先ずは、今まで全く興味がなかった
「流行語大賞」の話でもw
ええ・・・皆さまもご存じ、今年2019年の流行語大賞は
「ONE TEAM」
ラグビー日本代表のチームスローガンが選ばれましたー!
パチパチパチ!!!
令和、しょっぱな。
こんな機会なかなかないので、過去10年分も調べてみました。
(ほんと ゲンキンな奴だ 俺はw)
2010年 ゲゲゲの~
2011年 なでしこジャパン
2012年 ワイルドだろぉ
2013年 今でしょ!
お・も・て・な・し
じぇじぇじぇ
倍返し
2014年 ダメよ~ダメダメ
(今、どこにいる?)
集団的自衛権
2015年 爆買い
トリプルスリー
(速攻で検索した記憶あり)
2016年 神ってる
2017年 インスタ映え
忖度
(かなり2つとも今も使っている言葉だ)
2018年 そだねー
真っ先に思ったのは
「流行語大賞に選ばれた芸人は危険」
・・・そんなことじゃなくてw
確かに、なんとなく時代を思い出させる言葉ではあるな~と感じた次第です。
それに選ばれた
「ONE TEAM」
今までどんなに人気が低迷しても応援し続けて来たラグビーが、ここまで日の目を見ることに喜びしかありません。
いや~本当にラグビー日本代表の選手の皆さま、お疲れっした。
選考委員の姜尚中東京大学名誉教授の言葉も印象的。
「明暗がくっきりと際立った1年だった」と振り返った。
想定外の自然災害の連続や、いじめや政治のよどみが顕著だった1年だったことを指摘し「たとえて言えばしらじらしい闇が広がり、弾けるような流行語・新語が誕生しなかった」。
その闇を払ってくれたのが「ラグビーの思っても見なかった大活躍と国民的熱狂」とし、「この『明』がなかったら今年は不作の年だった。ラグビーさまさまの1年だった」と話した。
レターにも書いたけど、僕もほんと最悪な上半期だった2019年。
日本ラグビーから勇気と感動をもらえて、下半期頑張れたところも正直ある。
彼らとはレベルが違うけど、こんな僕でも近しい人達に、勇気と感動を与えられるようなビジネスマンでありたいなーと。
やはり、それが一番モチベーションになる。
「三浦さんの姿を見て」
「三浦さんのおかげで」
「三浦さんも辛そうだけど頑張ってるから、俺も」
うん。来年からじゃなく今年もまだ残ってる。
やれることをやろう。
今日は1つ、素敵な書籍をご紹介しようかなーと。
なんか、最近はあまり書籍の話をしてないことに気づいた。
ですが、僕は相変わらずのペースで読んでおります。
今日、紹介したい本はこれ。
池上彰先生の多分、最新刊。
「日本の戦後を
知るための12人」
というもの。
軽い気持ちで読み始めたら、面白すぎて止まらなくなり一気に読み上げました。
(1つコンテンツ作りを明日に繰り越しw)
本当に、池上先生は分かりやすい。
オリラジのあっちゃんのYouTubeコンテンツは、ほぼ池上先生の本を読んでの感想だ。
(別に悪いと言っている訳ではないです)
今回の書籍で凄く面白かったのは
「企画」
です。
この12人の選定基準が面白かった。
マジで企画勝ちの書籍だと思う。
その12人の選定基準とは、
「毀誉褒貶」
これ、「きよほうへん」と読みます。
・・・かなりのキーワードであり、1P目から出てくる言葉だが、
読めずにすぐに検索して調べてしまった。。
それにしても、読めない言葉を検索するのはめんどいw
毀誉褒貶とは、
・ほめたりけなしたりすること
という意味で使われることが多いらしいが、今回の意味はこっちで使われている。
・ほめたりけなしたりする世間の評判
つまり、ただ単に「優秀な人」ではなく、
改革者であったけど、同時に悪い一面もあった人を選んでいる。
読んでみた思ったけど、やっぱそういう少し変わった評価の人の方が
「人間臭い」んですよね・・・
僕みたいな人間は共感・共鳴するところが異常に多い。
まあ、御託を並べるより名前を書いた方が早いと思うので書きます。
■ 田中角栄
■ 江副浩正
■ 小泉純一郎
■ 中内功
■ 渡邉恒雄
■ 堤清二
■ 村上世彰+堀江貴文
■ 石原慎太郎
■ 池田大作
■ 上皇陛下+上皇后・美智子さま
いやはや、、なんとも「濃い」人選である。
簡単に説明できないけど、できるだけ短めに説明します。
■ 田中角栄
今でも続く「日本列島改造論」を提唱した、戦後最大のカリスマ元首相。
ただ、ロッキード事件でお金の問題で控訴される。
最終判決が出る前に亡くなる……
(名誉のために亡くなるまで判決を伸ばしたという説も)
■ 江副浩正
「日本株式会社の人事部」を自認するリクルートの創立者。
「情報を売る」ということを最初に目を付けた天才。
ただし、政財界を巻き込みまくったリクルート事件、戦後最大の汚職事件を起こす。
■ 小泉純一郎
