お待たせしました!
今日は、待ちに待った
「King & Prince」(通称:キンプリ)の待望の1stアルバム発売日です!!
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多くの読者様が、さざ波のようにドン引きしていくのが分かりますが、三浦家にとってはとてもとても大事なことでして……
(俺的にはマジでどうでもいい)
ご存知、ジャニーズファンの娘。
その中でも圧倒的にキンプリが大好きな娘。
(中でも、永瀬廉……)
彼らが出ている番組は全部押さえている娘。
ここ2ヶ月くらいずっと楽しみにしておりました。
「パパ~
遂に後12日だね~~」
・・・まさか、毎日カウントダウンしているのか?
しかもなんだその「遂に」って。
「パパ~
なんで水曜日発売なの?
土日だったら
一緒に買いに行けたのにね~」
・・・目当ては俺の財布だろうが。自分の小遣いで買え!
(妻は結構こういうお金には厳しいから俺のところに来る)
とにもかくにも、この2ヶ月の娘の頭の中は、今日のアルバム発売で一杯だったと思われます。
ただ、彼らがいてくれたおかげで不登校の性格が少し治ったし、例の事件からの立ち直りが早かったのも事実。
正直、ジャニーズ&キンプリは三浦家にとっては救いの神でもある。
ありがたいことです。
そんな娘にとっては大事な日のメルマガということで、今日は少しだけジャニーズの話でも 苦笑
お付き合い頂けましたら幸いです。
ウェストサイドストーリーを鑑賞し、感動しまくった、ジャニー喜多川氏は単なるタレント育成ではなく、歌って踊れるミュージカル俳優のようなマルチタレント育成を目指し、1962年にジャニーズ事務所を立ち上げる。
それ以降ご存知のように、たくさんのスターを輩出してきた。
女性だけでなく男性にもファンはとても多く、間違いなくジャニー喜多川氏は、戦後の日本エンターテイメント業界を盛り上げた立役者の1人である。
今じゃたくさんの芸能事務所が存在するが、ジャニーズはやはり特別だったように思う。
前職時代に何回かお仕事をさせてもらったが、とにかくジャニーズは芸能界という少しアングラな業界にも関わらず
「まともな会社」
と言うのが僕の印象だ。
・・・仕事するときはガチで緊張しまくるけどw
マジでどうしようもない芸能事務所はたくさんあるのに対して、ジャニーズは出入り業者に厳しい会社だったけど、間違ったことはしない。
何よりも、他のエセ事務所と違って、しっかりと事務所がタレントをコントロールしているところが凄い。
全盛期の我儘キムタクですらも、今は例のSMAP解散でジャニーズを退社したI 女史の言うことに歯向かった話は聞いたことはない。
こういう話は微妙だから書き方が難しいけど、もう少し突っ込みます……苦笑
売れ出したタレントはすぐに調子に乗り出す。
あまりテレビに出ない売れているタレントって結構いますよね?
売れているのに露出少ない人いますよね?
それって、事務所が戦略的に行なっているのはかなりレアで、大半はタレントの我儘だからだったりします。
「そんな仕事したくない」
「忙しいのは嫌だ」
そういう我儘なタレントに対して多くの事務所は機嫌取りに入る。
だけど、ジャニーズは容赦ない。
「はあ?
仕事なんだから
やってください」
みたいな。
また、撮影現場でもタレントが1番偉いという状況が多いが、ジャニーズはその辺もしっかりコントロールする。
1番僕が、ジャニーズ事務所がカッコいいな~と思ったエピソードを1つ。
あるCM撮影の時に、マネージャーに相談なしに、いきなり坊主で登場したTOKIOの松岡くん。
撮影現場は一気に凍った。。。
なぜならば、事前にその会社の社長までOKした企画は、髪が長い松岡くんだったからだ。
さすがに、長い髪⇒坊主 はテレビから感じる印象が違う。
そんなこと?と思わないで欲しい。
かなりデリケートで大事な話だ。
僕も1回、竹中直人さんの撮影の時に味わったんだけど、企業はとにかく「髭」が嫌いだ。
頭の固い役員が多いから
髭=不潔 という印象をいまだに持っているアホばかり。
だからあくまでも髭のない竹中直人さんで話を進めていたのだが、途中で竹中直人さん再度から話が、、
「他の映画の役作りのため
髭を伸ばさなきゃいけない」
「髭ありでお願いしたい」
その後の展開はご想像の通り。
結果、「うっすらとならOK」という謎の決着を見せるが。
話は戻して、いきなり印象がガラッと変わってしまった松岡くん。
だけど、クリエイティブディレクターも監督も何も言えない。
撮影に立ち会ったクライアントは広告代理店の営業を呼びつけて
「どうしてくれるんだ!」
「お前が行ってなんとかしろ!」
と言われても、撮影現場での広告代理店営業の地位なんてたかが知れている。
その状況を打破できる力なんて「0」。
大半はこういう状況になると事務所のマネージャーが
「すいません。。
私も聞いてなくて。。
なんとかこのまま
進めてもらえないでしょうか……」
と泣きつき、渋々クライアントはOKするも、関係悪化は免れない。
きっと次の契約はないでしょう。
だけど、ジャニーズは違った。
「松岡!!!
