義弟
「KOI君、K君覚えてる??」
僕
「うん、もちろん。
結婚式にも出たし、洞爺湖も一緒に行ったし
前職時代、血便が出た時に検査してもらったし……
・・・なんで?
K君、元気にしているの?」
義弟
「K……やっぱり離婚したんだ。。」
僕
「えっ!?
……でも予定通りか・・・」
義弟
「うん。」
義理の母
「えーーー!離婚したの!?
なんでよ!!」
義弟
「しようがねえじゃん
お互い(夫婦)で決めたんだし
俺らがとやかく言うのはおかしい」
義理の母
「そんな簡単に離婚して……
信じられない!
Kを今から連れてきなさい!」
と、まったく正月らしからぬ話題でヒートアップしておりましたw
K君は僕の義理の弟と小学校からの付き合い。
父は医者、母は企業家。
バリバリのお金持ちの家に生まれるも両親は早くに離婚して、家族の「愛」というのが良くわからいまま、両親を恨み続けることになる。
そこは僕と似ているからこそ、なんとなくK君とは馬が合った。
そんな2人はいつも助けられて……
・・・とにかく僕の妻の両親は個人的には異常だと思う。
K君の説明の前にちょっとだけ脱線を……
<義理の父>
以前にも書いたが自由気ままな経営者。
僕が知り合ったどんな「父親」の中でも希少種w
子供に変な説教は一切無し
仕事よりも趣味
自分の子供の友達と2人でゴルフ行く(こんなの聞いたことない 笑)
<義理の母>
とにかく明るい!
人一倍愛情を持って人と接する
だからこそ、どんな人とも仲良くなるが・・・
時々過剰にお節介w
こんな2人に育てられるのだから、、
そりゃあ素敵な子が育つ。
妻・義弟共に思いやりがあるし穏やかな性格だ
(やはり若干人よりは頑固だしワガママだけどw)
そして何よりもこの2人は「全く」両親に不満を持っていない。
2人とも皆、誰もが嫌がる両親の老後の看病・お世話の話を今からしている。
これは異常だと思う。
早く言えば、現代版サザエさんじゃないけど、とにかく心の底から仲がいい家族がここに存在する。
だから特に両親と上手く行ってない僕やK君のような人間は、この家族と一緒にいると「理想の家族像」というのが見えて落ち着く。
だからK君も、しょっちゅう家に行ってたようだ。
義弟不在でも普通に飯を食いに行ったり、ふら~~と義理の父や母と会話をする為だけに訪問したり、そんな話、僕は他で聞いたことない。
だからこそ、義理の母もあんなに心の底から可愛がっていたK君が離婚したことを知って……
驚き・悲しみ・怒り心頭!……そんな感情だったことは容易に想像できる。
かたや、自分の妻と息子が言い合いになっている状況でも義理の父は
「そりゃあ、、
しようがないじゃないかー
ま、そんなことは大したことない
それよりもKOI君
この白ワインなかなかいいよー
赤ばかり飲まないでさー」
・・・本当に凄い家族だw
と、僕の家族周りの話をタラタラしてもしようがないので、今日書きたかった内容に入ります…
【幸せのカタチ】
今や、3組に1組が離婚する時代。
完結出生児数は1.40人程度……
女性が一人で行ける居酒屋が昨年急増し繁盛したり、
クリスマスイブには「カップル禁止」の店が続出したり・・・
あいも変わらず草食系や絶食系、中性的な男性が人気だったり、
そういう話を分かり易く義理の母に話をしてあげたところ、
「???」
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
義理の母の頭の中身w
当然、今の年配の方には理解できない話だったと思う。
いや、なんとなくは「情報」としては知っていたけど、まさか自分の近しいところで実際に起こっている事象であったり、僕からも淡々と説明を受けたのに衝撃だったようだ。
義理の母
「なんか…
テレビの中の話だと思ったんだけどね~~
ほんと時代は変わってるのね~」
義理の父
「ははははー
そういうことだ
ママは何も知らないな~
(既にお酒でいい気分)」
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
一流大学 → 一流企業 → 早くに結婚 → 早くに子供
これが昔までの出世コースの前提条件だったし、最高の「幸せ」だと信じられていた。
「しっかりと家族を持ち養い責任を持つ」
「家庭もしっかり築けない男が仕事なんて出来る訳がない」
これが普通だったし、ましてや
「離婚」なんてしようもんなら……
さすがに今はここまで昔の風習と同じではないけれど、結局昔の価値観の人間が上司にいる限り根底には残る文化。
昨日の話と通じるところは多いが、時代の流れを分かっていても
「改革派」
と
「保守派」は、
必ず存在するという観点で議論を推し進めるべきだと思う。
・・・なんか偉そうだな、俺www
ま、そういう大きな流れの話は僕らにはどうでもいい、、
というか僕らにとって凄く重要なのは
「どうすれば自分が幸せになれるか?」
「どうすれば自分の近しい人を幸せにできるか?」
それを、それだけをもっともっと考えなきゃいけない。
「少子化問題が日本の未来をダメにする」
そんな報道を聞いて
「おし!