「郵政民営化!」
「自民党をぶっ壊す!」
天才的な演説をするこれまた戦後最大の人気の元首相。
ただ、今の原発問題やかんぽ生命の強引な勧誘など、今でも残っている問題を種付した張本人でもある。
■ 中内功
ダイエー創始者。
今、僕らがあらゆるものを安く手に入れられるのは、彼が既存のルールや大手メーカーと戦ってくれたから。
(松下電器との論争は最も激しかった)
ただし、圧倒的な恐怖政治のため誰も彼に意見を言えるものがなく、
時代の流れに取り残されダイエーグループは崩壊の道を辿ることになる。。
■ 渡邉恒雄
「ナベツネ」という愛称で有名。
マスコミ界のドン。
本来は優秀なジャーナリストであったが、政治との繋がりによって、欲が芽生え様々な混乱を。。
先日亡くなった、中曽根元首相を世に出した人物でもある。
■ 堤清二
元セゾングループ代表。
西武グループを大きくした立役者。
現状に満足せず絶えず「自己否定」を繰り返し、無印やLOFT、PARCOなどを生んだ。
しかし、父や異母弟の複雑な関係から自分を見失うことが多く、インターコンチネンタル系のホテルの買収が結果アダとなり崩壊の道へ……
■ 村上世彰+堀江貴文
90年代末に到来したITバブルに波に真っ先に乗った時代の寵児。
ただ、絶えず「金儲け至上主義」と世間から言われ非難される一面も。
2人とも実刑をくらうが、今では東京地検特捜部の見せしめだったのでは?という説もチラホラ。
■ 石原慎太郎
暴言と思いつきの長期都政を敢行。
「おばあさん仮説」なる、ここにも書きたくないくらい酷い内容を平気で発言する
「意識過剰」じゃなく「無意識過剰」なる人物。
作家としての顔もあり、「太陽の季節」で芥川賞を受賞したのが1956年。
それまで芥川賞や直木賞は凄く地味なものであったが、彼のこの作品を機に「賞」としての権威は上がっていく。
個人的には、これ以外何もいいことしてないと思う、12人の中で1番
「???」がつく人物。
■ 池田大作
創価学会名誉会長。
「公明党」が政治に入るキッカケを作った人物。
会員数も一番伸ばしたカリスマ。
(宗教系なので軽くにしておきます)
■ 上皇陛下+上皇后・美智子さま
他の方とやはりテイストは違うが、個人的には1番考えさせられる方たちでした。
ネットの誹謗中傷なんて可愛いもんだと思った。
余りにも酷い誹謗中傷で美智子さまは一時期声が出ない病気になるほど……
明治天皇も大正天皇も昭和天皇も前の憲法の中でも即位。
そういう意味では「象徴」としての初めての天皇ということもあり
かなり苦しまれてたことが分かった。。。
以上です。
いや~~ 一気に読んでいしまいました。
特に最後の上皇陛下+上皇后・美智子さまのPARTは軽く涙してしまいました。。
知っている人も多いかと思いますが、僕は歴史が大好きです。
しかもかなり詳しい部類に入ると思います。
ですが、やっぱりそれって
「日露戦争」くらいまでなんです。
きっといろんな問題から大正くらいから昭和の戦後くらいまでは、余り教育も報道もされないからだと思います。
だけど、そこが1番大事なんですけどね・・・
正直、土器や古墳、戦国武将、幕末戦士なんか学ぶより
「なぜ、日本は太平洋戦争をせざるを得なかったのか?」
ということを1番に教育すべきだと思うんです。
だけど、マジでそこらへんの良い書籍ってない。
でも、やっぱさすが池上彰さん。
良い書籍たくさんありますぜー
来年の僕の活動の大事なテーマに、
「解釈」
「編集」
なるものがあります。
この前のシークレットセミナーで話した「マーケティング」であったり、先月の勉強会の「コピーライティング」とか、ぶっちゃけ、学び出したらドツボにはまることになる。
そのくらい学ぶべきことが膨大なテーマです。
僕らの本音は、別に
・マーケティングマスターになりたい
とか、
・コピーライティングマスターになりたい
という訳じゃないと思います。
(中にはいるかもだけど)
それよりも、ビジネスで成果が出るために必要な最低限の
・コピーライティング
・マーケティング
を、学びたい人の方が圧倒的に多いはず。
だから難しい書籍やコンテンツと皆様の間に
「三浦というフィルターがいる意味」って出てくると思うんです。
僕のセミナーを、マーケティングのプロやコピーライティングのプロが聞いたら
笑っちゃうでしょう。
怒る人すらいそうだ。
「そんなのマーケティングじゃない!」ってね。
だけども、お客様の中にはそういうプロの人たちよりも
三浦の解釈の方が
「分かりやすい」
「実践しやすい」
と思う人が多いと思う。
そういう力をもっと付けるには池上彰さんの「説明力」は凄く勉強になります。
指導者の方やコミュニティ運営者の方、、
ご参考までに、、です。
では!