こっちに来なさい!!!」
「あなた、自分がやったこと分かる?」
「あなたの勝手な行動が
どんだけの人に迷惑かけてるか分かる?」
マネージャーが皆んなの前で怒鳴りつけて大説教。
それを見たクライアントも広告代理店も
「大丈夫です。
今、社内の方を調整したので。
それよりも気持ちよく松岡さんに
撮影させてください」
マネージャー
「本当に申し訳ございません。。
私の監督不行き届きです。」
このやり取りを経て、この撮影後も広告契約は数年続いた。
このエピソードは業界でも有名だが
「そんなの絶対に
パーフォマンスだよ」
な~んていう人も多かったけど僕は違うと思うし、別にパフォーマンスでもその場を上手く仕切ったジャニーズには脱帽だ。
勝手な推察だが、この件以降、TOKIOの松岡くんのタレントイメージは上がっているような気がする。
今じゃ、好感度はかなり高い。
きっとこの経験を通じて変わったんだ、、と僕は勝手に思っている。
それとジャニーズの凄いところをもう1つ。
タレントのCM出演のオファーはこんな感じ。
■ 企画+タレントが決まる
↓
■ 広告代理店がタレントの所属事務所にオファー
↓
■ マネージャと企画コンテや条件を詰める打ち合わせ
↓
■ タレント本人に最終確認
ダメな事務所は、
■ マネージャと企画コンテや条件を詰める打ち合わせ
このSTEPの時に、
「分かりました!
本人と確認します!」
という伝書鳩状態。
そして返答は、
「この企画は本人はやりたくないらしくて、、
もっとこう変えてもらえませんか?」
というのが異常に多い。
そうなると、
「あのタレント、マジで調子乗ってねえ?」
と、こっちサイドはどうしても思ってしまう。
だけど、ジャニーズは
■ マネージャと企画コンテや条件を詰める打ち合わせ
ここのSTEPがマジで厳しい。。
「本気でこの企画を
ウチの拓哉にやらせるつもりですか?」
「話になりません」
「この仕事はやりたいのですが
この企画じゃウチは受けれません」
と、キッパリとマネージャーがすべて判断する。
だけど、ここを突破すると、本人NGは限りなく少ない。
そうなるとだ、、
僕ら制作者サイドはいざ当日本人と会っても、凄くいいイメージを持つもんです。
タレントも気持ちよく仕事してくれる。
前者の伝書鳩状態だと、関係的には
・気難しい奴が来た
とか、タレントも
・あんなクソ企画をやらせようとした奴らだ
という感情になり、ギクシャクする。
とにかく僕が感じたのはジャニーズ事務所の社員は
「プロ意識」がハンパないということだ。
ただ単にタレントの機嫌取りの事務所とは違う。
僕は、大手広告代理店に入社してからも営業職だったので
「俺ってただの伝書鳩じゃん」
「企画を作るのはクリエイティブ職だし
決めるのはクライアント
俺はただの橋渡し」
という感情が芽生えまくっていたけどこういうエピソードや経験を通じて僕は
「間に入っている人の重要性」
を、学ばせてもらった。
「プロデューサー」的なポジションの人ですね。
この感覚に陥るまで「プロデューサー」という立場が大嫌いだったんですが、彼らの存在意義を知れてよかったと思っております。
なんか、良く分からない話になりましたが、今日お伝えしたかったことは、、
■ 娘はキンプリが大好きだ
■ 今日発売のアルバムを早速、妻と買いに行っている 笑
■ ジャニーズは怖いけど、凄い素敵な会社
■ 彼らのプロ意識に学ぶことは多かった
■ 主役じゃない、脇役、裏方の存在の重要性
てな 感じです。
今日、マジでほんと たまたまこんなメルマガを書いてたら、さっき、驚きのNEWSが飛び込んで来た。
ジャニーさん、、まだ死ぬのは早いぜよ。
頑張れ!
ではでは