妻の怒りが爆発した。
「あなたの頭の中の90%は仕事・仕事・仕事。残りの10%が家族。
その8%が娘で2%が私。」
「お金・お金・お金…って、、そんなに大事なの?」
「十分、満足です。
Hを独立しても、何不自由なく暮らさせてもらっている。
私が仕事をしなくても同じ生活が出来ている。
引っ越しも覚悟した、クルマも売ると思っていた…
正直、周りの皆もこの復活劇には驚いているはず。
なのに、何をそんなに狂ったように、生き急ぐのか?」
「見返したいって? 誰を??
あんたの復讐劇に巻き添えになる人生なんて、まっぴらごめんだ。」
「結局、博報堂から独立したことを気にしているのはあなただけ。
もう誰も何も思っていない?
あなたはいつまで、そんな生活をするの?」
・・・・
・・・・
・・・・
こんばんは。三浦です。
多分、相当久しぶりに3日間もメルマガ配信を休んだのでは無いでしょうか?
しかも今日もこんなに遅く…
楽しみにされている方、、申し訳ございません。
なんとか、僕は生きています 笑
ご存知のように、あまり家族の話をしない僕。
だけど、今回はさすがに応えました……
「なんの為に、ビジネスをするのか?」
そんなことを考えてまして。。
僕は「あいつらとは違う」なんて強がっていたけど、結局色んなことに呑まれまくっていたんだと思う。
そう言う意味では、このタイミングで多分、彼女も言いにくかったはず。
それを、オブラートに包むことなく、ダイレクトに伝えてくれた彼女にはとても感謝しています。
僕は、
「家族を幸せにする為に仕事をする」という考えは、なんていうか、ほぼ考えた事ありません。
だって、当然じゃないですか?
そんなのは男の「最低の義務」だと考える。
だったら結婚するな、子供作るな、、てな話です。
今の時代、専業主夫という言葉や、家事の分担などのルールを結婚前に全部決めて結婚、、
ますます、男女の垣根が無くなって行く時代ですが、
僕は性格上、、ていうかその辺はマジで化石思考なので、結婚したからには、家族を守る事は、男の「最低の義務」だと考えます。
だからビジネスが辛い時に、
「いや、、、家族の為にもう少しだけ頑張ってみよう…」
なんて言う思考は皆無です。
・・・そこをガンガン突かれた感じっすね。
「あなたはこれまでは、【地位】【名誉】【プライド】だけで生きてきた。。
そして、今、それに【お金】という欲も加わっている。」
くぅ~~~時間が経って少しは落ち着いたと思ったけど、かなり「グサグサ」刺さりました。
そう言うのが無くなり、そう言うステージで戦うことの無意味さなどを、説いていたつもりが、、
近くで見ている妻は、そう思っていない。
すんげえ、嫌ですが、これは素直に「受け入れなきゃ」行けない事実だと考えます。
それで今日も1日考えてみたのですが、、、
■ 親の強い意向で中学受験
↓
■ 慶應義塾中等部入学
↓
■ ほぼ何も考えず、当時は高校の選択は日吉か志木高校。
日吉がメインストリームなので日吉を選択
↓
■ 体育会は、大学は法学部政治学科か商学部が多かったが、やはり慶應と言えば、経済! ということで難しい選択にチャレンジ
↓
■無事 慶應義塾大学経済学部入学
↓
■ 入学してなんとなく勉強してこの学部は、「エリートサラリーマン養成所」だということを知る。
なので素直にサラリーマンになることを選択。※親は公務員希望だったが、この辺くらいから仲が悪くなる。
↓
■ はっきり言って、「こんな仕事をしたい!」なんて無かった。
単純に、「有名」で「給料がよくて」そして、ちょっと派手な業界に憧れる
↓
■ H入社 ⇒ Tチーム配属
※ 当然、Tを愛していた分けじゃない。
会社の意向
↓
■ これが天職か? なんて考える暇もなく突っ走りまくる。
↓
■ 認められ、Aチームへ
↓
■ クビ
・・・・頭、真っ白になる…笑
その後、色んな自分の置かれている環境を冷静に分析し、「起業」の道へ。
妻曰く、H独立の後の1年間くらいは話しかけづらかったとのこと。
そして、、やっと素敵な仲間と出会い、元気になって来たと思ったら、狂ったように、また、、
「仕事・仕事・仕事…」
だそうです…笑
一つだけ言わせて頂くと、
「仕事・仕事・仕事」は変わらない…ずーーーっと。
だけど、上の僕の波乱万丈の時系列事象を見て1つだけ思うことありませんか?
