昨日からこの本を読み始めました。
今の僕は転職もクソもないのですが、転職ビジネスをやりたい僕としては気になったのと
(ていうか、いつ本格的に始動するんだ?忙しすぎる……)
作者が元博報堂の人で、
■ 博報堂
↓
■ ボストンコンサルティング
↓
■ ベンチャー企業
という経歴だったので、興味を持ち読んでみたいと思った次第です。
なかなか読みやすい感じなのと、転職エージェントを否定しまくっているのが面白くて
今のところ、楽しんでおります。
今の時代、サラリーマンの2人に1人が転職する時代のようです。
(この数字にはさすがに驚かされた)
マジで、終身雇用は崩壊してるなーと。
誰も、声高に言わないけど事実です。
そして、その転職が皆、なかなか上手くいかない理由が書いてあって、その内容がかなり共感できました。
なぜ、転職がうまくいかないのか?
特に一部上場企業の社員です。
それは、、
「初めて自分で選択することだから」
「初めて何かを捨てる経験だから」
とのこと。
少し説明を補足します。
なんとなく親の教育上、大学まで行かせてもらう。
卒業したら、社会人!
だから「就職活動」からは自分ですべてを決める!!
↑
先ず、これが「嘘」だと言っております。
結局、大学は4年で終わる。
その先はない。
本来ならば自分のやりたいことを見付けて道を探すも大半の人間は、
「なんとなく就職」
という道を選ぶ。
これは、自分で決めていることじゃない。
「流れ」に身を任せているだけに過ぎない。
その中で、少しでもいいところ、少しでも自分のやりたいところを探すから、
結局は、
与えられたものから選択しているに過ぎない。
だけど、「転職」は違う。
なぜならば、「転職」という選択をしなければ、一応その会社にいれて給料を貰えるから。
(僕は捨てられたけどw)
つまり、そのある意味「安定」を捨てて、新しい「何か」を得る活動が転職活動だ。
大半の人間は、それまで大事なものを捨てた経験なんてない。
だから、今の生活を捨てて新しい生活に飛び込むという行為は初めてだということです。
うーーーん、、なるほどね~
ご存知僕も、F山さんの仕事をする直前に、転職活動をやったことがあります。
ですが、今思うと、仮に行きたいところに内定をもらっても博報堂を辞めてたのか? 疑問です。
なんだかんだ、最終的には辞めれなかったように思います。
きっと妻からも反対されたと思うし。
現に隠れて転職活動してたのですが妻にバレて激怒された記憶があります。
「何かを得たかったら
何かを捨てる」
これ、自己啓発本やセミナーでも良く言われてますし、僕も指導するときに使ってたりします。
だけど、、
やっぱ、サラリーマンの転職ってほんと勇気がいるよな~と。
なんとなくですが、多くのサラリーマンの方は、会社への満足度60%~70%だと思うんです。
当然、不満はあるけど満足しているところもある。
もっと給料が欲しいけど、この給料を捨ててまで新しいチャレンジ=転職は出来ない。
そのジレンマに陥っている人が、すんげえ多いような気がします。
だから、やっぱり今の僕が思うのは
「サラリーマン+副業最強説」です。
会社の給料をもらいながら、副業でも稼いじゃえ!って。
そんな大きなもの=会社を捨てる勇気がなくても
・夜のくだらない飲み会
・意味のない週末のゴルフ
・使え!と言われるが使えない溜まる一方の有給
こういうものから、どんどん捨てて新しいチャレンジをすることをお勧めします。
今回はサラリーマンの方に聞いてもらいたくて、敢えてセミナーを平日の夜に開催しました。
土日は家族サービスしなきゃいけないサラリーマンの方に向けて。
まあ、気に入らないテーマならしようがないですが
「ちょっと今日は用事が……」
と言って1日くらい抜けても、会社は何も言わないと思います。
有給とかも、どう考えてもガンガン使うべき!
そういうすぐにでも
「捨てれる」ものを捨てて新しい
「何か」を手に入れて貰えるよう、僕自身もこれから活動していこうと思います。
サラリーマンが大好きです。
日本はサラリーマンによって支えられている。
だけど、彼らが一番搾取され一番辛い思いをしている。
そんな彼らにもっと幸せを。
大学の仲間や会社の同期の顔を思い出し、マジで心の底からそう思った月曜日のクソ暑い昼でした。
ではでは