昨日気付いたらテッペンまで事務所で仕事してました。
妻から、
「まだ帰ってこないの?
Sちゃん、さっきやっと寝たよー」
というLINEが送られて来て、、、
しまった!と忘れている自分に気づきました。
昨日は、義理の弟の娘=Sちゃんが家に泊まりに来ることになっていて、、
義理の弟の娘は今年で4歳。
去年3歳だった頃、一度も自分の家以外で寝たことがないということで
・僕たちの娘と仲がいいということ
・僕と妻がいれば安心だということ
で、三浦家だったら泊まれる!と頑張って練習しに来たのですが、、
結果、
夜遅くに、義理の弟が迎えに来ることになり……
「また今度頑張ろうね!」
という残念な結果になってから1年。
昨日は無事、泊まれました。
今朝は一緒に朝ごはん食べて、なんか不思議な感覚でした。
妻曰く、何よりもウチの娘がお姉ちゃん的な動きで遊んであげて凄く安心したということ。
いやはや、、
義理の弟の娘や自分たちの娘の成長を見て、
「あんな小さい子たちも日々成長しているんだな~」
「マジで俺も頑張らんと」
と思った次第です。
Sちゃん、、
昨日は遊んであげなくてごめんねー
今度はちゃんと遊ぼう!!
また来てね~!
そんな世の中、ほのぼのとした夏休みの時間が流れている中、自分は変わらず今日も思ったことをお伝えしようと思います。
突然ですが、今日も僕の大好きなお笑い業界の話からの気づきを。
最終的にはYouTubeの話まで広がります。
最近、
サンドイッチマンと千鳥がマジで面白くてたまらない。
人気ランキングでも上位に食い込んでいる彼らの活躍は別に僕だけでなく、多くの人に受け入れられているようだ。
彼らの成功を見て、お笑い界のルールも微妙に変わっているような気がする。
ここであの有名な島田紳助の売れる理由:XY理論の話を。
知っている人も多いと思うがその話が収まっている「紳竜の研究」というDVDはお笑い芸人だけでなく、多くのビジネスパーソンにも受け入れられ異例の大ヒットを記録した。
その中でも特に秀逸な
「XY理論」を記します。
ちょっと長いですがお付き合いを。
成功する人間は、努力と才能の掛け合わせた値の大きい人間だ。
才能については分からないが、努力は方法によって成功する確率は格段に上げられる。
しかしその為には、
「自分の戦略、自分に何ができるか(=X)」と、「時代の流れ(=Y)」を綿密に分析し準備してから戦わなければならない。
そして売れるためには、XとYで交わるように仕組んで行く必要がある。
しかし大抵の芸人は、XもYもわかっていないまま悩んでいる。
だから売れない。
でも時として売れてしまうことがある。
やっていること(X)は変わっていないのに、Y(=時代の空気)は絶えず変化していくので、いきなりそれが合致してしまうことがあるからだ。
そしてその方が出会い頭の事故なので、インパクトが大きい。
でも、大抵の場合は、偶然の事故なので、本人も自分がなぜ売れたのかわかっていない。
公式がないから、根拠がない。
自分のXもYもわかっていないため、Y(=時代の空気)が移り変わると、必ず潰れてしまう。
いわゆる一発屋になってしまうのだ。
長く売れ続けている人間は、自分の強み(=X)を必ずと言っていいいほど軌道修正して
時代の流れ(Y)に合わせ続けている。
だから、XとYの位置はいつも近い。
なので、出会い頭の事故(大ブーム)になるようなことはない。
せいぜい接触事故。
でも、売れ続けることがきる。
こうやって書くと当たり前のことのような気もしますが凄く大事な話だな~と久しぶりに思いました。
特に個人起業家の中でも
「時代の流れを読む」
ということはとても大事になって来ます。
組織にいたらある程度組織が代わりにやってくれるけど
(それをしてない会社ばかりだから文句は減らないが)
個人起業家は絶えず「自分の目」で流れを読まなきゃいけない。
そして、これは個人の見解だけどかなり本質をついている自負があるが、その「時代の流れ」は、ある業界だけじゃなかったりするというのが僕の意見だ。
つまり、芸能界だろうが食品業界だろうが関係ない。
時代の流れ=お客様の心理とも受け取れるので、他の業界の流れから学ぶことはとても多い。
サンドイッチマンと千鳥がここまでヒットした理由を自分なりに分析したが先ずはこの3つが挙げられる。
1.コンビ同士がなかり仲がいい
2.スタジオじゃなくロケ番組で力を発揮している
3.地元愛をしっかりとアピールしている。
それぞれ軽く説明を。
<コンビ同士がなかり仲がいい>
とんねるずや、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンは、全盛期の頃、とにかく仲が悪くて有名だった。