そうそう
僕は、結局、、、
「流されている」
んです。
偉そうに言っているけど、その場に流されている。
結局、何も考えずにその場凌ぎで色んなことを決めている。
そしてずるいのは、
なんとなく「感覚」「嗅覚」は鋭いから、
それなりに困難も乗り切って来られた。
別にいいと思う。これまでは。
「人」は何かを達成するための使命を持って生まれて来る生き物だ、なんて考えるのは、少しナンセンスだと思う。
親は選べない、
その後の人生もなんだかんだ選べない、
やりたいことなんて見つからない。
そう言う人が大半でしょう。
目の前に与えられた任務や業務をどれだけ、達成出来るかで、大半の人の評価は決まる。
だけど、僕は色んなことが重なり、今は、すべて「自己責任」でビジネスをやれる。
いや、やらなきゃ行けない。
人はすぐに他人と比較したがります。
僕なんて典型的にそうです。
だけど、上を見たらキリが無いし、下を見てもキリが無い。
自分が置かれている環境で最高のパフォーマンスを発揮出来る人間だけが、「結果」を出し、「評価」され、「成功者」と言われる。
実は競争に見えて、「如何に自分と向き合えるか?」で人生は決まると思うんです。
どのステージも一緒。
3,000人規模の会社の社長がやるべきこと、20人規模の会社の社長がやるべきことは、やはりどう考えても比べられない。
そして「幸せ度」「豊かさ」なんてのはそんな表層的なもんじゃない。
なんだかんだ、この日本を支えているのは中小企業の社長陣の奮闘と言われております。
その社長が1番「自由なお金」や「時間」を手にしていると僕は思う。
だけど、彼らは何処かで大企業・社会的地位・名誉に憧れる…
逆に、大企業の社員は社会的な地位が最後の砦となって、給料ダウンを我慢できるし、中小企業の社長陣を、
「金の亡者め」と言い続ける。
「隣の芝生は青い」
「自分に無いものを持っている人間に人は妬み続ける」
本当に人間、、特に男は欲深い生き物だと思います。
僕は色んな事情で、本当に色んな業界を覗かせてもらいました。
様々なジャンルの人と社会人になって、出会いまくった。
そして成長させてもらいました。
色んなジャンルの成功者を見て来ましたが、共通して言えるのは、
「男は、いつだって孤独で、そして周りに評価されたがる生き物だ」
それが地位なのか名誉なの、金なのか、、
まだまだ僕自身見えて無いところが多いですが、ぼんやりと今後の自分のやるべきことが見えて来始めております。
男としてビジネスマンとしての「幸せ」とは?「豊かさ」とは?
僕は追求し続けます。
そして、
「流されない人生を」
これが今日時点の僕の今後の人生の指針になります。
自ら考え、仕掛け、そして価値を提供し続けることには変わらない。
だけど、その先を見据えた人生観を。
じゃないと僕自身の成長は止まるし、また同じ過ちを繰り返すような気もする。
来月で38歳。
もう、、いいオヤジでしょ 笑
そういうはっきり言って、メビウスの輪的な問いに、向き合うのはめんどくさいものです。
だけど、何度も言いますが、エリートの路線を外れながらも、なんとかしがみついて生きて行けるのは、こんな自分にもたくさんの人が着いて来てくれるから。
今、僕を慕ってくれる人が多いのが1つの、僕のここ数年やって来た活動の間違ってない証明だと思います。
三浦孝偉として、1人の男の挑戦がたくさんの人への道標になってもらいたい、、
そうしないと、僕はまたテキトウに
「流される」
今回の妻の件は本当に良い転換期になりました。
やるぞ!
PS
Nさん。
辛いカミングアウトメール、、返信出来なくてごめん。
色々大変だと思うけど、皆、何かしら悩みは抱えていると思う。
少し厳しい言い方かもだけど、
周りも頑張っているんだ…
そう思いながら、絶対未来は明るいと信じ頑張って下さい。
そして早く、素敵な仲間と出会って下さい。
Nさんには、それが足りないような気がします。
なんでも話せる関係の人をたくさん作って欲しいと、心から思います。
頑張りましょう!
僕も頑張る。