジワリ1の要素を、自分のブランドに付加していく。
↑
これを理解している人が少ない。
つまり、2だけの人間ですべっているのは
「口だけ男」に見えてしまってるということ。
幾ら今いいことを言ってCMを大量に流しても、「タカタ」や「東芝」にブランドを感じないということです。
実はBEC4期を下半期やらない理由もここだったりします。
「このまま続けても BECや三浦孝偉のブランドは下がる」
間違いなくです。
実績や数字だけでも強いブランドは創れません。
幾ら同等それ以上の機能を持っているセルシオでも、ベンツSやBEW7には勝てない。
だからトヨタはセルシオをレクサスにした。
今は市場が飽和しすぎて機能や品質では差別化を図れない時代です。
この業界の塾やコミュニティも、、、
まあ、、似たりよったりのサービスでしょう。
特に転売塾関連は。
そこで競合に勝つ為には?
その塾や主催者のブランド力を上げるしかないです。
そしてブランド力を上げるには
「理念」「信念」「実績」「数字」
すべて1ランク上げ続けることになります。
セルシオやスーパードライの仕事をさせてもらって、本当にそこを学ばさせてもらいました。
僕の活動やコンテンツのすべては
「ブランディング活動」に帰結します。
この業界で大きく成果を出している全員が、口に出さなくても、この概念を理解しております。
そういう観点で色んな人の活動を見てみるのも面白いと思います。
ぜひ、皆様にもこの
「ブランドとは?」
「ブランディング活動とは?」
の重要性を知ってもらいたいと願い、今日のメルマガを締めたいと思います。
ではでは