Business Mind

Do you like 「カラオケ」〜?

 

「恋する〜フォーチュン〜クッキ〜〜」

「ありのままの〜〜 姿見せるのよ〜〜」

「家族に〜なろう〜よ〜」

 

・・・最後は僕の好きな福山雅治の歌で・・・

・・・失礼致しました。

 

メルマガ読者様、、金土日と怒濤のセールスメールにお付き合い頂き誠にありがとうございました。

たくさんの人に解除されたので、新生三浦に相応しく、またインターネットビジネスから遠そうな話題で繋ぎます 笑

 

というのは冗談で、、

今、新しくあるカラオケ機器メーカーさんの仕事をアドバイスさせて頂いております。

 

まあ、すべては話せませんが、話せる範囲で行きましょうか!

 

「カラオケ」 本当に日本人大好きです。

忘年会・新年会・久しぶりの同窓会、合コン、2次会でカラオケ以外の選択肢を探す方が難しい。

カラオケがここまでメジャーになるまでは、ボーリングやビリヤード・卓球とかが2次会の顔だったのでしょうか?

あっ、僕よりも歳上はディスコか? 今度、まさか王にでも聞いてみよう。

まさか王とディスコほど親和性が無いものもありませんが。

ま、オシャレにダーツやクラブでナンパ・・・なんて選択肢もありますが、

 

まあ「カラオケ」の王道ぶりはヤバい。

博報堂時代、凄く優秀なマーケッターがいて、その人は優秀過ぎて、今、トヨタのマーケティング会社に引き抜かれておりますが、その彼が珍しく見誤ったのがこの「カラオケ」人気。

 

というのも、カラオケが人気が出始めた頃、彼は声高に

 

「日本人は世界でもTOPクラスにシャイな人種。カラオケなんて流行る訳が無い!」

 

と言っておりました・・・

あれが最初で最後の、彼のドンズベリ予想で、よく飲みネタに使われておりました。

僕が半沢直樹のOA前に「絶対すべる!」と言っていた以上にすべっていたように思います 笑

 

とにもかくにも、皆さんの生活の一部と言っていいほど食い込んでいるカラオケ、逆に音痴がコンプレックスで、カラオケの時間が苦痛でしようがない、、という人はひたすらタンバリンを叩いたり、酒に逃げて酔っ払う始末。

 

本当に面白いです。

 

また、人間性も見えますね。

 

・最初は絶対歌わない人

・けれど、場が暖まって来たらマイクを渡さない人

・どう考えてもキー間違っているだろう? と低温ボイスなのに「ゆず」とかをシャウトする人

・歌以上に振り付けばかり気にしている人

・ゴールデンボンバの盛り上がった後にバラードを差し込める勇気がある人

・「えり〜マイラバー ソースィー〜〜」byサザンの名曲  と「えり〜」のところを一緒にいる女の子の名前に差し替えるくっそサブイ奴

 

いや〜〜例を挙げたらキリがない。

おっと、いかんいかん・・・また悪い癖が。

今、仕事になりそうな企業はカラオケ機器メーカーになります。

 

カラオケ機器メーカーは、第一興商(DAM)・エクシング(JOY SOUND)・UGAが挙げられる。

この3社で多分市場の90%は占めております。

 

それぞれ機器の特徴は、

■DAM= 高級・高音質・採点サービスが人気・だけど1番高額

■JOY SOUND= 曲数の多さ+本人映像多し+アニソンとかを押さえていて今元気

■UGA=後発組 圧倒的な曲数。価格戦略の為に「音質」を捨てた。つまり音質は悪い。

 

簡単に言うとこんな感じ。

 

ま、ありがちっすね。

王道のDAMがいて、価格戦略とニッチなターゲットをうまく囲い込んでいるJOY SOUND。

そして1番後発なUGAがテレビ広告を大量に投下し、一瞬元気になるもやはり空虚な戦略=コアファンをシカトしているので今、ジリ貧・・・みたいな。

 

カラオケに限らずどの業界にも当てはまりそうな構造です。

 

中でも第一興商の強みは何と言っても、自分たちの直営店である、「ビッグエコー」というカラオケBOXを持っているところです。

機器だけでなく箱も持っているのは唯一、第一興商だけ。

 

カラオケ館・カラオケの鉄人・SHIDAXはあくまでも箱だけであって、機材は上記3社から買い取りorリースになる。

 

さらに言うとビッグエコーの特徴は、ちょっと前流行った英会話スクールの「駅前留学」作戦。

 

つまりビッグエコーはとにかく、駅の近くに場所を押さえます。

駅前にはビッグエコーが必ずある・・・すぐに終電で帰れる。

 

ということはサラリーマンの最高のパートナー!

これが功を奏して来た時代から・・・今は逆にこれがネックにもなっている。。

 

さ〜て、この辺から面白くなって来ますよ〜

 

機器メーカーNO1=第一興商=DAMが苦戦を強いられ、他の2社が元気な状態が見られます。

 

「パワーバランスの変化」

 

これがテーマです。

勘が鋭い方ならもう分かるかな???