俺たちも子作りに励もう!!」
なんて言う人なんている訳がない。
自分たちの為に考えるべきこと。
他人のことを構っている余裕なんて無いはず。
そういう大きな施策は偉い人たちに任せ、僕らは僕らで今の環境で何がBESTな選択か?を考えましょう。
僕の周りでも離婚する人は増えている。
去年はその多さに少し驚いた。
だけど、僕は
「皆、新しい幸せを掴む為の
最高の選択だった」
と思っている。
離婚=悪 なんていう思考は化石以下だ。
結婚して、子供を産んで、、だけが女性の幸せのすべてじゃない。
結婚して家庭を守ることだけが、男の義務じゃない。
(こんな過激発言は、個人MEDIAだからこその醍醐味)
今の時代の空気感だからこそ思う。
豊かな日本だからこその選択肢の多さ。
「幸せのカタチ」は多種多様存在する。
僕が昔仕事していたタレントたちや優秀なクリエイティブたちは、その時から結婚している人が少なかった。
「三浦、なんで結婚したの?」
まで、言われたことがあるけど、なんかすぐに答えられなかった自分もいた。
妻と一緒になりたいとは思ったけど、なんだかんだ、これを意識していなかったのは嘘だと思う。
ーーーーー
一流大学 → 一流企業 → 早くに結婚 → 早くに子供
ーーーーー
当時からそういうマニュアルくんが嫌いなのに……
偉そうに言いながら、昔ながらのルールになんだかんだ縛られていた自分。
当時の僕は
「自分の未来」
「自分の幸せ」
ということに関して、何も考えずに生きていたように思います。
このまま一流企業にいて出世し続け結婚して、子供ができれば幸せになれる「はず」。
その程度の考えしかなったと思うし、僕の周りは皆、そうだった。
「夢」
「やりたいこと」
ないなーい そんなもん!!
あの時は、お金なんか二の次で、誰よりも早く出世して、誰よりも大きい仕事をすることが、自分の幸せだと思っていた。
その為には、ある程度の家族との時間の犠牲や仲間との時間とか排除。
・・・マジで今思うと病気だな。。。笑
だけど当時から今でも変わらない僕の「幸せのカタチ」の共通点は存在する。
それは誰よりも
「自分が幸せじゃないと、
他人を幸せにできないということ」
多くの家庭の不仲の原因は「父親」にあると思っていい。
父親が不幸せで自己犠牲ばかりしていると、結局はその空気は家族に伝染する。
「こんなにお前らの為に働いているのに何が不満だ!!」
という発言は一番のエゴ。
言い訳、逃げ。
やはり「父親」が充実した人生を送っていると、自然と家族は皆、幸せになる。
× 家族の為に仕事
じゃなくて
◯ 自分の幸せは家族の幸せ。だから頑張る。
この意識は昔から変わらない。
「家族の為に副業!」
と言っている皆様。
そんなんじゃ頑張れないと思います。
所詮人は「自分の為」に頑張れる生き物。
変にカッコつけず、
・もっともっと金が欲しい
・もっともっと自分が認められる仕事
・娘にカッコいいパパだと思われたい
・妻にバカにされたくない
そういう欲望こそが原動力になると僕は考えます。
妻がいて娘がいて、、僕がいる。
だけど、僕が幸せにならない限り、彼女らを幸せに出来ることは絶対にないと思います。
だから頑張れる!
ということで、
「MR.KOI流 関白宣言」でした 笑
・・・さすがにエッジが利きすぎか?
ま、それが僕流なので……
ではでは
PS
今日、実は最初、メルマガのタイトルは
「幸せのカタチ」でしたが、
急遽最後に
「MR.KOI流 【関白宣言】」に変更させて頂きました……
なんとなくその経緯・意図がお分かりの方は、、
ご連絡くださいw
それでは、正月休みは続きますが、今宵も1時間「だけ」でも頑張りましょうぜい!!