突然ですが……今年に入って、読書の量が止まりません。
なんか久しぶりにスイッチが入っている感じ。
ちょっとの隙間も活字を読まないと落ち着かないレベル。
年末・年始の
「絶対に10冊は読む!」
という謎のキャペーンを一人で立ち上げてからペースは変わらない感じです。
やはり、こういうのって継続すると、止まるのが怖くなる感情になり個人的には
コミュニティもやってないからコンサル時間は短いので、過剰なインプットはいいことだと思っております。
なぜなら、僕の1番の商品は
「知識・経験」ですから。
仕入れ続けないと売るものがなくなる。。。
物販やられている方の店舗・電脳仕入れと同じ感覚です。
今日もまた1つここ最近に読んだこの本の話でも。
■■「大企業は20代でやめなさい」■■
ーー 大企業からベンチャーへの逆ステップアップ論
作者は大谷義武(おおたによしたけ)さん
昭和50年生まれだから、多分僕の1個上だけど、一浪しているみたいだから社会人年齢は同じと思われる。
最近は同じ年頃のこういう人の本を読むのがなんか刺激を受けるので、テーマよりも年齢+バックボーンで選びました。
この本は、2012年9月20日に発売され、ここ最近、増刷が行われたので目に止まった感じです。
僕が独立した直後に出てたのか……
全然知らなかったw
知ってたら間違いなく読んでたと思うけど。
大谷義武さんの簡単なプロフィールは……
■ 1975年生まれ(多分今年で43歳)
■ 東京大学経済学部卒業
■ 三井不動産入社
■ 2005年 同社 退社 + ベンチャー企業創立
今や、150人の部下の年商規模100億企業へ。
主に賃貸アパート経営による資産運用を支援する業務のようです。
いや~~僕ら個人事業主からしてみたら、画に描いたような出世コースっすね。
きっと、三井不動産の同僚からは妬まれまくっているでしょw
もし、僕のメルマガの特にサラリーマン時代の話や、サラリーマンと個人事業主の違いの話が好きな人はぜひ一度読んでみてください。
「デジャブり」まくると思います。
同じようなことすんげえ言ってる~~
・大企業は優秀な人が多い
・だけど、代わりは幾らでもいる
・自分じゃなきゃいけない仕事はない
・誰がやっても似たような結果がでる仕組みが出来ている
・だから大企業だし、潰れない
という話から、、
・サラリーマンは出世しなきゃ意味がない
・出世を諦めて、趣味や資格に走るのはダメだ
という僕の理論とも全く一緒。
もう、、
実は隠れて俺のメルマガ読んでいるのでは?
と疑いたくなりましたが、それは余りに僕が調子乗りすぎだということと、
結局はこれかなーと。
「大企業に勤めて、そして離れて
見えてくるものがありまくる」
(洗脳が解ける感じにも近い)
という意味では同じ意見なんだと思います。
彼のこんな表現も面白かった。
・ベンチャー企業は社外の人脈作りが重要だ
だけど、
・大企業は社内人脈作りの方が重要だ
だから、
・会社の課外活動には積極的に参加すべし
会社の課外活動=飲み会+ゴルフ+麻雀etc
いや~~言い過ぎでしょ~ でもその通りだけど。
ただ、ここまで強いこと言っているのに
定期的に
「大企業は素晴らしい」
とTeeUpを忘れないのもさすがだw
(でも、ちょっと気にし過ぎだと思う)
彼はこの本を執筆するにあたって明確にターゲットを絞っております。
「大企業に勤める20代」
普通ここまで狭めるのは勇気がいるがそれが逆に功を奏し、別にターゲット以外にも十分面白い読み物になっている。
(僕の大好きなターゲットは絞れば絞るほど波及する理論ですねー)
全体を読んでの感想は、
「いい読み物だった」と素直に言えます。
僕が掲げている活動コンセプト
「人生に選択肢を」を、違う形で世に出している感じがしました。
学生や若いサラリーマンが読めば勇気をもらえるし
「別に大企業だけがすべてじゃない」と思えると思います。
ただ、彼の考えに一番共感できなかったのは、、
実はタイトルなんですけどw
■■「大企業は20代でやめなさい」■■
彼は、20代のウチに大企業を辞めろと強く主張している。
下記3つの理由で
1. 30歳までに社内での自分の位置付け(出世できるかどうか)が見えてくる
2. 30歳を過ぎると「背負うもの」が多くなって行動できにくくなる
3. 30歳を過ぎると新しい仕事を吸収するのが難しくなる
とのこと。
うん。ですねー おっしゃる通り。
だいたい30歳で自分のその会社での未来は見えるし、30歳まで勤め続ければ給料も上がるし超えて結婚なんかしたら、、
なかなか捨てれない。。
それは納得。
ただ、30歳を超えて新しい仕事を吸収するのが難しくなるのには賛成できかねん!