ビジネスライクとして付き合っていて、あくまでもお客様ありきであり、コンビ同士で何か助け合うことは皆無。
それが逆にプロッぽく感じた。
しかし今はあまりそのスタイルは受けない。
今年、かなり番組数が増えた若者芸人、霜降り明星やチャラ男芸人EXIT(イグジット)もとにかくコンビ同士が仲がいい。
そのやりとりを流すだけで数字が取れている。
これが「時代の流れ」だったりする。
<スタジオじゃなくロケ番組で力を発揮している>
バブルが崩壊した後やリーマンショック後、
とにかくテレビから「ロケ番組」が減った。
制作費の大幅カットによって安い芸人をたくさん呼んで雛壇に集めて、ちょっと有名な芸人(さんまやダウンタウン)に司会させる番組ばかり。
スタジオ雛壇でパフォーマンスを発揮できるか?が勝負であったが、千鳥やサンドイッチマンは一度それで失敗している。
数多い芸人の中に埋もれて彼らは
「良さ」を発揮できなかった。
ザキヤマや有吉・千原ジュニア・フジモン辺りに全部持ってかれていた。
彼らは一度挫折をしてから思い直す。
「原点に帰ろう」
ということで、キー局じゃなく地元ローカル局で地道に力を付けることに。
その地元局での活動が今、Y=時代の流れにマッチしており
「ロケ番組なら彼ら」
と、言わせるような地位まで上り詰めた。
結果、雛壇でもいい席を獲得できることに。
そして、3つ目
<地元愛をしっかりアピール>
これは1ヶ月前くらいにBEC on-line schoolのメルマガで配信しましたが
地元愛=コアファンを大事にする活動と同じだったりする。
コアファンを大事にしている人は今の時代マジで強い。
・西川貴教
・博多華丸大吉
この辺は絶対に消えることはない。
僕はこの「コアファン戦略」はY=時代の流れが幾ら変わろうがなくならい
大切な戦略でもあり、概念であると思う。
こんな感じで、サンドイッチマン・千鳥は、実力だけでなく、時代の流れも掴み今に至る。
だけど、僕はこの表層的な理由じゃなく彼らのヒットを見ると、今の時代に最も大事な理由は隠されているような気がしてならない。
そして、それは僕が最近掲げている令和のテーマ
「自分ファースト」
にも繋がると考える。
彼らが今、一番受けている理由ってこれだと思うんです。
「何よりも本人たちが一番楽しそう」
画面からそれがビンビン感じてくるんです。
テレビ千鳥という番組とか正にそのまんま。
単純に彼らがやりたいことをやっている企画だ。
ここ最近でいうと、私服に全く興味のない大吾が原宿で買い物する企画や、音痴なノブが米津のLEMONを上手く歌いたい!という企画。
・・・・マジで、自分たちのやりたいことやっているだけじゃんw
だけど、それが面白い。
やりたいこと=真剣という風にも受け取れて、真剣に失敗しているからこそ笑える。
これは、YouTuberは必ずチェックしなきゃならないことだ。
たくさんの有名人がYouTubeに参入したが、ぶっちゃけ成功率は低い。
あのダウンタウンまっちゃんと同じくらいお笑いの天才と言われている、ウッチャンナンチャンのウッチャンはこう言っている。
「YouTuberでヒットするには
今持っている番組を全部降りるくらいの覚悟が必要。
そんな簡単じゃない」
やはり分かっている人は分かっている。
ねづっちやスギちゃんとか舐めすぎだってw
だけど、YouTuberとして成功した有名人も当然いる。
・カジサック
・オリラジあっちゃん
・ロバート秋山
・ヒロシ
・ゴー☆ジャス
・本田翼のゲーム実況
彼らはなぜ成功したと思いますか?
これも、
「自分ファースト」
です。
彼らは単純に市場分析以上に
「やりたいことをやっている」
それも
「心の底から楽しそうに」
また、
「本気=真剣さ」
を感じる。
今、YouTube動画で受けるテーマは
「自分ファースト」です。
リサーチしてあるジャンルがヒットするのを分かって表層的にモデリングしても
「本気度」
が、なかったら再生回数は伸びない。
マジでYouTube市場はある意味体育会系になっているような気がするw
カッコつけたり斜に構えている動画は絶対に伸びない。
おもちゃ動画も、真剣にナレーションを取っている動画が伸びる。
「おもちゃに興味ないんだけど」
と、少しでも感じたら視聴者は一発で見抜く。
そういう観点でYouTube動画をリサーチすると面白い。
なんだかんだくだらねえけど、ヒカキンはいつも楽しそうだw
モデリングはそういうところを一番すべきかと思います。
サムネイルは極太ゴシック体、
カメラ定点目線で話しかける、
そういう表層的なところの真似じゃなく
時代の流れを読んだ「本質を」ですね。
ではでは