 

さて、気になる続きは、また明日!

 

・・・・一度こういうのやってみたいな。。

 

どうも僕は出し惜しみを出来ず、、というのは完全に話したがり屋なんです。

 

「三浦〜この話、、絶対内緒だよ〜〜お前だけに話すからさ・・・」

 

・・・・何度裏切ったことか。。。

 

途中からそのフレーズが出たら、

 

「すまん。約束できない。だけど聞きたいから教えろ」

 

とジャイアン状態でしたけど。

これまた話がずれるので。

かなり混み行った話なのですべては1日で話せませんが、もう少しお付き合い下さい。

 

つまり都市型戦略を取って上昇気流に乗っていた第一興商の今1番のライバルは、

 

「SHIDAX」=箱 なんです。

 

今までは、機器メーカー > 箱 の関係でした。

 

そりゃあそうだ。箱を作っても機器がなかったらカラオケBOXにならない。

だから箱は機器メーカーにペコペコしながら、1円でも安く仕入れたい。

 

機器メーカー = 特に第一興商は、自分たちのビッグエコーもあるから、そんな安売りをしなくてもよかったし、何よりも競合よりも圧倒的な品質があったので、強気強気。

競合=JOY SOUND ・UGAの台頭 でも品質に勝っていたDAMは圧勝。

だけど技術はいずれ追いつかれる。。。

 

競合との差別化が図れなくなった時に・・・

そう「箱」は選べる状態になる。

別にNO1のDAMじゃなくても他にあれば・・・

 

これ、メーカーと流通の話と全く一緒。

SONYのテレビがSONYの直営店の電気屋でしか買えなかった時代から、百貨店はもちろん、YAMADA電機みたいなお化け流通が出て来ると、とにかくそこに「置いてもらう」ということが重要になる。

セブンイレブンにすべての缶コーヒー・お茶を並べられない。

 

「流通」=「箱」が選べる状態。。。

 

この構造になるとメーカーは辛いんですよ。

日本って、問屋制が根強くて流通メーカーがアメリカほど強く無いから、なんとなくメーカー主体のところが未だにあります。

先日仕事した、夢ノート独占販売のAEONやライバルであるセブンイレブンは、多分それぞれシェア10%程度。

 

そうなるとメーカーは「AEONに置いてもらえないのは辛いけど、、ま、いっかー」となります。

だけど、アメリカのウォールマートはなんとアメリカの流通市場の30%を占めております。

 

そうなると、どういうことが起こるか?

 

「ヤバイ、、ウォールマートに嫌われたら商品が売れない・・・」

 

AEONやセブンは当然この戦略を狙っております。

だからM&Aでガンガン大きくなろうとしている。

 

SHIDAXの成功はまさにこれと同じです。

SHIDAXは逆に都市型を捨て、地方に強化したり駅から離れているところにカラオケ都市的な存在で立ち始めました。

 

そして何よりも「食事がうまい!」という噂が口コミを呼びます。

「カラオケBOX」というより「エンターテイメント空間」としての戦略を取ります。

 

サラリーマンの2次会以外の客、昼間の主婦・学生、、そういったカラオケ以外での快適空間として人気が出始める。

地方のSHIDAXには託児所もあったりするほど。

 

これは凄い。

 

で、SHIDAXは別にDAMだろうがJOY SOUND だろうがUGAだろうがなんでもいい。

だいたいは3機器全部入っていてお客様が選べる状態ですが。

 

ただ、そこで部屋によって金額が変わって来ます。

DAMの部屋が1番高い・・・そうなると・・・ですよね。

 

つまり、機器 > 箱 だったのが、機器 < 箱 になりつつある。

 

そこで、第一興商が取るべき戦略は?

さすがにまた超絶長くなったので、続きはまたにさせて下さい。

ある程度の結論で締められたので・・・お許しを。。

 

では!

 

PS

以下、内輪ネタ。

僕の周りにはカラオケがウマい人が多いです。

なんでだろう?

 

小玉さんはカラオケがうまいです。

富松は「X」をシャウトします。

あんなにもとの声が小さいのに。

まさか王は・・・知りません。

どうやらベストテンがどうのこうの・・と良く分からないのでシカトしてます。

先日Youtube研究会でSkype音声をやった物販の君嶋はもう・・ヤバいです。

多分女性はイチコロになります。

ヒデちゃんは、死んでも歌いません。

歌うんだったら寝る方を選びます。

ヒデちゃんの一番弟子のヒロキは、音痴コンプレックスで、今、歌の練習に通っております (マジか・・・・)

 

パートナーの佐藤さんは、博報堂時代、大嫌いだったのに、今じゃ趣味に変わってます。

この前、風邪ひいてたとき、

「三浦、、ノドが潰れたら生きて行けない・・・」

 

そこら辺のエセアーティストみたいな台詞をほざいておりました。

・・・・カラオケにまつわるエピソード、、止まりません。

 

どうでもいい報告でした。

 

 

ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。