全然、これからだ!!
確かに体力は落ちるが、それまでに仕事の基礎(コミュニケーション力+文章作成能力)が身に付いていれば全然いけるぜ!
↑
証明済み
それと、、
頭では理解できるけどやっぱ普通に就職して、20代のウチに新しいチャレンジなんては大半の人間は出来ないと思う。
前の会社でも、BUYMAを立ち上げた人も含めて本当数名だった。
それが出来る人間は、僕は天才肌だと思う。
普通はできない。
また、僕は最初は35歳で辞められたのがマジでムカついた。
なぜならば転職としては歳を取り過ぎてたから。
その時は、
「どうせ辞めるんだったら
30歳前にしとけやおら!」
と思ったりもしてた。
だけど今となっては35歳まで働かせてもらって本当に感謝している。
なぜならば、30歳超えてから、特に独立した3年前くらいからやっと分かり始めたから。
・広告代理店の存在意義とは?
・広告代理店の営業の役割とは?
・広告とは?
・マーケティングとは?
・メディアとは?
・コンテンツビジネスとは?
10年以上働き大きな仕事を任されるようになって見えてきたものは凄く多い。
やはり、、大企業に勤める人間は数年働いたくらいじゃ、その業界や企業のことなんてほんの一部しか見えない。
分かった気になっちゃいかんです。
でも、そうなると、メビウスの輪状態だ・・・
そりゃあ、若い方が新しいチャレンジに積極的になれるし、守るものも少ない。
だけど、もう少し企業に属すことで、得られるものは計り知れない。。
う・・・・ん、、、どうすりゃいいんだ?
で、僕の結論。
ーーーーー
「Re Start」
人生は何度でもやり直せる。
ーーーーー
結局はこれ。
そりゃあ、誰だって分かる。
20代の方が新しい挑戦はいいと。
だけど、出来ない場合が多い。
じゃあ、30歳になったら新しい挑戦がダメなのか?
ぜ~んぜん そんなことはない。
僕が思うに、一番大事だと思うことは。
「今、幸せか」を考えること。
強いて言えば、学生の就活中やサラリーマン時代に、この思考を持っておけばよかったと思っている。
「サラリーマンになるのが当たり前」
「終身雇用が当たり前」
「会社に言われたら従うのが当たり前」
ラグビーで培った忍耐力で、とりあえず我慢することは、人よりも得意な体になったのが弊害だったのか、
「本当に今のままでいいのか?」
という思考が全くなかったように思います。
人生に、杓子定規なテンプレなんて存在しません。
人それぞれがオリジナルだし、皆様と全く同じ人生を歩んでいる人なんていない。
だから、誰かの真似なんかしなくていい。
あくまでも、
「一般論」として少し俯瞰してみるくらいが、こういう書籍を読むときに丁度いいと思います。
(だいたい、作者の自慢話がメインですから。)
若くしても、年を取っても僕は幾らでも人生はやり直せる。
そう信じて、日々の活動に向き合って行こうと、本を読んで再び決意した次第であります。
一緒に頑張りましょう!
PS
大谷さんとは当然面識もないなか、少し失礼な話をしてしまったかもしれません。
申し訳ございません。
ただ、本にも書いてありましたが、、
「一流大学 ⇒ 一流企業 ⇒ 幸せ」
という神話は崩壊している今、大谷さんや僕のようなものが発信し続けることで、
(それもオリジナルな視点で)
たくさんの人に選択肢を与えられることができるし、日本の洗脳教育に一矢報えるんだと思います。
大谷さんと勝手に同じ目線で語ってしまいましたが、僕は僕でプライドを持って発信しているので、、
もし、目に止まっても許してくれると勝手に思っておりますw
それでは!