Business Mind

「恐るべし戦略家」の存在に恐れる・・・ 東京五輪招致 報道を見て

 

いきなりですが、、やはり、いつだって「トレンド」「流行」のアンテナが高い人がMEDIA業界で成功する、、まあ当然ですよね。

とても重要なテーマだと想います。

 

広告代理店時代、トレンドの最先端を行かなきゃいけない業界なのに全然センスの無い奴らのがたくさんいたな〜ということを思い出しました。

絶えずトレンド=流行の最先端にいなきゃ行けないのに、流行っているテレビ番組は見ない、、本も読まない、「AKB48とかってキモいよね〜」とか言っている奴、死刑ですよ。

 

別にAKB48のファンになれ、と言っている分けじゃない。

なぜ、なぜ今、彼女らが人気があるのか?

なぜ、大島優子じゃなく指原なんだ、、

なぜ、原宿のホットケーキ屋はいつも並んでいるんだ?? ← これ違いました。。すんません。。。

 

別に好き・嫌いじゃなくて、世の中の空気を読む・分析することが、この業界はもちろん、全ての業界での成功の秘訣だと思います。

 

さて早速今、最も旬なテーマをお送りしましょう!

 

いや〜おめでとう!東京!!

なにがおめでとうって??

これ以上このオリンピック関連で無駄な税金が使われなくなるから、です。

候補地になるためには、ここでやります!という会場がなくてはならない。

リオに負けた時から、今迄のその会場の運営・管理代、、全部税金ですよ

 

そして同じような状況がトルコでも起こります。。

ま、それでも雇用が増えて、失業率対策にはなりますが、、

 

経済って本当不思議!?

そいつらが少し忌み嫌っているこの業界の方が100倍クリーンです。

 

僕なりのこの東京オリンピック開催の成功の要因は2つです。

 

<最後まで諦めない>という当たり前のことと、

<プレゼンの重要性>に付きます。

 

ぶっちゃけ、これ、最後の最後まで日本は厳しい状況だったそうです。

ほぼ、トルコかマドリッドで決まりかけてた。

そんな状況の中、最後の最後に、日本はたくさんの審査員の「心」を動かした。

最高のプレゼンで想いを伝えたことが、最後の決定要因です

 

今回日本が評価されたポイント

 

1.いつも端でウジウジしていたのが、今回は全て「真ん中」で活動していた

2.フランス語が話す人が多いIOC(オリンピック委員会)に対して、滝川クリステルのフランス語でのプレゼン。そして流暢なプレゼンに加え、彼女から「お・も・て・な・し」精神を伝える

3.皇族の投入

 

などなど挙げられます。

・・・が、僕が1番脱帽したのが「福島問題」に関する日本の戦略。

 

脱帽です。

東京を開催地に決定させるためには、どうしても避けて通れないテーマ。

あの悲惨な震災があった地で、、、東京よりもずっと前に起きた、チェルノブイリですらまだイメージが残っている。。

東京ー福島の違えはあれど、やはり避けて通れないテーマです。

 

そこで、日本が最後のプレゼンの時に取った戦略、背筋がゾクッとしました。。

そこまで反応したのは何人もいないかもだけど、対応策、100点、、いや200点です。

 

ご存知の通り、国会討論も含め、こういう大事なプレゼンテーションの時に、安倍首相や猪瀬知事が原稿を書いているわけはありません。

彼らはあくまでもスピーカー。(少しの修正指示をしますが、、)

 

当然裏で、綿密に戦略を立てている秀才がいる。

今、僕の仕事はそれに近いのでとても勉強になります。

福島関連問題で取った、日本の素晴らしい2つの戦略

 

1.日本のTOPである安倍首相からちゃんとその話題に触れた。しかも定量的なデータ、客観的な数値の話しのみ

2.そしてさらに突っ込んだ内容は全て質疑応答に回す

 

これです。

あたりまえ???

なかなか出来ないですよ、、これ。

 

先ず、1に関して。

よくある酷いプレゼンはその企画の一番のネックであったり、突っ込みポイントを避け、煙に巻いて、うやむやにする

→ これ、絶対ダメです。

やるからには、ふくしまの「ふ」の字も出ないくらいの戦略を立てなきゃいけない。

先ず、素人には無理。

また、今回の安倍首相は「WHO安全基準値の1/500」としっかりと話し、逆にそれ以上触れず。

あまり話し過ぎるときっと「言い訳」に聞こえて来る。

その絶妙なバランスを計算。最高です。

 

2 質疑応答対策

→ これ、ちょっとでもつまずいたり、間が空いただけでダメ。

きっと、問答想定集100タイプくらいつくったのではないだろうか?

それをちゃんとやり抜けた安倍首相には拍手!

 

僕最近思うのですが、世の中、皆幸せになるような完璧な商品・サービス、どんな商品でも売れる完璧なセールスマン、絶対売れる市場環境、っていつの時代も存在しないと思うんです。

 

例えば、ある商品をアフィリしよう!と思って検索しても、100点の商材ってなかなか無い。

見つけたとしても、そういう商品に限って、期間限定で販売終了。。。

そしてそれを売る=自分も、まだまだセールスマンとして未完成。

誰もが欲しがる状況、、なんて存在しない。

 

じゃあ、自分が100点だと思う商品が出るのを待つのか?

自分が自分で満足する人間に成長する迄待つのか?

バブルの時のように、誰もが消費活動をする時代を待つのか?

 

多分、そんな気持ちだったら、気付いたら、孫にお年玉を上げて満足するだけの人間になってしまいます。

今、置かれている状況でベストなパフォーマンスで何が出来るか?

もう少し、福島問題が落ち着いてから、、なんて待ってたら一生勝利は摑み取れない。

いつだって、どんな状況だって戦略立ててベストなパフォーマンスをする。

ダメだったら、また反省してやる。

 

上級者、中級者、初心者、、関係無い。

どのポジションでもちゃんと稼げる戦略はある。

 

自分の置かれている立場をもっと分析し、どんどんチャレンジしたいと思います。

 

五輪話題でも、なんか今自分が一番頑張っている、このインターネットメディアビジネスとリンクして考えてしまいます(笑)

以上です。

長文お付き合い頂き、ありがとうございました。

 

PS

それにしても、安倍首相と猪瀬知事の英語は酷いな、、選手達の方が100倍いい!

最近、あまり英語話してないので、Skype英会話始めようかな〜なんて思う自分がいたりしました。

 

 

 

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。